ウマゾーです。
いつも、読んでいただいてありがとうございます。
今回は、エリザベス女王杯2020、福島記念2020、東京中日スポーツ杯武蔵野ステークス2020、デイリー杯2歳ステークス2020の回顧を行いたいと思います。
エリザベス女王杯2020の回顧
エリザベス女王杯2020は、ラッキーライラックの連覇という結果になりました。
裏開催が4回阪神の福島1800mの松島特別で1着となっているミスニューヨークが、同枠になっているのがポイントですよね。
また、新設された新潟2200mの新潟牝馬ステークスで1人気2着だったエスポワールと同枠になっているのも大きかったのでしょうね。
エリザベス女王杯2020の2着馬は、アイルランドトロフィー府中牝馬ステークス1着のサラキア。
サラキアは、2019年エリザベス女王杯の1着対角馬で、同枠には、新設された新潟2200mの新潟牝馬ステークスで1着になっていたウラヌスチャームがいました。
サラキアが勝ったアイルランドトロフィー府中牝馬ステークスは8頭立てで、枠連がない特殊なレースというのも意味があったのかも知れません。
3着に入ったのは、前年のエリザベス女王杯で3着だったラヴズオンリーユー。
ラヴズオンリーユーは、2019年エリザベス女王杯の1着平行配置馬でしたが、2019年エリザベス女王杯と同じ馬番に入った時点で、3着確定だったのかも知れません。
3歳馬は、4着のウインマリリンが最高順位でした。
ウインマリリンはラヴズオンリーユーと同枠というのがミソなんでしょうね。
でも、所詮は3着同枠の4着です。
福島記念2020の回顧
福島記念2020は、2人気で函館記念3着馬のバイオスパークが1着。
バイオスパークは、福島で2戦1勝の馬。
そして、福島で敗れた未勝利戦も1着平行配置でした。
バイオスパークは、和田竜二騎手から池添謙一騎手に乗り替わっていますが、ここがポイントかも。
前日の土曜日のデイリー杯2歳ステークス2020で、福永祐一騎手騎乗のレッドベルオーブが勝ちましたが、福永祐一騎手は土曜日開催の鳴尾記念も勝っています。
鳴尾記念の翌日の日曜日には安田記念があり、池添謙一騎手騎乗のグランアレグリアが勝利!
これって、偶然?
福島記念2020で2着になったのは、1人気のヴァンケドミンゴ。
こちらは、4回阪神に行われた七夕賞の3着馬です。
ヴァンケドミンゴは、福島で5戦4勝の馬でしたが、敗れた七夕賞が連対馬の筋配置になっていない馬。
そして、池添謙一騎手騎乗でグランアレグリアが勝った安田記念で、2着に入ったのが、1人気のアーモンドアイだったというのも意味があるかも…
3着に入ったテリトーリアルは、ラフィアンが馬主のマイネルハニーの同枠馬。
2着に、ラフィアンが馬主のマイネルファンロンと同枠のヴァンケドミンゴが入っているというのも大きかったのかも知れませんね。
東京中日スポーツ杯武蔵野ステークス2020の回顧
土曜日に行われた東京中日スポーツ杯武蔵野ステークス2020は、4回阪神4日に行われたプロキオンステークス1着馬のサンライズノヴァが1着。
サンライズノヴァは、G1になると、今一歩のイメージしかありませんが、トライアルは強いですね。
2着に入ったのは、11番人気の伏兵であるソリストサンダー。
ソリストサンダーも、裏開催が4回阪神だった函館1700mの2勝クラスの駒場特別を勝っている馬でした。
3着になったのは、4回阪神4日に行われたプロキオンステークス2着馬のエアスピネル。
結局、このレースは4回阪神で連対した3頭で3着までを独占されました。
デイリー杯2歳ステークス2020の回顧
デイリー杯2歳ステークス2020は、1人気のレッドベルオーブが1着で、2着も2番人気のホウオウアマゾンという固い決着でした。
レッドベルオーブは、前走で中京1600mの未勝利戦を勝ってきた馬。
一方、2着になったホウオウアマゾンは、中京1600mに変更された野路菊ステークスを勝っていた馬でした。
つまり、同じ中京1600mという同じ土俵で勝ってきた馬が、共に連対したことになります。
同じ中京1600mを勝ってきた馬同士ならば、ホウオウアマゾンの方が上位と考えましたが、レコード勝ちという付加価値が、順位を逆転させたのでしょうね。
ホウオウアマゾンは、4回阪神を勝ってきた馬だったので、軸にするには手頃な馬でしたが、あまり伸びしろがなさそうな馬ですね。
3着に入ったのは、ホウオウアマゾンが勝った4回阪神の未勝利戦の2着馬でもあったスーパーホープ。
4回阪神の未勝利戦で敗れたことが、3着に終わった要因でしょうね。
アイルランドトロフィー府中牝馬ステークスを8頭立てで勝ったサラキアが、G1のエリザベス女王杯2020で2着に連対しましたが、8頭立てのデイリー杯2歳ステークス2020で勝利したレッドベルオーブも注目の馬になりそうです。
最後に
ジャパン・オータムインターナショナル第1弾のエリザベス女王杯2020で、3歳馬が全滅したことは、意味がありそうですね。
ただし、敗れた3歳馬はG1馬ではないので、このあたりが難しいところ。
マイルチャンピオンも、京都ではなく、阪神開催となりますが、どうなんでしょうね。