サンケイスポーツ杯阪神牝馬ステークス2024の出馬表
11頭が登録したサンケイスポーツ杯阪神牝馬ステークス2024だったが、全頭出走となっている。
枠 | 馬番 | 馬 名 | 性齢 | 斤量 | 騎手 | 調教師 | 馬主 |
1枠 | 1番 | マスクトディーヴァ | 牝4 | 56.0kg | J.モレイラ | 辻野 泰之 | (有)社台レースホース |
2枠 | 2番 | ゴールドエクリプス | 牝5 | 55.0kg | 岩田 望来 | 大久保 龍志 | 居城 寿与 |
3枠 | 3番 | テンハッピーローズ | 牝6 | 55.0kg | 津村 明秀 | 高柳 大輔 | 天白 泰司 |
4枠 | 4番 | サブライムアンセム | 牝5 | 55.0kg | 北村 友一 | 藤原 英昭 | (有)サンデーレーシング |
5枠 | 5番 | シングザットソング | 牝4 | 55.0kg | 鮫島 克駿 | 高野 友和 | (有)社台レースホース |
6枠 | 6番 | モリアーナ | 牝4 | 56.0kg | 横山 典弘 | 武藤 善則 | 高橋 文男 |
6枠 | 7番 | ドゥアイズ | 牝4 | 55.0kg | B.ムルザバエフ | 庄野 靖志 | (株)G1レーシング |
7枠 | 8番 | スピーディキック | 牝5 | 55.0kg | 御神本 訓史 | 藤原 智行 | 加藤 鈴幸 |
7枠 | 9番 | ウンブライル | 牝4 | 55.0kg | 川田 将雅 | 木村 哲也 | (有)サンデーレーシング |
8枠 | 10番 | モズゴールドバレル | 牝5 | 55.0kg | 藤岡 佑介 | 藤岡 健一 | (株)キャピタル・システム |
8枠 | 11番 | ライラック | 牝5 | 55.0kg | 戸崎 圭太 | 相沢 郁 | 芹澤 精一 |
短期騎手免許を交付されたモレイラ騎手は、1枠1番に配置されたマスクトディーヴァに騎乗する。
地方馬出走からの考察
サンケイスポーツ杯阪神牝馬ステークスは、2006年に牝馬限定G1のヴィクトリアマイルが新設されたことにともない、12月開催から4月開催に日程が移動され、2016年に距離が1400mから1600mに距離変更されたレース。
さて、今年のサンケイスポーツ杯阪神牝馬ステークスは、地方馬が出走してきたが、2006年以降で地方馬がサンケイスポーツ杯阪神牝馬ステークスに出走してきたケースは2011年と2012年の2回ある。
2011年サンケイスポーツ杯阪神牝馬ステークスは全馬55㎏斤量の馬が出走、2012年サンケイスポーツ杯阪神牝馬ステークスは、2010年桜花賞馬のマルセリーナと2010年牝馬3冠と2011年ヴィクトリアマイルを勝っているアパパネが増量馬として出走していた。
18頭立てで行われた2011年サンケイスポーツ杯阪神牝馬ステークスは、1枠1番に配置された4歳馬のカレンチャン(1人気)が1着。
カレンチャンは、前走で1600万下条件戦の山城ステークス(京都1200m)を勝ってきた馬で、川田将雅騎手から池添謙一騎手に乗り替わりがあった。
カレンチャンの同枠のグランプリエンゼルは、阪神1600mの別定オープンの六甲ステークスで、2着馬のクレバートウショウの同枠に配置された馬(自身は六甲ステークスで10着)だった。
2011年サンケイスポーツ杯阪神牝馬ステークスの2着馬のアンシェルブルーは、2010年11月の1600万下条件戦の奥多摩ステークス(東京1400m)を勝った後、ターコイズステークス3着(1着同枠)、洛陽ステークス5着になっていた4歳馬。
アンシェルブルーの同枠のレディルージュは、カレンチャンと同じ安田隆行厩舎の5歳馬で、前走で1600万下条件戦のなにわステークス(阪神ダート1200m)を勝ってきた馬。
2011年サンケイスポーツ杯阪神牝馬ステークスで、地方馬のゴールドピアースはカレンチャンの平行配置となっていた。
2012年サンケイスポーツ杯阪神牝馬ステークスの1着馬のクィーンズバーンは、11人気だった4歳馬。
クィーンズバーンは、前走で阪神1400mの1600万下条件戦のうずしおステークスに出走して、ゾロ目の3着だった馬。
クィーンズバーンの同枠は、地方馬のゴールドピアースとG1馬のアパパネ。
2012年サンケイスポーツ杯阪神牝馬ステークスの2着馬のマルセリーナは、2011年桜花賞以来の連対となった馬で、前走は阪神カップで4着だったM.デムーロ騎乗の4歳馬。
マルセリーナの同枠のレディアルバローザは、同年のローレル競馬場賞中山牝馬ステークス1着馬。
地方馬が出走した2011年と2012年のサンケイスポーツ杯阪神牝馬ステークスは、全く違うタイプの馬が連対しているが、増量馬がいる出走構成と考えれば、2012年の方が今年に近いと思う。
2012年のサンケイスポーツ杯阪神牝馬ステークスは、増量馬のいる枠同士の決着であり、外国人騎手と元地方競馬所属だった騎手が騎乗する馬の枠が連対していた。
結論
ライラックを軸にしてみる。
相手はモズゴールドバレル、サブライムアンセム、ドゥアイズ、マスクトディーヴァあたり。