ウマゾーです。
いつも、読んでいただいてありがとうございます。
今回は、エリザベス女王杯2020について考えてみたいと思います。
エリザベス女王杯2020の出走予定
エリザベス女王杯2020の出走予定は19頭。
3冠牝馬のデアリングタクトは登録すらしていません。
大阪杯を勝ったラッキーライラックあたりが人気を集めそうですね。
馬 名 | 性齢 | 斤量 | 想定騎手 | 調教師 | |
1 | ウインマイティー | 牝3 | 54.0kg | 和田 竜二 | 五十嵐 忠男 |
2 | ウインマリリン | 牝3 | 54.0kg | 横山 武史 | 手塚 貴久 |
3 | ウラヌスチャーム | 牝5 | 56.0kg | 斎藤 新 | 斎藤 誠 |
4 | エスポワール | 牝4 | 56.0kg | 武 豊 | 角居 勝彦 |
5 | カーロバンビーナ | 牝5 | 56.0kg | 戸田 博文 | |
6 | サトノガーネット | 牝5 | 56.0kg | 坂井 瑠星 | 矢作 芳人 |
7 | サムシングジャスト | 牝4 | 56.0kg | 松山 弘平 | 松田 国英 |
8 | サラキア | 牝5 | 56.0kg | 北村 友一 | 池添 学 |
9 | シャドウディーヴァ | 牝4 | 56.0kg | 内田 博幸 | 斎藤 誠 |
10 | センテリュオ | 牝5 | 56.0kg | 戸崎 圭太 | 高野 友和 |
11 | ソフトフルート | 牝3 | 54.0kg | 福永 祐一 | 松田 国英 |
12 | ノームコア | 牝5 | 56.0kg | 横山 典弘 | 萩原 清 |
13 | ミスニューヨーク | 牝3 | 54.0kg | 長岡 禎仁 | 杉山 晴紀 |
14 | ラヴズオンリーユー | 牝4 | 56.0kg | M.デムーロ | 矢作 芳人 |
15 | ラッキーライラック | 牝5 | 56.0kg | C.ルメール | 松永 幹夫 |
16 | リアアメリア | 牝3 | 54.0kg | 川田 将雅 | 中内田 充正 |
17 | リュヌルージュ | 牝5 | 56.0kg | 団野 大成 | 斉藤 崇史 |
18 | リリーピュアハート | 牝3 | 54.0kg | 藤原 英昭 | |
19 | ロサグラウカ | 牝5 | 56.0kg | 幸 英明 | 尾関 知人 |
参考 netkeiba
2012年と2018年のエリザベス女王杯からのサイン
今年は牝馬3冠が誕生した年ですよね。
牝馬3冠を達成したのは、1986年のメジロラモーヌ、2003年のスティルインラブ、2010年のアパパネ、2012年のジェンティルドンナ、2018年のアーモンドアイ、2020年のデアリングタクトの6頭だけ!
メジロラモーヌは、桜花賞、オークス、エリザベス女王杯を制し、3冠牝馬になった馬なんですが、今と異なり、その時代には古馬の牝馬G1なんてものはなく、有馬記念に出走して引退しています。
スティルインラブとアパパネの2頭は、次走に王道の古馬の牝馬G1であるエリザベス女王杯を選択しましたが、残念ながら、戴冠とはいきませんでした。
残ったジェンティルドンナとアーモンドアイなんですが、次走でジャパンカップに出走し、優勝しちゃってます。
多分、ジェンティルドンナとアーモンドアイを意識したんでしょうね。
デアリングタクトも次走でジャパンカップに挑戦するみたいなんですが、どうなんでしょうね。
さて、ジェンティルドンナとアーモンドアイの2頭と同じように、デアリングタクトもエリザベス女王杯に登録しなかったということは、今年は秋華賞馬、しかも、3冠牝馬不在のエリザベス女王杯ということになります。
ジェンティルドンナとアーモンドアイが出走しなかった2012年と2018年のエリザベス女王杯が参考になるはず!
2012年エリザベス女王杯(16頭立て)
1着 レインボーダリア 牝5 56㎏ 8枠15番(逆2番)柴田善臣騎手 7人気
前走 府中牝馬ステークス(東京1800m・指定・別定)9人気4着
前々走 北海道新聞杯クイーンステークス(札幌1800m・特指・別定)3人気4着(2着同枠)
2011年エリザベス女王杯(京都2200m)17人気5着(1着平行)
2着 ヴィルシーナ 牝3 54㎏ 6枠12番(逆5番)内田博幸騎手 1人気
前走 秋華賞(京都2000m)2人気2着
前々走 関西テレビ放送賞ローズステークス(阪神1800m・指定・馬齢)2人気2着
3着 ピクシープリンセス 牝4 56㎏ 3枠6番(逆11番)M.デムーロ騎手 5人気
前走 1000万下条件戦・平場(京都2400m)1人気1着
前々走 1000万下条件戦・有松特別(中京2000m)2人気3着
2012年エリザベス女王杯は、前年のエリザベス女王杯で1着平行の5着だったレインボーダリアが1着。
レインボーダリアは、重賞初制覇がG1となっています。
2着に入ったのは、牝馬3冠で2着続きだった3歳牝馬のヴィルシーナ。
2018年エリザベス女王杯(17頭立て)
1着 リスグラシュー 牝4 56㎏ 6枠12番(逆6番)モレイラ騎手 3人気
前走 アイルランドトロフィー府中牝馬ステークス(東京1800m・指定・別定)2人気2着
前々走 安田記念(東京1600m)6人気8着
2017年エリザベス女王杯(京都2200m)7人気8着(1着同枠)
2着 クロコスミア 牝5 56㎏ 5枠9番(逆9番)岩田康誠騎手 9人気
前走 アイルランドトロフィー府中牝馬ステークス(東京1800m・指定・別定)6人気5着
前々走 札幌記念(札幌2000m・特指・定量)11人気8着(2着同枠)
2017年エリザベス女王杯(京都2200m)9人気2着
3着 モズカッチャン 牝4 56㎏ 4枠7番(逆11番)M.デムーロ騎手 1人気
前走 札幌記念(札幌2000m・特指・定量)4人気3着
前々走 ドバイシーマクラシック(メイダン2410m)4人気6着
2017年エリザベス女王杯(京都2200m)5人気1着
2018年エリザベス女王杯は、前年のエリザベス女王杯で1着同枠の8着だったリスグラシューが1着。
2着は、前年のエリザベス女王杯で2着だったクロコスミア。
この2年の結果を見ると、3歳馬はG1で実績のある馬以外は厳しい感じ。
また、2012年と2018年のエリザベス女王杯では、前年のエリザベス女王杯で1着だった馬ではなく、筋の馬が1着となっています。
2019年エリザベス女王杯で1着だったのはラッキーライラックでしたが、1着対角にはサラキア、1着平行にはラヴズオンリーユーがいましたね。
最後に
4回新潟5日に行われた新潟牝馬ステークスは、今年新設されたレースです。
エリザベス女王杯と同じ2200mという距離のレースなので、1着馬のウラヌスチャームや2着馬のエスポワールには注意が必要でしょう。
また、出馬表が出たら、再考したいと思います。