ウマゾーです。
いつも、読んでいただいてありがとうございます。
今回は、安田記念2023について考えてみたいと思います。
安田記念2023（第73回）の出走予定
安田記念2023の登録馬は21頭。
現在のところ、インダストリア、ジャスティンカフェ、ジャスティンスカイの3頭が除外対象となっています。
| 馬 名 | 性齢 | 斤量 | 想定騎手 | 調教師 | |
| 1 | イルーシヴパンサー | 牡5 | 58.0kg | 岩田 望来 | 久保田 貴士 |
| 2 | インダストリア | 牡4 | 58.0kg | 宮田 敬介 | |
| 3 | ウインカーネリアン | 牡6 | 58.0kg | 三浦 皇成 | 鹿戸 雄一 |
| 4 | ガイアフォース | 牡4 | 58.0kg | 西村 淳也 | 杉山 晴紀 |
| 5 |  カフェファラオ |
牡6 | 58.0kg | 浜中 俊 | 堀 宣行 |
| 6 | ジャスティンカフェ | 牡5 | 58.0kg | 安田 翔伍 | |
| 7 | ジャスティンスカイ | 牡4 | 58.0kg | 友道 康夫 | |
| 8 | ジャックドール | 牡5 | 58.0kg | 武 豊 | 藤岡 健一 |
| 9 | シャンパンカラー | 牡3 | 54.0kg | 内田 博幸 | 田中 剛 |
| 10 | シュネルマイスター |
牡5 | 58.0kg | Ｃ．ルメール | 手塚 貴久 |
| 11 | セリフォス | 牡4 | 58.0kg | Ｄ．レーン | 中内田 充正 |
| 12 | ソウルラッシュ | 牡5 | 58.0kg | 松山 弘平 | 池江 泰寿 |
| 13 | ソダシ | 牝5 | 56.0kg | 川田 将雅 | 須貝 尚介 |
| 14 | ソングライン | 牝5 | 56.0kg | 戸崎 圭太 | 林 徹 |
| 15 | ダノンスコーピオン | 牡4 | 58.0kg | Ｍ．デムーロ | 安田 隆行 |
| 16 | ドルチェモア | 牡3 | 54.0kg | 坂井 瑠星 | 須貝 尚介 |
| 17 | ナミュール | 牝4 | 56.0kg | 横山 武史 | 高野 友和 |
| 18 | ナランフレグ | 牡7 | 58.0kg | 丸田 恭介 | 宗像 義忠 |
| 19 | マテンロウオリオン | 牡4 | 58.0kg | 横山 典弘 | 昆 貢 |
| 20 | メイケイエール | 牝5 | 56.0kg | 池添 謙一 | 武 英智 |
| 21 | レッドモンレーヴ | 牡4 | 58.0kg | 横山 和生 | 蛯名 正義 |
参考 netkeiba
地方馬優先出走ルートからのサイン
2023年、安田記念の地方馬優先出走ルートが変更されています。
2022年は、読売マイラーズカップと京王杯スプリングカップの1・2着の地方馬に加え、高松宮記念の2着以内の地方馬、大阪杯の2着以内の地方馬、NHKマイルカップ3着以内の地方馬、ヴィクトリアマイル2着以内の地方馬が優先的に安田記念に出走できました。
しかし、2023年は、読売マイラーズカップと京王杯スプリングカップの1・2着の地方馬に加え、過去1年間の芝G1の1着歴を持つ地方馬に変更されています。
この変更により、不利になったのが、今年のヴィクトリアマイル2着馬のソダシ。
逆に有利になったのが、前年のマイルチャンピオンシップ優勝馬のセリフォス、前年の朝日杯フューチュリティステークス1着馬のドルチェモア。
春季古馬G1からのサイン
今年行われた古馬G1を振り返ってみます。
2023年フェブラリーステークス（東京ダート1600ｍ・16頭立て）
1着 レモンポップ マル外 牡5 58㎏ 4枠7番（逆10番）坂井瑠星騎手 1人気
前々走 東京中日スポーツ杯武蔵野ステークス（東京ダート1600ｍ・指定・別定）1人気2着
2着 レッドルゼル 牡7 58㎏ 8枠15番（逆2番）川田将雅騎手 3人気
前々走 東京盃（大井ダート1200ｍ）1着 58㎏斤量
2022年フェブラリーステークス 1人気6着（1着同枠）
2023年フェブラリーステークスは、フェブラリーステークスと同じ東京ダート1600ｍの東京中日スポーツ杯武蔵野ステークスで1人気2着だったレモンポップが1着、2着は東京盃で58㎏斤量をクリアしていた前年フェブラリーステークス1人気6着だったレッドルゼル。
2023年高松宮記念（中京1200ｍ・18頭立て）
1着 ファストフォース マル地 牡7 58㎏ 7枠13番（逆6番）団野大成騎手 12人気
前走 シルクロードステークス（中京1200ｍ・特指・ハンデ）10人気2着 57.5㎏斤量
5走前 産経賞セントウルステークス（中京1200ｍ・指定・別定）6人気2着
2022年高松宮記念 16人気9着
2着 ナムラクレア 牝4 56㎏ 7枠15番（逆4番） 浜中俊騎手 2人気
前走 シルクロードステークス（中京1200ｍ・特指・ハンデ）2人気1着 56.5㎏斤量
2023年高松宮記念は、高松宮記念と同じ中京1200ｍの別定戦の産経賞セントウルステークスで2着、同じく高松宮記念と同じ中京1200ｍのハンデ戦のシルクロードステークスで2着だったファストフォースが1着。
ファストフォースは、前年の高松宮記念に出走して9着（4着同枠）だった馬。
2着は、中京1200ｍのハンデ戦のシルクロードステークスで56.5㎏斤量で1着になっていた牝馬のナムラクレア。
2023年大阪杯（阪神2000ｍ・16頭立て）
1着 ジャックドール 牡5 58㎏ 5枠9番（逆8番）武豊騎手 2人気
前走 香港カップ（香港2000ｍ）7着
2022年大阪杯 2人気5着
2着 スターズオンアース 牝4 56㎏ 6枠11番（逆6番）ルメール騎手 1人気
前走 秋華賞（阪神2000ｍ）1人気3着（ゾロ目決着）
2023年大阪杯は、前年の大阪杯で5着だったジャックドールが1着、2着は大阪杯と同じ阪神2000ｍの秋華賞でゾロ目決着の3着だったスターズオンアース。
2023年天皇賞（春）（京都3200ｍ・17頭立て）
1着 ジャスティンパレス 牡4 58㎏ 1枠1番（逆17番）ルメール騎手 2人気
前走 阪神大賞典（阪神3000ｍ・指定・別定）2人気1着 57㎏斤量
2着 ディープボンド 牡6 58㎏ 4枠7番（逆11番）和田竜二騎手 5人気
前走 阪神大賞典（阪神3000ｍ・指定・別定）3人気5着
2022年天皇賞（春） 1人気2着（ゾロ目決着）
京都開催に戻った2023年天皇賞（春）は、阪神大賞典で1㎏斤量増となっていたジャスティンパレスが1着、2着は前年の阪神開催の天皇賞（春）でゾロ目の2着だったディープボンド。
2023年ヴィクトリアマイル（東京1600ｍ・16頭立て）
1着 ソングライン 牝5 56㎏ 3枠6番（逆11番）戸崎圭太騎手 4人気
前走 1351ターフスプリント（キングアブドゥルアジーズ1351ｍ）10着
3走前 安田記念（東京1600ｍ）4人気1着
2022年ヴィクトリアマイル 2人気5着
2着 ソダシ 牝5 56㎏ 8枠16番（逆3番）レーン騎手 3人気
前走 マイルチャンピオンシップ（阪神1600ｍ）2人気3着
2022年ヴィクトリアマイル 4人気1着
2023年ヴィクトリアマイルは、ヴィクトリアマイルと同じ東京1600ｍの安田記念を勝ち、前年のヴィクトリアマイルで5着だったソングラインが1着、2着は前年のヴィクトリアマイルを勝っていたソダシ。
春季に行われた古馬G1は、前年の同レースに出走していた馬が連対、そのG1と同じ競馬場かつ同じ距離の指定交流競走で連対していた馬（1年以内条件合致馬・天皇賞（春）を除く）が連対しています。
安田記念2023の登録馬で、前年の安田記念に出走していた馬は、ソングライン、シュネルマイスター、セリフォス、イルーシヴパンサー、ナランフレグ、ソウルラッシュ、カフェファラオ。
安田記念2023の登録馬で、1年以内の指定交流競走で連対していた馬は、シャンパンカラー、セリフォス、ソウルラッシュ、ソダシ、ソングライン。
最後に
昨年の安田記念は、安田伊左衛門生誕150周年記念として行われましたが、今年も競馬法100周年記念という記念大会になります。
つまり、昨年の安田記念も今年の安田記念も1回限りのレースになるということです。
ココが大きなポイントになるでしょう。
