マイルチャンピオンシップ2024(第41回)の考察

マイルチャンピオンシップ2024の出馬表

マイルチャンピオンシップ2024には18頭の登録・招待があったが、3歳馬のシックスペンスが回避し、17頭立てとなっている。

馬番 馬 名 性齢 斤量 騎手 調教師 馬主
1枠 1番 コムストックロード 牝5 56.0kg 幸 英明 宗像 義忠 (有)ビッグレッドファーム
1枠 2番 ブレイディヴェーグ 牝4 56.0kg C.ルメール 宮田 敬介 (有)サンデーレーシング
2枠 3番 バルサムノート 牡4 58.0kg 北村 友一 高野 友和 吉田 勝己
2枠 4番 ナミュール 牝5 56.0kg C.デムーロ 高野 友和 (有)キャロットファーム
3枠 5番 ジュンブロッサム 牡5 58.0kg 戸崎 圭太 友道 康夫 河合 純二
3枠 6番 オオバンブルマイ 牡4 58.0kg 武 豊 吉村 圭司 岡 浩二
4枠 7番 マテンロウスカイ せん5 58.0kg 横山 典弘 松永 幹夫 寺田 千代乃
4枠 8番 フィアスプライド 牝6 56.0kg A.シュタルケ 国枝 栄 ゴドルフィン
5枠 9番 ニホンピロキーフ 牡4 58.0kg 田口 貫太 大橋 勇樹 小林 英一
5枠 10番 レイベリング 牡4 58.0kg 津村 明秀 鹿戸 雄一 (有)ビッグレッドファーム
6枠 11番 チャリン 牡4 58.0kg R.ムーア R.ヴェリアン N.ビザコフ
6枠 12番 アルナシーム 牡5 58.0kg 藤岡 佑介 橋口 慎介 ライオンレースホース(株)
7枠 13番 ソウルラッシュ 牡6 58.0kg 団野 大成 池江 泰寿 石川 達絵
7枠 14番 ウインマーベル 牡5 58.0kg 松山 弘平 深山 雅史 (株)ウイン
8枠 15番 セリフォス 牡5 58.0kg 川田 将雅 中内田 充正 (株)G1レーシング
8枠 16番 タイムトゥヘヴン 牡6 58.0kg 柴田 善臣 戸田 博文 DMMドリームクラブ(株)
8枠 17番 エルトンバローズ 牡4 58.0kg 西村 淳也 杉山 晴紀 猪熊 広次

久しぶりに外国馬がマイルチャンピオンシップに出走してきた。

 

2011年に、サプレザとイモータルヴァースが出走して以来なので、13年振りとなるようだ。

2006年マイルチャンピオンシップからの考察

アイルランドトロフィー府中牝馬ステークスを勝ったブレイディヴェーグが、エリザベス女王杯ではなく、マイルチャンピオンシップに出走してきた。

 

アイルランドトロフィー府中牝馬ステークスあるいは府中牝馬ステークスを勝った牝馬が、同年のマイルチャンピオンシップに出走してきたのは、2006年、2008年、2010年、そして、今年の4回。

 

2006年、2008年、2010年のマイルチャンピオンシップの中で、ウマゾーが気になったのは、2006年である。

 

理由は、今年の安田記念が外国馬が勝利したこと、今年のマイルチャンピオンシップが6回京都6日で行われるから。(2006年の安田記念は、外国馬のブリッシュラックが勝っていた)

 

2006年マイルチャンピオンシップ( 6回京都6日・18頭立て・外国馬1頭)

1着 ダイワメジャー 牡5 57㎏ 5枠10番(逆9番)安藤勝己騎手 1人気

前走 天皇賞(秋)(東京2000m)4人気1着

前々走 毎日王冠(東京1800m・指定・別定)3人気1着

2着 ダンスインザムード 牝5 55㎏ 4枠7番(逆12番)武豊騎手 3人気

前走 天皇賞(秋)(東京2000m)5人気6着(1着対角)

前々走 毎日王冠(東京1800m・指定・別定)2人気2着

3着 シンボリグラン マル外 牡4 57㎏ 8枠16番(逆3番)柴山雄一騎手 8人気

前走 毎日放送賞スワンステークス(京都1400m・指定・別定)8人気2着

前々走 函館スプリントステークス(函館1200m・特指・別定)2人気5着

 

2006年マイルチャンピオンシップ優勝馬のダイワメジャーは、前年のマイルチャンピオンシップ2着馬で、同年の天皇賞(秋)を制していた5歳のG1馬で、1人気に支持されていた馬。

 

ダイワメジャーの平行に配置されていたコートマスターピースは、同年のイギリスG1のサセックスステークスを勝っていたG1馬で、ダイワメジャーの同枠に配置されていたステキシンスケクンは、同年のアーリントンカップと京成杯オータムハンデキャップを勝っていた3歳馬。

 

2着に入ったダンスインザムード(3人気)は、2004年マイルチャンピオンシップ2着馬で、2006年はヴィクトリアマイル1着、毎日王冠2着歴を持っていた。

 

ダンスインザムードの同枠馬のハットトリックは、2005年のマイルチャンピオンシップ優勝馬で、2005年香港マイルを勝ってから連対のなかった馬。

 

3着になったシンボリグランは、2着になったダンスインザムードの平行配置馬で、同年の毎日放送賞スワンステークス2着馬。

 

2006年府中牝馬ステークスを勝ったデアリングハートは、自身は13着に敗れたが、同枠のシンボリグランが3着に入っている。

 

2006年のマイルチャンピオンシップの結果から考えると、G1馬、1人気の馬は気になる。

結論

マイルチャンピオンシップの前哨戦の富士ステークスで、同着が発生していた。

 

コムストックロードとアルナシームの2頭が、富士ステークスで6着同着となり、コムストックロードとアルナシームは、マイルチャンピオンシップに出走してきている。

 

実は、コムストックロードとアルナシームが、マイルチャンピオンシップに出走してきた場合、どの馬と同枠になるのか期待していたのだが、コムストックロードはブレイディヴェーグと同枠、アルナシームは外国馬のチャリンと同枠になった。

 

どちらも、G1馬なので、まあ仕方ないだろう。

 

今回は、チャリン(アルナシーム)を軸にしたい。

 

相手は、ブレイディヴェーグ、コムストックロード、ソウルラッシュあたり。