アンタレスステークス2025(第30回)の考察

昨年のアンタレスステークスは、JRA70周年記念というサブタイトルが付いた記念レースだった。

 

1着になったのは、5人気だったミッキーヌチバナ。

 

ミッキーヌチバナは、前年10月に行われた3勝クラスの御陵ステークス1着が最終賞金加算だった馬だった。

 

そして、ミッキーヌチバナは、昨年のアンタレスステークスを勝った後は、賞金を加算できずにいる。

 

さて、今年、アンタレスステークスは日曜から土曜開催に変更されているが、日曜から土曜開催に変更されたアンタレスステークスで、連対する馬ってどんな馬なんだろうか?

アンタレスステークス2025の出馬表

アンタレスステークス2025の登録馬は14頭。

 

登録馬14頭のうち、ロコポルティが回避し、13頭立てとなっている。

馬番 馬 名 性齢 斤量 騎手 調教師 馬主
1枠 1番 サンデーファンデー 牡5 59.0kg 鮫島 克駿 東田 明士 (株)吉澤ホールディングス
2枠 2番 トウセツ 牡6 57.0kg 団野 大成 杉山 佳明 中辻 明
3枠 3番 ミッキーヌチバナ 牡7 58.0kg M.デムーロ 高橋 亮 野田 みづき
4枠 4番 オメガギネス 牡5 57.0kg 戸崎 圭太 安田 翔伍 原 禮子
4枠 5番 ホウオウルーレット 牡6 57.0kg 岩田 康誠 栗田 徹 小笹 芳央
5枠 6番 マーブルロック 牡5 57.0kg 松山 弘平 西園 正都 下村 直
5枠 7番 タイトニット 牡5 57.0kg 坂井 瑠星 今野 貞一 (有)社台レースホース
6枠 8番 ミッキーファイト 牡4 58.0kg C.ルメール 田中 博康 野田 みづき
6枠 9番 ヤマニンウルス 牡5 58.0kg 武 豊 斉藤 崇史 土井 肇
7枠 10番 ラインオブソウル 牡6 57.0kg 松若 風馬 東田 明士 (株)吉澤ホールディングス
7枠 11番 マリオロード 牡6 57.0kg 幸 英明 安達 昭夫 サン
8枠 12番 ハギノアレグリアス 牡8 58.0kg 岩田 望来 四位 洋文 日隈 良江
8枠 13番 ブレイクフォース 牡6 57.0kg 北村 友一 中舘 英二 水上 行雄

回避したロコポルティは、2024年5月に行われた別定戦の平城京ステークス1着が最終賞金加算の社台コーポレーション白老ファーム生産のヘニーヒューズ産駒の7歳馬である。

2012年アンタレスステークスからの考察

1996年にハンデ重賞としてスタートしたアンタレスステークスは、2003年に別定戦に変更されたレース。

 

このレースは、別定戦となった2003年時点では3回京都2日で行われていたが、2012年に2回阪神7日に変更、2018年に2回阪神8日に変わっている。

 

今年のアンタレスステークスは、2回阪神7日に行われるので、以前の土曜開催に戻ったといえるだろう。

 

まずは、日曜開催から土曜開催に移行した2012年アンタレスステークスを振り返ってみる。

 

2012年アンタレスステークス(16頭立て・地方馬出走アリ)

1着 ゴルトブリッツ マル地 牡5 57㎏ 6枠11番(逆6番)川田将雅騎手 1人気

2着 アイファーソング 牡4 56㎏ 6枠12番(逆5番)川須栄彦騎手 11人気

3着 シルクシュナイダー 牡4 56㎏ 4枠7番(逆10番)福永祐一騎手 3人気

 

2012年アンタレスステークスを制したのは、前年のアンタレスステークス優勝馬のゴルトブリッツ。

 

ゴルトブリッツは、前走で別定戦の仁川ステークス(阪神2000m)に出走して優勝している。

 

ゴルトブリッツの同枠馬で、2着に入ったアイファーソングは、2012年2月に行われた1600万下条件戦の桜島ステークス(小倉1700m)を勝った後、ハンデ重賞のマーチステークス(中山1800m)に出走して11着(1着同枠)に惨敗していた4歳馬。

 

3着になったシルクシュナイダーは、2012年1月に行われた1600万下条件戦の初夢ステークス(京都1800m)を勝ってオープン入りした後、平安ステークス(京都1800m)3着、アルデバランステークス(京都1900m)2着、マーチステークス(中山1800m)6着の成績を残していた4歳馬。

 

2012年アンタレスステークスの結果から考えると、1人気の馬、今年の阪神のレースで勝っている馬、今年に入ってから3勝クラスを勝ちあがっている馬あたりが気になる。

結論

1人気が予想されるミッキーファイトを軸にしてみる。

 

相手はオメガギネス、ヤマニンウルス、ミッキーヌチバナ、マーブルロックあたりで。