ターコイズステークス2023の考察

ターコイズステークス2023の出馬表

ターコイズステークス2023には、22頭が登録。

登録馬22頭のうち、エリカヴィータ、コスタボニータ、ビューティフルデイ、メイショウホシアイが回避、リサリサが除外、フラーズダルムが抽選で外れ、16頭立てのフルゲートになっている。

前走で3勝クラスを勝ってきた馬が、1枠と6枠に集められている。

ターコイズステークスは、2015年に重賞化された牝馬限定のレースであるが、今年、3連覇を狙って、ミスニューヨークが出走してきた。

2015年にターコイズステークスが重賞化されてから、連覇を達成していたのは、2017年と2018年のミスパンテールと2021年と2022年のミスニューヨークの2頭だけ。

まあ、2015年から重賞化された割には、2頭の連覇馬が誕生しているというのも、ある意味すごいことなのかもしれない。

さて、今回は2019年ターコイズステークスを参考レースとして取り上げてみたいと思う。

ミスパンテールが連覇した翌年であり、この2019年には、桜花賞2着馬の3歳馬であるシゲルピンクダイヤが出走していたからである。

今年の桜花賞2着馬コナコーストが、ターコイズステークス2023に出走するという観点からも、2019年ターコイズステークスは気になる。

では、2019年ターコイズステークスを振り返ってみることにする。

2019年ターコイズステークス（16頭立て）

1着　コントラチェック　牝3　54㎏　7枠13番（逆4番）ルメール騎手　3人気

前走　秋華賞（京都2000ｍ）5人気15着

前々走　オークス（東京2400ｍ）3人気9着

1着同枠　フィリアプーラ　牝3　54㎏　丸山元気騎手　12人気

前走　紫苑ステークス（中山2000ｍ・指定・馬齢）8人気5着

前々走　オークス（東京2400ｍ）17人気10着

2着　エスポワール　牝3　53㎏　4枠8番（逆9番） M.デムーロ騎手　2人気

前走　3勝クラス・修学院ステークス（京都1800ｍ）2人気1着

前々走　秋華賞（京都2000ｍ）3人気9着

3着兼2着同枠　シゲルピンクダイヤ　牝3　54㎏　4枠7番（逆10番）和田竜二騎手　1人気

前走　秋華賞（京都2000ｍ）10人気3着

前々走　関西テレビ放送賞ローズステークス（阪神1800ｍ・指定・馬齢）4人気4着

2019年ターコイズステークスを勝利したのは、3歳馬のコントラチェック。

コントラチェックは、中山1800ｍのフラワーカップを勝っていた馬で、中山コースでは3戦2勝、2着1回の成績を残していた中山巧者の馬だった。

コントラチェックの同枠のフィリアプーラは、中山1600ｍの未勝利戦と中山1600ｍのフェアリーステークスを連勝していた3歳馬。

2着になったエスポワールは、秋華賞で9着に敗れた後、京都1800ｍの3勝クラスの修学院ステークスで勝ってきた3歳馬。

3着馬でエスポワールの同枠馬だったシゲルピンクダイヤは、桜花賞で2着になった後、オークス12着、関西テレビ放送賞ローズステークス4着、秋華賞3着の成績を残していた3歳馬。

2019年ターコイズステークスの結果から考えると、中山コースで好成績を残していた馬、桜花賞2着馬、条件戦を勝ってきた馬、3歳馬あたりが気になる。

イクイノックスの引退式が、ターコイズステークス2023が行われる12月16日に、中山競馬場で行われる。

イクイノックスは、有馬記念やジャパンカップを勝っている名馬であるが、なぜかクラシックでは2着続きだった。

イクイノックスから考えると、桜花賞2着馬のコナコーストは気になる。

そこで、コナコーストを軸にしてみる。

相手は、ルージュスティリア、キタウイング、ヒップホップソウル、ルージュエクレール、アナザーリリックあたりに軽く流してみる。