ウマゾーです。
いつも、読んでいただいてありがとうございます。
宝塚記念2020は、牝馬のクロノジェネシスが勝ちましたね。
夏は牝馬といいますが、まさしく、この格言どおりの結果ですよね。
今回は、宝塚記念2020の回顧を行いたいと思います。
宝塚記念2020の回顧
レース名には、それぞれ意味があります。
G1には、天皇賞や皐月賞、菊花賞といった「賞」が付くレース、スプリンターズステークスやフェブラリーステークスといった「ステークス」が付くレース、エリザベス女王杯や大阪杯といった「杯」の付くレースなどがあります。
そして、「記念」の付くレースは、G1には高松宮記念、安田記念、宝塚記念、有馬記念があります。
今年の高松宮記念は、牝馬のモズスーパーフレアが勝ち、2着も牝馬のグランアレグリアが入りました。
また、今年の安田記念は、牝馬のグランアレグリアが勝ち、2着は牝馬のアーモンドアイとなっています。
このため、宝塚記念2020ではクロノジェネシスとラッキーライラックの組み合わせを抑えたんですが、さすがに3匹目の「どじょう」はいませんでした。
クロノジェネシスの勝因は、京都2200mの京都記念を勝ったことが大きいでしょうね。
元々、阪神2200mで行われる宝塚記念は、京都2200mの京都記念や中山2200mのアメリカジョッキークラブカップの1着馬が連対するケースが多いレース。
しかも、2020年11月から2023年3月の期間は、京都競馬場整備工事が行われる予定になっているので、今年初めて特別指定交流競走で行われた京都記念というのは、大事なレースだったということでしょう。
2着に入ったキセキは、前年の宝塚記念2着馬。
宝塚記念2020と同じ賞金維持戦のG1では、フェブラリーステークスが前年覇者のインティを1着馬のモズアスコットの対角に配置し、天皇賞(春)ではフィエールマンの連覇を達成させ、ヴィクトリアマイルでは、前年の1着馬のノームコアを2着同枠に配置させています。
宝塚記念2020には、前年の1着馬のリスグラシューは出走していませんでしたが、2着馬のキセキ、1着平行配置にいたスティッフェリオが出走していました。
そして、前年の宝塚記念2着馬のキセキと1着平行配置だったスティッフェリオは、宝塚記念2020で、7枠同枠に!
結果は、キセキが前年の宝塚記念と同じ着順を刻んでいます。
3着に入ったのは、12人気のモズベッロ。
モズベッロは、京都2200mのエリザベス女王杯を制したラッキーライラックと同枠になったことも大きいですが、京都2400mの特別指定交流競走のハンデ戦である日経新春杯を勝ったことが良かったのでしょう。
日経新春杯も、来年は、京都競馬場整備工事の影響で、京都では開催されません。
最後に
宝塚記念が終了し、いよいよ夏競馬が本格的に始動します。
ただし、主催者は7月19日までは無観客競馬で実施することを発表しています。
無観客競馬で実施する間は、重賞レースは荒れないかもしれません。