ウマゾーです。
いつも、読んでいただいてありがとうございます。
今回は、フェアリーステークス2023について考えてみたいと思います。
フェアリーステークス2023の出馬表
26頭の登録があったフェアリーステークス2023でしたが、 グローリーカフェ、サイモンオリーブ、サノノエスポ、マジカルワード、ランスオブサウンドが回避、アリスヴェリテ、コウセイマリア、トラベログ、ニシノコウフク、パルクリチュードが抽選で外れ、16頭立てとなっています。
現在のところ、1人気はヒップホップソウル、2人気はエナジーチャイム、3人気はディナトセレーネとなっています。
| 枠 | 馬番 | 馬 名 | 性齢 | 斤量 | 騎手 | 調教師 | 馬主 |
| 1枠 | 1番 | スピードオブライト | 牝3 | 54.0kg | 石川 裕紀人 | 相沢 郁 | (株)ヒダカ・ブリーダーズ・ユニオン |
| 1枠 | 2番 | リックスター | 牝3 | 54.0kg | 三浦 皇成 | 鹿戸 雄一 | 下澤 晃紀 |
| 2枠 | 3番 | マイレーヌ | 牝3 | 54.0kg | 横山 琉人 | 斎藤 誠 | 小関 昭次 |
| 2枠 | 4番 | アンタノバラード | 牝3 | 54.0kg | 田辺 裕信 | 伊藤 大士 | (有)ミルファーム |
| 3枠 | 5番 | ヒップホップソウル | 牝3 | 54.0kg | 松山 弘平 | 木村 哲也 | (有)社台レースホース |
| 3枠 | 6番 | ミシシッピテソーロ | 牝3 | 54.0kg | 鮫島 克駿 | 畠山 吉宏 | 了德寺健二ホールディングス(株) |
| 4枠 | 7番 | ディナトセレーネ | 牝3 | 54.0kg | 横山 武史 | 尾関 知人 | (有)社台レースホース |
| 4枠 | 8番 | イコノスタシス | 牝3 | 54.0kg | 北村 宏司 | 古賀 慎明 | (有)サンデーレーシング |
| 5枠 | 9番 | エナジーチャイム | 牝3 | 54.0kg | C.ルメール | 手塚 貴久 | (有)シルクレーシング |
| 5枠 | 10番 | メイクアスナッチ | 牝3 | 54.0kg | 戸崎 圭太 | 武市 康男 | (有)シルクレーシング |
| 6枠 | 11番 | ディヴァージオン | 牝3 | 54.0kg | M.デムーロ | 藤岡 健一 | 幅田 昌伸 |
| 6枠 | 12番 | ブラウンウェーブ | 牝3 | 54.0kg | 菅原 明良 | 宗像 義忠 | (株)トップフェロウ |
| 7枠 | 13番 |  チハヤ |
牝3 | 54.0kg | 丹内 祐次 | 加藤 誠一 | 浦野 和由 |
| 7枠 | 14番 | キタウイング | 牝3 | 55.0kg | 杉原 誠人 | 小島 茂之 | (有)ミルファーム |
| 8枠 | 15番 | ミタマ | 牝3 | 54.0kg | 岩田 望来 | 上村 洋行 | (株)ニッシンホールディングス |
| 8枠 | 16番 | ブルーイングリーン | 牝3 | 54.0kg | 山田 敬士 | 小手川 準 | 上村 洋司 |
シルクレーシングが馬主のエナジーチャイムとメイクアスナッチに入ったことで、フェアリーステークス2023は染め分け帽戦となりましたね。
増量馬出走からのサイン
フェアリーステークスは、2007年までは馬齢戦として行われており、2009年に日程移動されたとともに、馬齢戦から別定戦に変更されています。
今年のフェアリーステークスは、新潟2歳ステークスの優勝馬であるキタウイングが増量馬として出走しますが、2009年以降のフェアリーステークスで、増量馬が出走してきたのは、2009年、2015年、2017年の3回。
では、増量馬が出走した2009年、2015年、2017年のフェアリーステークスの結果を見てみます。
2009年フェアリーステークス（1回中山4日・日曜開催・16頭立て）
1着 ジェルミナル 牝3 54kg 1枠1番（逆16番）福永祐一騎手 1人気
前走 阪神ジュベナイルフィリーズ（阪神1600ｍ）2人気6着（2着対角）
前々走 500万下条件戦・黄菊賞（京都1800ｍ）1人気1着
1着同枠 カイテキプリン 牝3 54kg 後藤浩輝騎手 14人気
前走 500万下条件戦・黒松賞（中山1200ｍ）3人気6着
前々走 未勝利戦（札幌1200ｍ）3人気1着
2着 アイアムネオ 牝3 54kg 2枠3番（逆14番）藤田伸二騎手 4人気
前走 新馬戦（中山1600ｍ）1人気1着
2着同枠兼3着 グッデーコパ 牝3 54kg 田中勝春騎手 10人気
前走 ホープフルステークス（OP・中山2000ｍ・特指・別定）10人気11着
前々走 500万下条件戦・くるみ賞（東京1400ｍ）9人気3着
8着 イナズマアマリリス マル地 牝3 55kg 7枠14番（逆3番）池添謙一騎手 5人気
前走 阪神ジュベナイルフィリーズ（阪神1600ｍ）8人気5着
前々走 KBS京都賞ファンタジーステークス（京都1400ｍ・指定・馬齢）13人気1着
2009年フェアリーステークスを勝ったジェルミナルは、京都1800ｍの未勝利戦と京都1800ｍの500万下条件戦の黄菊賞を連勝した後、阪神ジュベナイルフィリーズに挑戦し、6着に敗れていた馬。
ジェルミナルの同枠のカイテキプリンは、札幌1200ｍの新馬戦を勝った後、中山1200ｍの500万下条件戦の黒松賞に出走して6着に敗れていた馬。
2着になったアイアムネオは、フェアリーステークスと同舞台の中山1600ｍの新馬戦（秋季）を1人気で勝っていた馬。
アイアムネオの同枠馬で3着になったグッデーコパは、中山1600ｍのデビュー戦を勝った後、東京1400ｍの500万下条件戦で3着、中山2000ｍのホープフルステークスで11着に敗れていた馬。
別定戦のすずらん賞とKBS京都賞ファンタジーステークスを勝っていた増量馬のイナズマアマリリスは8着に敗退していますが、2着になったアイアムネオの対角に配置されていました。
2015年フェアリーステークス（1回中山5日・祝日開催・16頭立て）
1着 ノットフォーマル 牝3 54kg 2枠4番（逆13番）黛弘人騎手 11人気
前走 500万下条件戦・赤松賞（東京1600ｍ）6人気8着
前々走 500万下条件戦・きんもくせい特別（福島1800ｍ）6人気3着
1着同枠 ヤマタケマツリ 牝3 54kg 田中勝春騎手 最下位人気
前走 500万下条件戦・平場（中山ダート1200ｍ）12人気最下位
前々走 未勝利戦（新潟ダート1200ｍ）5人気1着
2着 ローデッド 牝3 54kg 5枠15番（逆2番）戸崎圭太騎手 8人気
前走 未勝利戦（中京2000ｍ）4人気1着
前々走 未勝利戦（京都1800ｍ）4人気7着
2着同枠 トーセンラーク 牝3 54kg 吉田隼人騎手 6人気
前走 阪神ジュベナイルフィリーズ（阪神1600ｍ）10人気17着
前々走 兵庫ジュニアグランプリ（園田ダート1400ｍ）3着
3着 テンダリーヴォイス 牝3 54kg 1枠1番（逆16番）北村宏司騎手 3人気
前走 500万下条件戦・赤松賞（東京1600ｍ）3人気2着
前々走 アルテミスステークス（東京1600ｍ・指定・馬齢）8人気10着（1着同枠）
12着 オーミアリス 牝3 55kg 3枠6番（逆11番）北村友一騎手 4人気
前走 阪神ジュベナイルフィリーズ（阪神1600ｍ）8人気9着（2着対角）
前々走 小倉2歳ステークス（小倉1200ｍ・特指・馬齢）15人気1着
2015年フェアリーステークスで優勝したノットフォーマルは、札幌1200ｍの未勝利戦を勝った後、別定戦のクローバー賞（札幌1500ｍ）で2着になっていた馬。
ノットフォーマルの同枠のヤマタケマツリは、ダート戦のみの勝利歴しかなかった最下位人気の馬。
2着になったローデッドは、中京2000ｍの未勝利戦を勝っていた馬。
ローデッドの同枠のトーセンラークは、別定戦のクローバー賞（札幌1500ｍ）を勝っていた馬。
3着になったテンダリーヴォイスは、東京1600ｍの500万下条件戦の赤松賞で2着になっていた馬。
小倉2歳ステークスを勝っていた増量馬のオーミアリスは、12着に惨敗し、連対馬の筋配置にもなっていません。
2017年フェアリーステークス（1回中山3日・日曜開催・16頭立て）
1着 ライジングリーズン 牝3 54kg 8枠15番（逆2番）丸田恭介騎手 10人気
前走 アルテミスステークス（東京1600ｍ・指定・馬齢）12人気13着（2着対角）
前々走 新馬戦（中山1600ｍ）2人気1着
1着同枠 キャスパリーグ 牝3 54kg 戸崎圭太騎手 2人気
前走 500万下条件戦・つわぶき賞（中京1400ｍ）1人気2着
前々走 500万下条件戦・秋明菊賞（京都1400ｍ）1人気2着
2着 アエロリット 牝3 54kg 2枠3番（逆14番）横山典弘騎手 1人気
前走 500万下条件戦・サフラン賞（中山1600ｍ）1人気2着
前々走 新馬戦（東京1400ｍ）2人気1着
2着同枠 ブラックオニキス 牝3 55kg 黛弘人騎手 9人気
前走 阪神ジュベナイルフィリーズ（阪神1600ｍ）13人気12着
前々走 KBS京都賞ファンタジーステークス（京都1400ｍ・指定・馬齢）4人気8着（2着同枠）
3着 モリトシラユリ 牝3 54kg 4枠8番（逆9番）吉田豊騎手 7人気
前走 未勝利戦（中山ダート1800ｍ）1人気1着
前々走 未勝利戦（東京1800ｍ）3人気2着
2017年フェアリーステークスは、中山1600ｍの新馬戦を勝った後、アルテミスステークスに出走して13着（2着対角）に敗れていたライジングリーズンが1着。
ライジングリーズンの同枠のキャスパリーグは、新潟2歳ステークスで優勝したヴゼットジョリーの同枠にいた馬で、別定戦のもみじステークス（京都1400ｍ）で2着になっていた馬。
2着になったアエロリットは、東京1400ｍの新馬戦を勝った後、中山1600ｍの牝馬限定500万下条件戦のサフラン賞に出走して1人気2着だった馬。
アエロリットの同枠のブラックオニキスは、別定戦のクローバー賞を勝っていた増量馬。
3着になったモリトシラユリは、中山ダート1800ｍの未勝利戦を勝ってきた馬。
増量馬が出走した2009年、2015年、2017年のフェアリーステークスの結果から考えると、別定戦の連対馬（ミシシッピテソーロ）、中山1600ｍのレースで勝っている馬あたりが気になります。
最後に
ヒップホップソウル（ミシシッピテソーロ）を軸にしてみます。
相手はキタウイング、アンタノバラード、エナジーチャイム、メイクアスナッチ、スピードオブライトあたり。
