スポーツニッポン賞京都金杯2024(第62回)の考察

スポーツニッポン賞京都金杯2024の出馬表

スポーツニッポン賞京都金杯2024の登録馬は30頭。

 

登録馬30頭のうち、エアファンディタ、エンペザー、カレンシュトラウス、クリノプレミアム、サクラトゥジュール、プルパレイ、ホウオウアマゾンが回避、アナゴサン、グラティアス、コンバスチョン、ダノンティンパニー、リューベックが除外となり、18頭立てのフルゲートで行われることになった。

馬番 馬 名 性齢 斤量 騎手 調教師 馬主
1枠 1番 メイショウシンタケ 牡6 57.0kg 浜中 俊 千田 輝彦 松本 好雄
1枠 2番 コレペティトール 牡4 54.0kg 岩田 康誠 中竹 和也 加藤 誠
2枠 3番 ルプリュフォール せん8 57.0kg 秋山 真一郎 松永 幹夫 名古屋友豊(株)
2枠 4番 トゥードジボン 牡5 55.0kg 藤岡 佑介 四位 洋文 青山 洋一
3枠 5番 ダノンタッチダウン 牡4 56.0kg 北村 友一 安田 隆行 (株)ダノックス
3枠 6番 シャイニーロック 牡8 57.0kg 酒井 学 佐々木 晶三 小林 昌志
4枠 7番 タイムトゥヘヴン 牡6 57.0kg 幸 英明 戸田 博文 DMMドリームクラブ(株)
4枠 8番 サヴァ 牡6 56.0kg 松若 風馬 上村 洋行 藤田 孟司
5枠 9番 セルバーグ 牡5 57.0kg 松山 弘平 鈴木 孝志 桑畑 夏美
5枠 10番 アンドヴァラナウト 牝6 55.5kg 武 豊 池添 学 (有)サンデーレーシング
6枠 11番 セッション 牡4 55.0kg 坂井 瑠星 斉藤 崇史 林 正道
6枠 12番 ビューティフルデイ 牝6 55.0kg 西村 淳也 国枝 栄 (株)タイヘイ牧場
7枠 13番 マテンロウオリオン 牡5 58.0kg 太宰 啓介 昆 貢 寺田 千代乃
7枠 14番 アルナシーム 牡5 57.0kg 鮫島 克駿 橋口 慎介 ライオンレースホース(株)
7枠 15番 ドーブネ 牡5 58.5kg 吉田 隼人 武 幸四郎 藤田 晋
8枠 16番 ドルチェモア 牡4 56.0kg 団野 大成 上原 佑紀 (株)スリーエイチレーシング
8枠 17番 フリームファクシ 牡4 56.0kg 川田 将雅 須貝 尚介 金子真人ホールディングス(株)
8枠 18番 アヴェラーレ 牝6 56.0kg A.ルメートル 木村 哲也 (有)シルクレーシング

ルーラーシップ産駒のドルチェモアとフリームファクシが同枠になっている。

2007年スポーツニッポン賞京都金杯からの考察

今年のスポーツニッポン賞京都金杯は1月6日に行われる。

 

馬齢表記変更後の2001年以降で、スポーツニッポン賞京都金杯が1月6日に行われたのは、2007年と2018年の2回。

 

ただし、今年のスポーツニッポン賞京都金杯には、2022年の朝日杯フューチュリティステークス1着馬のドルチェモアが出走するので、2005年の朝日杯フューチュリティステークス優勝馬のフサイチリシャールが出走した2007年スポーツニッポン賞京都金杯が近いかも知れない。

 

では、2007年スポーツニッポン賞京都金杯の結果を見てみる。

 

2007年スポーツニッポン賞京都金杯(16頭立て)

1着 マイネルスケルツィ 牡4  56㎏ 6枠12番(逆5番)柴田善臣騎手 7人気

前走 阪神カップ(阪神1400m・特指・定量)4人気3着

前々走 マイルチャンピオンシップ(京都1600m)16人気4着

1着同枠 キネティクス 牡8 56.5㎏ 川田将雅騎手 13人気

前走 マイルチャンピオンシップ(京都1600m)15人気最下位

前々走 富士ステークス(東京1600m・指定・別定)16人気1着

2着 エイシンドーバー マル外 牡5 55㎏ 4枠7番(逆10番)蛯名正義騎手 8人気

前走 1600万下条件戦・2006ゴールデンホイップトロフィー(阪神1600m)3人気1着

前々走 安田記念(東京1600m)最下位人気12着(2着同枠)

2着同枠 コスモシンドラー マル外 牡5 55㎏ 武幸四郎騎手 10人気

前走 阪神カップ(阪神1400m・特指・定量)7人気11着(2着同枠)

前々走 1600万下条件戦・奥多摩ステークス(東京1400m)2人気1着

3着 サクラメガワンダー 牡4  56.5㎏ 5枠9番(逆8番)岩田康誠騎手 2人気

前走 鳴尾記念(阪神1800m・特指・別定)1人気1着

前々走 天皇賞(秋)(東京2000m)12人気9着

 

2007年スポーツニッポン賞京都金杯を勝利したのは、前年のニュージーランドトロフィを勝っていた4歳馬のマイネルスケルツィ。

 

マイネルスケルツィは、古馬マイルG1のマイルチャンピオンシップでも4着に入っていた馬である。

 

マイネルスケルツィの同枠のキネティクスは、前年の富士ステークスを勝っている8歳馬。

 

2着になったエイシンドーバーは、安田記念で12着に敗れたものの、2着馬の同枠に配置され、続く1600万下条件戦の2006ゴールデンホイップトロフィーで勝ってきたマル外の5歳馬。

 

エイシンドーバーの同枠のコスモシンドラーは、1600m下条件戦の奥多摩ステークスを勝った後、阪神カップに出走して2着馬の同枠に配置されていた馬。

 

3着に入ったサクラメガワンダーは、鳴尾記念を1人気で勝っていた4歳馬。

 

前々年の朝日杯フューチュリティステークスを勝っていたフサイチリシャールは13着に大敗していたが、エイシンドーバーの平行配置になっていた。

結論

新京都コース連勝歴を持ち、条件戦を勝ちあがってきたトゥードジボンを軸にしてみる。

 

相手は、アンドヴァラナウト、セッション、フリームファクシ、ドルチェモアあたりで。