皐月賞2024の出馬表
皐月賞2024の登録馬は20頭。
登録馬20頭のうち、シュバルツクーゲルとジューンテイクが除外となり、18頭立てのフルゲートで行われる。
枠 | 馬番 | 馬 名 | 性齢 | 斤量 | 騎手 | 調教師 | 馬主 |
1枠 | 1番 | サンライズジパング | 牡3 | 57.0kg | 菅原 明良 | 音無 秀孝 | (株)ライフハウス |
1枠 | 2番 | メイショウタバル | 牡3 | 57.0kg | 浜中 俊 | 石橋 守 | 松本 好雄 |
2枠 | 3番 | エコロヴァルツ | 牡3 | 57.0kg | 武 豊 | 牧浦 充徳 | 原村 正紀 |
2枠 | 4番 | シリウスコルト | 牡3 | 57.0kg | 三浦 皇成 | 宗像 義忠 | 飯田 正剛 |
3枠 | 5番 | ミスタージーティー | 牡3 | 57.0kg | 藤岡 佑介 | 矢作 芳人 | 田畑 利彦 |
3枠 | 6番 | アレグロブリランテ | 牡3 | 57.0kg | 横山 和生 | 上原 佑紀 | (有)サンデーレーシング |
4枠 | 7番 | ルカランフィースト | 牡3 | 57.0kg | 松山 弘平 | 鹿戸 雄一 | (有)社台レースホース |
4枠 | 8番 | ジャンタルマンタル | 牡3 | 57.0kg | 川田 将雅 | 高野 友和 | (有)社台レースホース |
5枠 | 9番 | アーバンシック | 牡3 | 57.0kg | 横山 武史 | 武井 亮 | (有)シルクレーシング |
5枠 | 10番 | レガレイラ | 牝3 | 55.0kg | 北村 宏司 | 木村 哲也 | (有)サンデーレーシング |
6枠 | 11番 | ホウオウプロサンゲ | 牡3 | 57.0kg | 菱田 裕二 | 矢作 芳人 | 小笹 芳央 |
6枠 | 12番 | コスモキュランダ | 牡3 | 57.0kg | J.モレイラ | 加藤 士津八 | (有)ビッグレッドファーム |
7枠 | 13番 | ジャスティンミラノ | 牡3 | 57.0kg | 戸崎 圭太 | 友道 康夫 | 三木 正浩 |
7枠 | 14番 | シンエンペラー | 牡3 | 57.0kg | 坂井 瑠星 | 矢作 芳人 | 藤田 晋 |
7枠 | 15番 | サンライズアース | 牡3 | 57.0kg | M.デムーロ | 石坂 公一 | (株)ライフハウス |
8枠 | 16番 | ダノンデサイル | 牡3 | 57.0kg | 横山 典弘 | 安田 翔伍 | (株)ダノックス |
8枠 | 17番 | ビザンチンドリーム | 牡3 | 57.0kg | B.ムルザバエフ | 坂口 智康 | 吉田 和美 |
8枠 | 18番 | ウォーターリヒト | 牡3 | 57.0kg | 幸 英明 | 河内 洋 | 山岡 正人 |
社台レースホースが馬主のルカランフィーストとジャンタルマンタルが同枠配置になったことで、皐月賞2024は染め分け帽戦として行われることになった。
ジャンタルマンタルからの考察
皐月賞2024に出走するジャンタルマンタルは、朝日杯フューチュリティステークスを勝った後、共同通信杯に出走して2着になっている。
朝日杯フューチュリティステークスを勝った馬が、共同通信杯に出走して2着になり、皐月賞に出走してきたケースは、2006年と2019年。
ただし、2006年皐月賞に出走した朝日杯フューチュリティステークス優勝馬のフサイチリシャールは、共同通信杯2着の後、フジテレビ賞スプリングステークスに出走して2着になっていた馬なので、ジャンタルマンタルとはタイプが異なる。
では、残った2019年皐月賞の結果を見てみる。
2019年皐月賞は、阪神1600mの新馬戦、京都1800mのOPの萩ステークス、中山2000mのG1のホープフルステークスを1人気で3連勝していた1人気のサートゥルナーリアが1着。
サートゥルナーリアの同枠のラストドラフトは、中山2000mの京成杯を勝った後、中山2000mの報知杯弥生賞に出走して、2人気で7着に敗れていた馬。
2着に入ったヴェロックスは、東京スポーツ杯2歳ステークスで4着に敗れた後、京都2000mのリステッド競走の若駒ステークスと阪神2000mのリステッド競走の若葉ステークスを連勝していた4人気の馬。
ヴェロックスの同枠のニシノデイジーは、東京スポーツ杯2歳ステークスを勝った後、ホープフルステークス3着、報知杯弥生賞4着だった馬。
3着のダノンキングリーは、東京1600mの2歳新馬戦、中山1600mの2歳500万下条件戦のひいらぎ賞、東京1800mの共同通信杯を3連勝していた馬。
中京1600mの新馬戦、中京1600mのOPの中京2歳ステークス、京都1600mデイリー杯2歳ステークス、阪神1600mの朝日杯フューチュリティステークスを4連勝した後、東京1800mの共同通信杯に出走し、2着に敗れたアドマイヤマーズは4着に敗れ、連対馬の筋にもなっていない。
2019年年皐月賞の結果から考える、デビュー戦から1人気を続けている馬(レガレイラ)、ホープフルステークス1着馬(レガレイラ)、若葉ステークス1着馬のミスタージーティーは気になる。
菊花賞からの考察
皐月賞は、今年から定量戦から馬齢戦に変更となっている。
桜花賞は、定量戦から馬齢戦に変更された2003年秋華賞を参考にさせてもらったが、皐月賞も定量戦から馬齢戦に変更された2003年菊花賞がキーになってくると思う。
まずは、馬齢戦変更前年にあたる2002年菊花賞と2023年皐月賞の結果を見てみる。
2002年菊花賞(18頭立て)
1着 ヒシミラクル 牡3 57㎏ 1枠2番(逆17番) 角田晃一騎手 10人気
2着 ファストタテヤマ 牡3 57㎏ 4枠7番(逆12番)安田康彦騎手 16人気
3着 メガスターダム 牡3 57㎏ 7枠14番(逆5番)松永幹夫騎手 3人気
2023年皐月賞(18頭立て)
1着 ソールオリエンス 牡3 57㎏ 1枠1番(逆18番)横山武史騎手 2人気
2着 タスティエーラ 牡3 57㎏ 7枠14番(逆5番)松山弘平騎手 5人気
3着 ファントムシーフ 牡3 57㎏ 4枠7番(逆12番)ルメール騎手 1人気
2002年菊花賞と2023年皐月賞の結果を見ると、馬券内の3着以内の枠が1枠と4枠と7枠になっていることが分かる。
つまり、昨年の皐月賞は、2002年菊花賞を参考にしていたということ。
では、定量戦から馬齢戦に変更された2003年菊花賞の結果を見てみる。
2003年菊花賞(18頭立て)
1着 ザッツザプレンティ 牡3 57㎏ 4枠8番(逆11番)安藤勝己騎手 5人気
2着 リンカーン 牡3 57㎏ 1枠2番(逆17番)横山典弘騎手 4人気
3着 ネオユニヴァース 牡3 57㎏ 8枠17番(逆2番)M.デムーロ騎手 1人気
2003年菊花賞は、前年の菊花賞と同じ1ー4の枠連で決着している。
結論
現在のところ、1人気は牝馬のレガレイラとなっている。
過去の皐月賞で、牝馬が1人気になったのは2017年。
2017年皐月賞は、牝馬のファンディーナが1人気となっていたが、1着になっていたのは、毎日杯を勝っていたアルアインだった。
アルアインの同枠のアメリカズカップは、 きさらぎ賞を勝っていた馬であり、今年と並びが似ている。(今年の皐月賞は、毎日杯1着馬のメイショウタバルときさらぎ賞優勝馬のビザンチンドリームが対角配置)
また、今年の中山グランドジャンプもアーリントンカップでも1枠が2着になっている。
そこで、1枠のメイショウタバル(サンライズジパング)を軸にしてみる。
相手は、シンエンペラー、レガレイラ、アーバンシック、ジャンタルマンタル、サンライズアースあたり。