ウマゾーです。
いつも、読んでいただいてありがとうございます。
土曜日に行われた夕刊フジ賞オーシャンステークス2020はダノンスマッシュが勝利し、チューリップ賞2020はマルターズディオサが勝ちましたね。
また、レース名が変更された報知杯弥生賞ディープインパクト記念2020は、ディープインパクト産駒のサトノフラッグが勝利しています。
今回は、夕刊フジ賞オーシャンステークス2020、チューリップ賞2020、報知杯弥生賞ディープインパクト記念2020の回顧を行いたいと思います。
夕刊フジ賞オーシャンステークス2020の回顧
夕刊フジ賞オーシャンステークス2020は、1人気のダノンスマッシュが1着。
夕刊フジ賞オーシャンステークス2020と同様に、前年のスプリンターズステークス1着馬が出走した2012年の夕刊フジ賞オーシャンステークスで2着同枠に配置されていたのは、ダノンスマッシュと同じスプリンターズステークス3着馬のエーシンヴァーゴウでした。
エーシンヴァーゴウは、スプリンターズステークスで3着に入った後、シルクロードステークスに出走し、15着に惨敗していた馬。
余計なことをしたから、2着同枠に終わっているのでしょう。
一方、夕刊フジ賞オーシャンステークス2020で優勝したダノンスマッシュが出走した2019年スプリンターズステークスはゾロ目決着だったので、枠としては2番目の入着となり、その結果、順位が1つ上がったような気がします。
もちろん、ダノンスマッシュは指定交流競走の別定戦であるキーンランドカップを勝ち、スプリンターズステークスを3着した後、夕刊フジ賞オーシャンステークス2020に直接出走しているので、手順を踏んだうえで、余計なことをしなかったといえるでしょうね。
2着に入ったナックビーナスは、夕刊フジ賞オーシャンステークスで4年連続の2着に終わりました。
特別指定交流競走の別定戦であるリステッド競走のラピスラズリステークス(中山1200m)の1着歴だけでは、1着は厳しかったということでしょう。
連対禁止の3着席には、スプリンターズステークス1着馬のタワーオブロンドン。
G1馬には、G3の連対歴は必要ないということでしょう。
チューリップ賞2020の回顧
チューリップ賞2020は、4人気のマルターズディオサが1着。
阪神ジュベナイルフィリーズの1~3着馬が出走した2018年チューリップ賞の焼き直しといったところでしょうね。
2018年チューリップ賞は、阪神ジュベナイルフィリーズで2人気1着だったラッキーライラックが1着、阪神ジュベナイルフィリーズで4人気3着だったマウレアが2着、阪神ジュベナイルフィリーズで3人気2着だったリリーノーブルが3着でした。
一方、チューリップ賞2020では、阪神ジュベナイルフィリーズで6人気2着で、3着同枠だったマルターズディオサが1着、阪神ジュベナイルフィリーズで3人気3着で、2着同枠だったクラヴァシュドールが2着、そして、阪神ジュベナイルフィリーズで4人気1着だったレシステンシアが3着。
レシステンシアは、阪神ジュベナイルフィリーズで1人気で勝ったダノンファンタジーや2人気で勝ったラッキーライラックの劣化版なので、3着がふさわしいということなんでしょうね。
また、ハープスターと似た馬と考えたウーマンズハートは、筋の馬も連対していないことから、ハープスターとは違う馬ということなんでしょうね。
ハープスターがチューリップ賞まで1人気を維持していたのに対し、ウーマンズハートはデビュー戦で3人気だったことや阪神ジュベナイルフィリーズで2人気だったことが連対の型になれなかった理由なのでしょうね。
今後の課題となりました。
報知杯弥生賞ディープインパクト記念2020の回顧
報知杯弥生賞ディープインパクト記念2020は、唯一のディープインパクト産駒のサトノフラッグが勝利!
報知杯弥生賞ディープインパクト記念2020の出走馬の中で、1勝クラスを勝っている馬はサトノフラッグだけ。
チューリップ賞2020でも、1勝クラスの条件戦を勝っているマルターズディオサが勝っているので、桜花賞と皐月賞の前哨戦は1勝クラスがポイントかもしれません。
2着に入ったワーケアは、リステッド競走のアイビーステークスを勝利し、ホープフルステークスで3着になっていた馬。
新馬戦とアイビーステークスを勝ち、東京連勝歴のある馬ですね。
3着に入ったのは、中山2000mの芙蓉ステークスを勝っているオーソリティ。
レース名が変わったことで、軸にしましたが、連対禁止の3着席で終わっています。
結局、報知杯弥生賞ディープインパクト記念にレース名が変わっても、報知杯弥生賞の頃と本質は変わっていないじゃん、というのが正直な感想です。
最後に
無観客競馬となり、重賞は比較的固い決着で推移しています。
無観客競馬なので、派手な打ち上げ花火はしないということなのでしょうか。
主催者の意思なので、仕方がないですね。