アルゼンチン共和国杯2025(第63回)の考察

アルゼンチン共和国杯2025の出馬表

アルゼンチン共和国杯2025の登録馬は19頭。

 

19頭の登録馬のうち、レーベンスティールが回避し、18頭立てとなっている。

馬番 馬 名 性齢 斤量 騎手 調教師 馬主
1枠 1番 ワイドエンペラー 牡7 55.0kg 藤岡 佑介 藤岡 健一 幅田 昌伸
1枠 2番 ギャラクシーナイト 牡6 54.0kg 菅原 明良 菊沢 隆徳 ライオンレースホース(株)
2枠 3番 ローシャムパーク 牡6 59.5kg A.プーシャン 田中 博康 (有)サンデーレーシング
2枠 4番 サスツルギ せん5 54.0kg 北村 宏司 千葉 直人 (有)サンデーレーシング
3枠 5番 セレシオン 牡6 57.0kg 荻野 極 友道 康夫 (有)キャロットファーム
3枠 6番 ディマイザキッド 牡4 56.0kg 岩田 望来 清水 英克 嶋田 賢
4枠 7番 シュトルーヴェ せん6 59.0kg 鮫島 克駿 堀 宣行 村木 克子
4枠 8番 ボーンディスウェイ 牡6 57.0kg 木幡 巧也 牧 光二 平田 修
5枠 9番 ショウナンアデイブ 牡6 55.0kg 池添 謙一 高野 友和 国本 哲秀
5枠 10番 マイネルカンパーナ 牡5 56.0kg 津村 明秀 青木 孝文 (株)サラブレッドクラブ・ラフィアン
6枠 11番 ホーエリート 牝4 55.5kg 戸崎 圭太 田島 俊明 吉田 晴哉
6枠 12番 プラダリア 牡6 58.0kg 亀田 温心 池添 学 名古屋友豊(株)
7枠 13番 ミステリーウェイ せん7 56.0kg 松本 大輝 小林 真也 (有)社台レースホース
7枠 14番 ボルドグフーシュ 牡6 58.0kg 横山 武史 宮本 博 (有)社台レースホース
7枠 15番 メイショウブレゲ 牡6 55.0kg 石橋 脩 本田 優 松本 好隆
8枠 16番 ニシノレヴナント せん5 56.5kg 野中 悠太郎 上原 博之 西山 茂行
8枠 17番 ハギノアルデバラン 牡5 52.0kg 原 優介 佐藤 悠太 安岡 美津子
8枠 18番 スティンガーグラス 牡4 57.0kg C.ルメール 木村 哲也 エムズレーシング

トップハンデはローシャムパークの59.5㎏、最軽量ハンデはハギノアルデバランの52㎏となっている。

日経新春杯と目黒記念からの考察

アルゼンチン共和国杯は、日経新春杯と目黒記念と同じ1着賞金5700万円のハンデ重賞である。

 

まずは、今年の日経新春杯と目黒記念の結果から見てみる。

 

2025年日経新春杯(中京2200m・16頭立て)

1着  ロードデルレイ 牡5  57.5㎏ 4枠8番(逆9番)西村淳也騎手 4人気

2着 ショウナンラプンタ 牡4 56㎏ 7枠14番(逆3番)鮫島克駿騎手 3人気

 

今年の日経新春杯は、中京2200mで行われた。

 

1人気は、55㎏斤量の4歳馬ヴェローチェエラ(7枠13番配置)、トップハンデの59.5㎏斤量は2枠3番に配置された8歳馬のヴェルトライゼンデだった。

 

1着になったロードデルレイは、重賞を勝っていなかったロードカナロア産駒の非社台系の5歳馬で、ハンデ戦らしい57.5㎏斤量が課せられていた。(2024年中日新聞杯2着歴アリ)

 

ロードデルレイの同枠馬のホールネス(5人気)は、55㎏斤量のマル外の5歳牝馬。

 

2着になったショウナンラプンタは、テレビ東京杯青葉賞2着歴を持つ重賞未勝利馬で、56㎏斤量を背負わされていたキズナ産駒の4歳馬である。

 

ショウナンラプンタの同枠馬のヴェローチェエラは、1人気に支持されていたリアルスティール産駒の4歳馬で、前走は3勝クラスの比叡ステークス(京都2400m)で1着になっていた。

 

今年の日経新春杯は、牝馬と同枠になった57.5㎏斤量のロードデルレイが1着、1人気と同枠になり、トップハンデと対角配置になったショウナンラプンタが2着になっている。

 

2025年目黒記念(東京2500m・18頭立て)

1着  アドマイヤテラ 牡4  57.5㎏ 5枠10番(逆9番)武豊騎手 1人気

2着 ホーエリート 牝4 55㎏ 5枠9番(逆10番)戸崎圭太騎手 6人気

 

今年の目黒記念の1人気は、57.5㎏斤量のアドマイヤテラ(5枠10番配置)、トップハンデの59㎏斤量は8枠16番配置の9歳馬のハヤヤッコだった。

 

1着になったのは、菊花賞3着の後、ハンデ戦の大阪―ハンブルクカップ(阪神2600m)に出走して1着になっていた4歳馬のアドマイヤテラ。

 

2着になったのは、アドマイヤテラの同枠馬の4歳牝馬ホーエリート。

 

ホーエリートは、ローレル競馬場賞中山牝馬ステークスで2着になった後、福島牝馬ステークスに出走し2人気12着だった馬。

 

3着になったマイネルクリソーラは、前走、リステッド競走のメトロポリタンステークス(東京2400m)に出走して1着になっていた馬。

 

今年の目黒記念は、牝馬と同枠になった57.5㎏斤量の1人気アドマイヤテラが1着、1人気と同枠になった牝馬のホーエリートが2着になっている。

 

今年の日経新春杯と目黒記念の結果から考えると、1人気、牝馬が気になる。

結論

今年のアルゼンチン共和国杯の1人気は、ルメール騎手騎乗のスティンガーグラスになりそうだ。

 

スティンガーグラスの同枠は、騙馬のニシノレヴナントと最軽量ハンデのハギノアルデバラン。

 

ハギノアルデバランは、レーベンスティールが回避しなければ出走できなかった。

 

そこで、スティンガーグラスを軸にしてみる。

 

相手は、ボルドグフーシュ、セレシオン、ホーエリート、プラダリアあたり。