ウマゾーです。
いつも、読んでいただいてありがとうございます。
今回は、天皇賞春2021について考えてみたいと思います。
天皇賞春2021の出馬表
天皇賞春2021には17頭が登録し、17頭全頭が出走してきました。
現在のところ、1人気はディープボンド、2人気はアリストテレス、3人気はワールドプレミアとなっています。
枠 | 馬番 | 馬 名 | 性齢 | 斤量 | 騎手 | 調教師 | 馬主 |
1枠 | 1番 | ワールドプレミア | 牡5 | 58.0kg | 福永 祐一 | 友道 康夫 | 大塚 亮一 |
1枠 | 2番 | アリストテレス | 牡4 | 58.0kg | C.ルメール | 音無 秀孝 | 近藤 英子 |
2枠 | 3番 | カレンブーケドール | 牝5 | 56.0kg | 戸崎 圭太 | 国枝 栄 | 鈴木 隆司 |
2枠 | 4番 | シロニイ | 牡7 | 58.0kg | 松若 風馬 | 池江 泰寿 | 金子真人ホールディングス(株) |
3枠 | 5番 | ディアスティマ | 牡4 | 58.0kg | 北村 友一 | 高野 友和 | (有)サンデーレーシング |
3枠 | 6番 | マカヒキ | 牡8 | 58.0kg | 藤岡 康太 | 友道 康夫 | 金子真人ホールディングス(株) |
4枠 | 7番 | ユーキャンスマイル | 牡6 | 58.0kg | 藤岡 佑介 | 友道 康夫 | 金子真人ホールディングス(株) |
4枠 | 8番 | ディバインフォース | 牡5 | 58.0kg | 武 豊 | 寺島 良 | 吉田 晴哉 |
5枠 | 9番 | ジャコマル | 牡7 | 58.0kg | 横山 和生 | 松永 幹夫 | 晴間 芳次 |
5枠 | 10番 | ゴースト | せん5 | 58.0kg | 鮫島 克駿 | 橋口 慎介 | 西村 健 |
6枠 | 11番 | メイショウテンゲン | 牡5 | 58.0kg | 酒井 学 | 池添 兼雄 | 池添 兼雄 |
6枠 | 12番 | ディープボンド | 牡4 | 58.0kg | 和田 竜二 | 大久保 龍志 | 前田 晋二 |
7枠 | 13番 | ナムラドノヴァン | 牡6 | 58.0kg | 内田 博幸 | 杉山 晴紀 | 奈村 信重 |
7枠 | 14番 | ウインマリリン | 牝4 | 56.0kg | 横山 武史 | 手塚 貴久 | (株)ウイン |
8枠 | 15番 | オセアグレイト | 牡5 | 58.0kg | 横山 典弘 | 菊川 正達 | IHR |
8枠 | 16番 | メロディーレーン | 牝5 | 56.0kg | 池添 謙一 | 森田 直行 | 岡田 牧雄 |
8枠 | 17番 | オーソリティ | 牡4 | 58.0kg | 川田 将雅 | 木村 哲也 | (有)シルクレーシング |
オルフェーヴル産駒が3頭集められた8枠は気になりますね。
阪神開催の天皇賞春からのサイン
1984年に天皇賞春がG1になってから、阪神競馬場で天皇賞春が行われたのは1994年の1回だけ!
では、1994年の天皇賞春の結果を見てみましょう。
1994年天皇賞春(11頭立て)
1着 ビワハヤヒデ 牡5 58㎏ 8枠11番(逆1番)岡部幸雄騎手 1人気
前走 京都記念(阪神2200m・別定)1人気1着
前々走 有馬記念(中山2500m)1人気2着
1993年菊花賞馬
2着 ナリタタイシン 牡5 58㎏ 6枠6番(逆6番)武豊騎手 2人気
前走 目黒記念(東京2500m・ハンデ)2人気1着(ゾロ目)
前々走 菊花賞(京都3000m)3人気17着
1993年皐月賞馬
3着 ムッシュシェクル 牡7 58㎏ 5枠5番(逆7番)藤田伸二騎手 3人気
前走 阪神大賞典(中京2800m・別定)1人気1着
前々走 日経新春杯(阪神2500m・ハンデ)3人気1着
阪神開催となった1994年天皇賞春を制したのは、前年の菊花賞を勝っていたビワハヤヒデ。
ビワハヤヒデは、京都から阪神替わりとなった京都記念を1人気で勝利し、1994年天皇賞春に出走していた馬。
また、ビワハヤヒデは阪神競馬場では3戦3勝の馬でした。
2着になったナリタタイシンは、前年の皐月賞馬。
阪神競馬場では、500万下条件戦の千両賞で2着に入っている馬で、菊花賞で17着に惨敗した後、ハンデ重賞の目黒記念でゾロ目で勝っています。
3着に入ったムッシュシェクルは、1500万下条件戦を勝たずに、アルゼンチン共和国杯、 日経新春杯、阪神大賞典とG2を3連勝していた馬。
結局、1994年天皇賞春は1人気、2人気、3人気と人気決着で終了しています。
1994年天皇賞春の結果からは、G1実績のある馬、阪神コースで実績のある馬あたりが気になります。
天皇賞春2021の出走馬では、ワールドプレミア、ディアスティマあたりでしょうか。
最後に
京都から阪神替わりとなった天皇賞春2021ですが、京都から阪神替わりとなった京都記念組は1頭も出走していません。
ただし、変則開催なので、前年から何らかの変更があったレースで連対してきた馬を狙ってみたいと思います。
候補は、京都2400mから阪神3200mに変更された松籟ステークス1着馬のディアスティマ、京都3000mから中京3000mに変わった万葉ステークス1着馬のナムラドノヴァンあたりでしょうか。
ただし、土曜日のテレビ東京杯青葉賞で1着となったワンダフルタウンが今年未出走だったこと、同枠のアランデルが今年勝っていない馬というのは気になります。
天皇賞春2021の出馬表を見ると、2枠と5枠だけが今年勝っていない馬が集められた枠となっています。
牝馬が中々勝てない天皇賞春というのは重々承知していますが、変則開催ということで、カレンブーケドールを軸にしてみたいと思います。
カレンブーケドールの同枠のシロニイが、京都2400mから阪神3200mに変更された松籟ステークスでワイドゾロ目の4着、阪神大賞典でも4着と同じ着順を刻んでいるのも、いい感じです。
相手は、オルフェーヴル産駒が3頭集まった8枠から、ハンデ重賞のアルゼンチン共和国杯を勝ってきたオーソリティ、京都3000mから中京3000mに変わった万葉ステークス1着馬のナムラドノヴァン、京都2400mから阪神3200mに変更された松籟ステークス1着馬のディアスティマあたりを。