ウマゾーです。
いつも、読んでいただいてありがとうございます。
オークス2020は、桜花賞馬のデアリングタクトが勝利!
デアリングタクトは、63年ぶりの無敗での牝馬2冠を達成しました。
出走取消戦でもなく、除外戦でもないのに、ステップレースを経ないデアリングタクトが牝馬2冠を達成するなんて…
今回は、オークス2020と平安ステークス2020の回顧を行いたいと思います。
オークス2020の回顧
オークス2020は、エルフィンステークス1着から桜花賞を制したデアリングタクトが優勝しています。
出走取消戦でもなく、除外戦でもないのに、デアリングタクトが1着になって、ビックリ!!
でも、レースが終わってから、オークス2020を考える上で、大事なレースは2009年オークスと2011年日本ダービーだったということがわかりました。
2009年オークスは、エルフィンステークス1着から桜花賞で2着となったレッドディザイアが出走していたレース!
レッドディザイアは、2009年オークスでも2着となっていますが、除外戦だから2着に来れたという解釈でした。
2009年オークスで、レッドディザイアはフラワーカップ1着馬のヴィーヴァヴォドカと同枠になっており、オークス2020でデアリングタクトが、フラワーカップ1着馬のアブレイズと同枠になっているという共通性があります。
また、2009年オークスでレッドディザイアは2枠3番に配置され、オークス2020でデアリングタクトは2枠4番に配置されるという枠の一致も見られます。
オークス2020では、染め分け帽戦という手法を使っていますが、2009年オークスでは除外戦の他にも、藤原英昭厩舎の馬が同枠に配置されるという特殊性がありました。
おそらく、染め分け帽戦が、デアリングタクトを1着にさせる禁断の一手だったのでしょう。
そして、2011年日本ダービーも、大切なレースでした。
2011年は、東日本大震災が3月11日に起こった年!
2011年日本ダービーを勝ったオルフェーヴルは、震災後に土曜日で行われたスプリングステークスで1着になった後、4人気で皐月賞を制し、1人気で日本ダービーを勝っています。
2着となったのは、G2のテレビ東京杯青葉賞を勝ったウインバリアシオン。
ウインバリアシオンと同一馬主のウインマリリンは、G2のサンケイスポーツ賞フローラステークスを勝利し、オークス2020で2着に!
ここまで考えないとダメだったということなんでしょうね。
オークス2020の3着馬は、ウインマリリンと同じ馬主のウインマイティー。
同一馬主のワイドで決着というオチでした。
平安ステークス2020の回顧
平安ステークスは、2013年に1月から5月に変更されたレースですが、平安ステークス2020の裏番組は1回新潟5日の大日岳特別でした。
2013年以降に平安ステークスの裏番組が1回新潟5日の大日岳特別だったのは、2013年のみ。
2013年の平安ステークスは増量馬で59キロの斤量を背負ったニホンピロアワーズが勝ちましたが、平安ステークス2020も59キロの斤量を背負ったオメガパフュームが勝っています。
2着となったのは、平安ステークス2020と同じフルゲート割れの平安ステークスとなった2016年の1着馬と同じ東海テレビ杯東海ステークスで連対していたヴェンジェンス!
2016年の平安ステークス1着馬のアスカノロマンが東海テレビ杯東海ステークスで1着だったのに対し、ヴェンジェンスは東海テレビ杯東海ステークスで2着だったので、平安ステークス2020でも2着になっています。
連対禁止の3着席には、58キロの斤量を背負ったG1馬のゴールドドリーム。
オメガパフュームとゴールドドリームの決着にはさせないという強い意志が感じられますね。
最後に
オークス2020で1人気のデアリングタクトが勝ったことで、日本ダービー2020で1人気が予想されるコントレイルに赤信号が灯りました!
オークスと日本ダービーで1人気が共に勝つことはないはずです。
では、また。