ウマゾーです。
いつも、読んでいただいてありがとうございます。
今回は、函館2歳ステークス2023について考えてみたいと思います。
函館2歳ステークス2023の出馬表
16頭が登録した函館2歳ステークス2023でしたが、ベアゴーゴーが回避し、15頭立てとなっています。
回避したベアゴーゴーは、ロードカナロア産駒のノーザンファーム生産の牝馬。
函館2歳ステークス2023の出走馬で、ノーザンファーム生産馬はバスターコールのみとなっています。
現在のところ、1人気はバスターコール、2人気はロータスワンド、3人気はベルパッションとなっていますが、バスターコールもロータスワンドも逃げて勝ってきた馬ですね。
枠 | 馬番 | 馬 名 | 性齢 | 斤量 | 騎手 | 調教師 | 馬主 |
1枠 | 1番 | スカイキャンバス | 牝2 | 55.0kg | 横山 武史 | 武井 亮 | MYレーシング |
2枠 | 2番 | ロータスワンド | 牝2 | 55.0kg | 藤岡 佑介 | 中竹 和也 | 前田 晋二 |
2枠 | 3番 | チークタイム | 牝2 | 55.0kg | 和田 竜二 | 鈴木 孝志 | 岡 浩二 |
3枠 | 4番 | タヤスロンドン | 牡2 | 55.0kg | 丹内 祐次 | 岩戸 孝樹 | 横瀬 兼二 |
3枠 | 5番 | ナスティウェザー | 牡2 | 55.0kg | 富田 暁 | 加藤 征弘 | ゴドルフィン |
4枠 | 6番 | バスターコール | 牡2 | 55.0kg | C.ルメール | 田村 康仁 | (有)サンデーレーシング |
4枠 | 7番 | クールベイビー | 牝2 | 55.0kg | 佐々木 大輔 | 矢野 英一 | 川上 哲司 |
5枠 | 8番 | カレンナオトメ | 牝2 | 55.0kg | 黛 弘人 | 小野 次郎 | (有)ミルファーム |
5枠 | 9番 | ナナオ | 牝2 | 55.0kg | 西村 淳也 | 小栗 実 | 増田 和啓 |
6枠 | 10番 | アガシ | 牡2 | 55.0kg | 武 豊 | 庄野 靖志 | ケイズジャパン |
6枠 | 11番 | コルルディ | 牝2 | 55.0kg | 鮫島 克駿 | 高柳 大輔 | IZURUジャパン |
7枠 | 12番 | レガテアドール | 牡2 | 55.0kg | 斎藤 新 | 吉田 直弘 | (株)ローレルレーシング |
7枠 | 13番 | ベルパッション | 牝2 | 55.0kg | 松田 大作 | 西園 正都 | 山崎 太嗣 |
8枠 | 14番 | ルージュレベッカ | 牝2 | 55.0kg | 横山 和生 | 昆 貢 | (株)東京ホースレーシング |
8枠 | 15番 | ゼルトザーム | 牡2 | 55.0kg | 浜中 俊 | 加用 正 | 宮川 純造 |
未勝利馬のカレンナオトメが出走してきましたね。
また、6枠のアガシとコルルディは、母の父がクロフネで統一されていますね。
馬齢重量の変化からのサイン
今年の函館2歳ステークスの大きなポイントは、馬齢重量の変化であると思います。
昨年の函館2歳ステークスは、全馬54㎏の負担重量でした。
しかし、今年の函館2歳ステークスは、全馬55㎏の負担重量となっています。
馬齢重量が1㎏変化しただけですが、おそらく、主催者はココをうまく使ってくるはず。
さて、過去を振り返ってみて、函館2歳ステークスの馬齢重量の変化があった年は、馬齢表記を変えた2001年が該当します。
2000年の函館3歳ステークスは、負担重量が全馬53㎏に対し、2001年の函館2歳ステークスでは、全馬54㎏の負担重量となっているんですよね。
ならば、馬齢重量の変化があった2001年函館2歳ステークスの結果を、前年の2000年函館3歳ステークスとともに見てみましょう。
2000年函館3歳ステークス( 2回函館8日・11頭立て)
1着 マイネルジャパン 牡3 53㎏ 6枠6番(逆6番) 四位洋文騎手 3人気
前走 ラベンダー賞(函館1200m・特指・馬齢)3人気2着 53㎏斤量
前々走 新馬戦(函館ダート1000m)4人気1着(ゾロ目)
2着 ゲイリームーチョ マル外 牡3 53㎏ 3枠3番(逆9番)岡部幸雄騎手 1人気
前走 新馬戦(函館1200m)1人気1着 53㎏斤量
前々走 新馬戦(函館1000m)1人気1着
馬齢重量変更前年だった2000年函館3歳ステークスは、函館ダート1000mの新馬戦を勝った後、函館1200mのオープンレースであるラベンダー賞で2着になっていた3人気のマイネルジャパンが1着。
マイネルジャパンは、デビュー戦から函館3歳ステークスまで、1人気を獲得していなかった馬。
2着は、デビューから函館3歳ステークスまで1人気になっていたマル外のゲイリームーチョ。
2001年函館2歳ステークス( 2回函館8日・13頭立て)
1着 サダムブルースカイ 牡2 54㎏ 7枠11番(逆3番)松永幹夫騎手 3人気
前走 新馬戦(函館1200m)2人気1着 53㎏斤量
前々走 新馬戦(函館ダート1000m)5人気5着
2着 スターエルドラード マル外 牡2 54㎏ 3枠3番(逆11番)横山典弘騎手 1人気
前走 新馬戦(函館1000m)1人気1着 53㎏斤量
前々走 新馬戦(函館1200m)1人気6着
馬齢重量変更年だった2001年函館2歳ステークスは、函館1200mの新馬戦を勝った3人気のサダムブルースカイが1着。
サダムブルースカイは、デビュー戦から函館2歳ステークスまで、1人気を獲得していなかった馬。
2着は、デビュー戦から函館2歳ステークスまで1人気だったスターエルドラード。
2000年函館3歳ステークスと2001年函館2歳ステークスは、1着が3人気、2着が1人気で一致させています。
また、2000年函館3歳ステークスも2001年函館2歳ステークスも、1着馬はデビュー戦から2000年函館3歳ステークスあるいは2001年函館2歳ステークスまで1人気を獲得していなかった馬、2着馬はデビュー戦から2000年函館3歳ステークスあるいは2001年函館2歳ステークスまで1人気に支持されていた馬を起用しています。
そして、2000年函館3歳ステークスも2001年函館2歳ステークスも、1着馬は3人気、2着馬は1人気になっています。
では、次に、昨年の函館2歳ステークスの結果を見てみます。
2022年函館2歳ステークス(1回函館11日・13頭立て)
1着 ブトンドール 牝2 54㎏ 8枠12番(逆2番)鮫島克駿騎手 4人気
前走 新馬戦(函館1200m・8頭立て)4人気1着 54㎏斤量
2着 クリダーム 牡2 54㎏ 3枠3番(逆11番)武豊騎手 3人気
前走 新馬戦(函館1200m)2人気1着 54㎏斤量
2022年函館2歳ステークスを勝ったブトンドールは、8頭立ての函館1200mの新馬戦(4人気)を1:11.1のタイムで勝っていた4人気の牝馬。
2着は、函館1200mの新馬戦を2人気で勝っていた3人気の牡馬。
2022年函館2歳ステークスの結果から考えると、4人気と3人気の馬、1:11.1のタイムで函館1200mの未勝利戦を勝っていたナナオ、4人気で函館1200mの新馬戦を勝っているコルルディとチークタイムは気になります。
最後に
昨年の函館2歳ステークスは、鮫島克駿騎手が騎乗したブトンドールが1着、2着は武豊騎手が騎乗したクリダームでした。
そして、今年、鮫島克駿騎手が騎乗するコルルディと武豊騎手が騎乗するアガシが、同枠配置となっています。
ココが妙に気になります。
そこで、コルルディ(アガシ)を軸にしてみます。
相手は、スカイキャンバス、ナスティウェザー、ゼルトザーム、ナナオあたりで軽く。