シリウスステークス2024(第28回)の考察

シリウスステークス2024の出馬表

シリウスステークス2024の登録馬は17頭。

 

17頭の登録馬のうち、フリームファクシとリチュアルが回避し、15頭立てとなっている。

馬番 馬 名 性齢 斤量 騎手 調教師 馬主
1枠 1番 ハギノアレグリアス 牡7 59.5kg 岩田 望来 四位 洋文 日隈 良江
2枠 2番 オメガギネス 牡4 59.0kg 松山 弘平 大和田 成 原 禮子
2枠 3番 エナハツホ 牝5 52.0kg 藤懸 貴志 吉田 直弘 宮原 廣伸
3枠 4番 ロコポルティ 牡6 57.0kg 丸山 元気 西園 正都 (有)シルクレーシング
3枠 5番 ヴァンヤール 牡6 57.0kg 荻野 極 庄野 靖志 (株)ヒダカ・ブリーダーズ・ユニオン
4枠 6番 フタイテンロック 牡5 50.0kg 秋山 稔樹 佐藤 吉勝 松谷 翔太
4枠 7番 グリューヴルム 牡5 55.0kg A.シュタルケ 大久保 龍志 (有)キャロットファーム
5枠 8番 サンデーファンデー 牡4 55.0kg 武 豊 音無 秀孝 (株)吉澤ホールディングス
5枠 9番 ビヨンドザファザー 牡5 57.5kg 北村 友一 藤岡 健一 (株)スリーエイチレーシング
6枠 10番 カンピオーネ 牡5 55.0kg 横山 武史 栗田 徹 (株)GET NEXT
6枠 11番 ヴィクティファルス せん6 57.5kg 池添 謙一 池添 学 (株)G1レーシング
7枠 12番 サンライズアリオン 牡5 55.0kg 富田 暁 平田 修 松岡 隆雄
7枠 13番 サンマルレジェンド 牡6 54.0kg 酒井 学 大橋 勇樹 相馬 勇
8枠 14番 カフジオクタゴン 牡5 57.0kg 藤岡 佑介 矢作 芳人 加藤 守
8枠 15番 ハピ 牡5 58.0kg 坂井 瑠星 大久保 龍志 寺田 寿男

トップハンデはハギノアレグリアスの59.5kg、最軽量ハンデはフタイテンロックの50kgとなっている。

2020年シリウスステークスからの考察

シリウスステークスは、今年、阪神ダート1800mから中京ダート1900mに変更された。

 

シリウスステークスが、中京ダート1900mで行われたのは、2020年から2022年の3年。

 

ただし、2021年と2022年は平安ステークスとオープンのアルデバランステークスも、シリウスステークスと同様に、中京ダート1900mで行われていた。

 

今年、平安ステークスとオープンのアルデバランステークスは、中京ダート1900mから京都ダート1900mに戻っているので、2020年が一番近い設計だと思う。

 

まずは、2020年シリウスステークスの結果から考えてみる。

 

16頭立てで行われた2020年シリウスステークスは、1人気の3歳馬のカフェファラオが勝っている。

 

8枠15番に配置されたカフェファラオは、東京ダート1600mのリステッド競走のヒヤシンスステークスと東京ダート1600mのユニコーンステークスを勝った後、地方重賞のジャパンダートダービーに出走し、7着に敗れていた馬。(東京ダートコース連勝歴を持つ馬)

 

2着に入ったのは、カフェファラオの対角に配置されていた7人気の5歳馬のサクラアリュール。

 

サクラアリュールは、京都ダート1900mの3勝クラスの桃山ステークスで1着同着になった後、阪神ダート1800mの三宮ステークスに出走して6人気8着(2着対角)に敗れていた馬。

 

3着になったエイコーンは、京都ダート1900mの1600万下条件戦の花園ステークス(前年11月24日開催)を勝った後、賞金加算できていなかった9人気の5歳馬。

 

シリウスステークス2024に3歳馬は出走しないので、ダート1900mで好成績を残している馬には注意したいと思う。

結論

9月23日に、2025年度開催日割および重賞競走の変更が発表された。

 

シリウスステークスは、来年、阪神競馬場に戻ることが決まっている。

 

また、東海テレビ杯東海ステークスがプロキオンステークスにレース名が変更され、京都ダート1800mから中京ダート1800mに、プロキオンステークスが東海ステークスにレース名が変更され、小倉ダート1700mから中京ダート1400mに変わる。

 

この競馬番組の変更から考えると、最後の東海テレビ杯東海ステークスで2着になったオメガギネス、3着になったヴィクティファルスは注意すべき馬たちということになる。

 

そこで、オメガギネスを軸にロコポルティ、ヴィクティファルス、ヴァンヤール、サンライズアリオンあたりに流してみたい。