報知杯フィリーズレビュー2024の出馬表
17頭が登録した報知杯フィリーズレビュー2024だったが、シュシュトディエスとビーグラッドが回避し、15頭立てとなっている。
枠 | 馬番 | 馬 名 | 性齢 | 斤量 | 騎手 | 調教師 | 馬主 |
1枠 | 1番 | コラソンビート | 牝3 | 55.0kg | 横山 武史 | 加藤 士津八 | (株)サラブレッドクラブ・ラフィアン |
2枠 | 2番 | ロゼフレア | 牝3 | 55.0kg | 団野 大成 | 中村 直也 | (有)丸幸小林牧場 |
2枠 | 3番 | バウンシーステップ | 牝3 | 55.0kg | 菱田 裕二 | 高橋 亮 | (株)G1レーシング |
3枠 | 4番 | エトヴプレ | 牝3 | 55.0kg | 藤岡 佑介 | 藤岡 健一 | H.H.シェイク・ハムダン |
3枠 | 5番 | カルチャーデイ | 牝3 | 55.0kg | 酒井 学 | 四位 洋文 | (株)MMSホールディングス |
4枠 | 6番 | シカゴスティング | 牝3 | 55.0kg | 鮫島 克駿 | 庄野 靖志 | 辻川 弘 |
4枠 | 7番 | セシリエプラージュ | 牝3 | 55.0kg | M.デムーロ | 中村 直也 | 吉田 照哉 |
5枠 | 8番 | オアシスドール | 牝3 | 55.0kg | 松若 風馬 | 高柳 大輔 | 村上 稔 |
5枠 | 9番 | レディマリオン | 牝3 | 55.0kg | B.ムルザバエフ | 長谷川 浩大 | 吉田 勝己 |
6枠 | 10番 | ドナベティ | 牝3 | 55.0kg | 坂井 瑠星 | 矢作 芳人 | 小川 眞査雄 |
6枠 | 11番 | マーシーラン | 牝3 | 55.0kg | 和田 竜二 | 渡辺 薫彦 | 岡村 善行 |
7枠 | 12番 | ジューンブレア | 牝3 | 55.0kg | 武 豊 | 武 英智 | 吉川 潤 |
7枠 | 13番 | ポエットリー | 牝3 | 55.0kg | 永島 まなみ | 平田 修 | 吉田 昌久 |
8枠 | 14番 | キャンシーエンゼル | 牝3 | 55.0kg | 松山 弘平 | 鈴木 孝志 | 前田 幸治 |
8枠 | 15番 | オメガウインク | 牝3 | 55.0kg | 岩田 望来 | 大和田 成 | 原 禮子 |
マル外のエトヴプレとジューンブレアが対角配置となっている。
チューリップ賞からの考察
桜花賞のステップレースは、チューリップ賞、報知杯フィリーズレビュー、アネモネステークスの3レース。
例年、同日に行われる報知杯フィリーズレビューとアネモネステークスにダブル登録している馬が数頭いるのだが、今年はダブル登録してきた馬はいなかった。
さて、報知杯弥生賞ディープインパクト記念の時にも触れたが、既に終了したチューリップ賞を振り返ってみる。
2024年チューリップ賞を勝ったスウィープフィートは、京都1600mの未勝利戦で初勝利を挙げた後、京都1600mの1勝クラスの白菊賞で2着、阪神ジュベナイルフィリーズで7着、年明けのエルフィンステークス(京都1600m)に出走して2着になり、永島まなみ騎手から武豊騎手に乗り替わりでチューリップ賞に出走してきた1勝馬である。
2着になったセキトバイーストは、中京1600mの未勝利戦で初勝利を挙げた後、京都1400mの1勝クラスのりんどう賞で2着、東京1600mの1勝クラスの赤松賞で5着、年明けの紅梅ステークス(京都1400m)で2着となり、岩田望来騎手から藤岡佑介騎手に乗り替わりでチューリップ賞に出走してきた1勝馬である。
ちなみに、スウィープフィートの同枠馬のミラビリスマジックは、中山1600mの新馬戦と中山1600mの3歳1勝クラスの菜の花賞を連勝してきた馬で、田辺裕信騎手の継続騎乗であり、セキトバイーストの同枠馬のフルレゾンは、阪神1600mの未勝利戦で初勝利を挙げた後、デイリー杯2歳ステークスに出走して10着、京都1600mの3歳1勝クラスの白梅賞で除外となっていた馬だった。
今年のチューリップ賞の連対馬が特指戦の賞金加算がないこと、チューリップ賞の翌日に行われた報知杯弥生賞ディープインパクト記念でも、連対馬に特指戦の賞金加算を求めていないことからも、特指戦での賞金加算をしてきた馬には不安がある。
報知杯フィリーズレビュー2024の出走馬で、特指戦での賞金加算をしてきた馬はコラソンビート、ロゼフレア、バウンシーステップ、エトヴプレ、シカゴスティング、ドナベティ、オメガウインクの7頭。
結論
今年のチューリップ賞の2着馬のセキトバイーストの同枠には、チューリップ賞と同じ舞台である阪神1600mの未勝利戦を勝利していたフルレゾンがいた。
また、皐月賞の指定レースである報知杯弥生賞ディープインパクト記念の1着同枠馬には、報知杯弥生賞ディープインパクト記念と同じ舞台である中山2000mの新馬戦と1勝クラスの葉牡丹賞を連勝していたトロヴァトーレがいた。
報知杯フィリーズレビュー2024は、阪神1400mで行われるレースなので、阪神1400mのレースで賞金加算してきた馬を探してみると、1勝クラスの万両賞を勝ってきたロゼフレア、未勝利戦を勝利したバウンシーステップ、新馬戦を勝っているマーシーランの3頭が該当する。
ロゼフレアとバウンシーステップは、特指戦での賞金加算をしているので、この2頭を除くと、マーシーランだけになる。
マーシーランの同枠のドナベティも、特指戦での賞金加算馬なので、マーシーランを軸とする。
相手は、カルチャーデイ、ポエットリー、キャンシーエンゼル、バウンシーステップ、コラソンビートあたりで。