ウマゾーです。
いつも、読んでいただいてありがとうございます。
今回は、福島牝馬ステークス2023、サンケイスポーツ賞フローラステークス2023、読売マイラーズカップ2023の回顧をおこないたいと思います。
福島牝馬ステークス2023の回顧
福島牝馬ステークスの負担重量が、今年から賞金別定からグレード別定に変更されたことで、恩恵を受けた馬が、4頭いました。
ミスニューヨーク、ステラリア、ホウオウエミーズ、クリノプレミアムの4頭です。
その4頭のうち、2021年エリザベス女王杯で2着になるなど、出走馬中一番実績があった馬が、今年の福島牝馬ステークス覇者のステラリアでした。
エリザベス女王杯2着歴を持つ5歳馬なのに、8人気という低評価になっていましたが、見事に前評判を覆しましたね。
2着に入ったビッグリボンは、前々走の3勝クラスのサンタクロースステークスの勝利が、最終賞金加算だった馬。
同枠のジネストラが、前走で、3勝クラスの幕張ステークスを勝ってきていたので、コチラを軸にしましたが、同枠のビッグリボンの方を軸にすべきでしたね。
まあ、ビッグリボンの対角が、ターコイズステークス1着、ローレル競馬場賞中山牝馬ステークス3着(2着対角)のミスニューヨークだったので、コチラの方かなと思ったのですが…
3着になったクリノプレミアムも、賞金別定からグレード別定に変更されたことで、恩恵を受けた馬。
今年の福島牝馬ステークスは、負担重量の変更が大きなポイントだったということでしょう。
サンケイスポーツ賞フローラステークス2023の回顧
サンケイスポーツ賞フローラステークス2023の1着馬は、2勝馬のキミノナハマリアと同枠になっていたゴールデンハインド。
今年と同じく、アネモネステークス3着馬が出走した2007年サンケイスポーツ賞フローラステークスは、すみれステークス3着(2着対角)歴を持つ年明けデビュー馬のベッラレイアが1着、東京1600mの3歳新馬戦と中山2000mの3歳500万下条件戦で1人気を保持していたミンティエアーが2着。
一方、今年のサンケイスポーツ賞フローラステークスは、芙蓉ステークスで2着歴を持つゴールデンハインドが1着、3歳未勝利戦を2回走り、共に1人気に支持されていたソーダズリングが2着。
ミンティエアーとソーダズリングの共通項は、デビュー戦から前走まで1人気だったこと。
そして、ベッラレイアとゴールデンハインドの共通項は、牝馬限定ではないオープン戦で、直接2着あるいは2着馬の筋配置にいたこと。
3着になったブライトジュエリーは、3歳未勝利戦勝ちは良かったものの、1人気を取れていなかったことが、ソーダズリングとの差だったのでしょうね。
読売マイラーズカップ2023の回顧
阪神競馬場から京都競馬場に戻った読売マイラーズカップは、1人気のシュネルマイスターが勝利!
阪神競馬場から京都競馬場に変わった2012年読売マイラーズカップは、2011年NHKマイルカップを制していたグランプリボスと同枠になった前年読売マイラーズカップ1着馬のシルポートが1着。
読売マイラーズカップ2023の優勝馬のシュネルマイスターも、2021年NHKマイルカップ優勝馬なので、1着枠は両年ともNHKマイルカップ1着馬のいる枠でそろえたことになりますね。
2着になったガイアフォースは、1600m戦未出走だった馬。
3着になったソウルラッシュは、前年の読売マイラーズカップ1着馬。
実績上位で、斤量を増やされていた馬が3着以内を独占する結果となりましたね。
最後に
次の日曜日には、読売マイラーズカップと同様に、阪神から京都に戻って行われる天皇賞(春)があります。
今年は、昨年の5月開催に対し、4月開催となっていますね。
では、今回はこのあたりで。