ウマゾーです。
いつも、読んでいただいてありがとうございます。
今回も、チューリップ賞2023について考えてみたいと思います。
チューリップ賞2023の出馬表
17頭が登録したチューリップ賞2023でしたが、17頭全頭が出走してきました。
現在のところ、1人気はドゥーラ、2人気はペリファーニア、3人気はルミノメテオールとなっています。
| 枠 | 馬番 | 馬 名 | 性齢 | 斤量 | 騎手 | 調教師 | 馬主 |
| 1枠 | 1番 | アンリーロード | 牝3 | 54.0kg | 池添 謙一 | 茶木 太樹 | 三木 正浩 |
| 1枠 | 2番 | キタウイング | 牝3 | 54.0kg | 杉原 誠人 | 小島 茂之 | (有)ミルファーム |
| 2枠 | 3番 | ルミノメテオール | 牝3 | 54.0kg | M.デムーロ | 金成 貴史 | 尾上 松壽 |
| 2枠 | 4番 | エクローサ | 牝3 | 54.0kg | 藤岡 康太 | 坂口 智康 | 吉田 千津 |
| 3枠 | 5番 | ダルエスサラーム | 牝3 | 54.0kg | 幸 英明 | 高野 友和 | (有)サンデーレーシング |
| 3枠 | 6番 | レミージュ | 牝3 | 54.0kg | 荻野 極 | 松永 幹夫 | (株)ノースヒルズ |
| 4枠 | 7番 | マラキナイア | 牝3 | 54.0kg | 松山 弘平 | 吉岡 辰弥 | (有)社台レースホース |
| 4枠 | 8番 | ドゥーラ | 牝3 | 54.0kg | 戸崎 圭太 | 高橋 康之 | サイプレスホールディングス(同) |
| 5枠 | 9番 | モズメイメイ | 牝3 | 54.0kg | 武 豊 | 音無 秀孝 | (株)キャピタル・システム |
| 5枠 | 10番 | アリスヴェリテ | 牝3 | 54.0kg | 坂井 瑠星 | 中竹 和也 | 加藤 誠 |
| 6枠 | 11番 | バースクライ | 牝3 | 54.0kg | 浜中 俊 | 千田 輝彦 | ゴドルフィン |
| 6枠 | 12番 | カフジキアッキエレ | 牝3 | 54.0kg | 国分 恭介 | 森田 直行 | 加藤 守 |
| 7枠 | 13番 | コナコースト | 牝3 | 54.0kg | 鮫島 克駿 | 清水 久詞 | (有)サンデーレーシング |
| 7枠 | 14番 | ルカン | 牝3 | 54.0kg | 横山 典弘 | 安田 翔伍 | 小林 昌子 |
| 8枠 | 15番 | ワレハウミノコ | 牝3 | 54.0kg | 富田 暁 | 武 英智 | 谷掛 龍夫 |
| 8枠 | 16番 | サーマルソアリング | 牝3 | 54.0kg | 岩田 望来 | 藤原 英昭 | (有)キャロットファーム |
| 8枠 | 17番 | ペリファーニア | 牝3 | 54.0kg | 横山 武史 | 鹿戸 雄一 | (有)キャロットファーム |
キャロットファームが馬主のサーマルソアリングとペリファーニアが8枠同枠になっていますね。
ということは、チューリップ賞2023は染め分け帽戦になったということですね。
フェアリーステークス1着馬出走からのサイン
チューリップ賞2023に、今年のフェアリーステークス1着馬のキタウイングが出走してきました。
フェアリーステークスは、2009年に日程移動されるとともに、1200ｍから1600ｍに距離変更されたレースなんですが、馬齢戦から別定戦への変更も2009年に行われています。
2009年以降で、フェアリーステークス1着馬がチューリップ賞に出走してきたケースは、2009年のジェルミナルと2020年のスマイルカナの2頭。
ただし、ジェルミナルは、阪神ジュベナイルフィリーズ6着からフェアリーステークスを勝った馬、スマイルカナは、1勝クラスのひいらぎ賞（中山1600ｍ）を勝った後、フェアリーステークスを勝利している馬です。
チューリップ賞2023に出走するキタウイングは、阪神ジュベナイルフィリーズ14着の後、フェアリーステークスを勝っている馬なので、ジェルミナルに似ています。
では、ジェルミナルが出走した2009年チューリップ賞の結果を見てみます。
2009年チューリップ賞（13頭立て）
1着 ブエナビスタ 牝3 54㎏ 4枠5番（逆9番）安藤勝己騎手 1人気
前走 阪神ジュベナイルフィリーズ（阪神1600ｍ）1人気1着
前々走 2歳未勝利戦（京都1600ｍ）1人気1着
1着同枠 ジェルミナル 牝3 54㎏ 福永祐一騎手 3人気
前走 フェアリーステークス（中山1600ｍ・特指・別定）1人気1着
前々走 阪神ジュベナイルフィリーズ（阪神1600ｍ）2人気6着（2着対角）
2着 サクラミモザ 牝3 54㎏ 5枠7番（逆7番）藤岡佑介騎手 7人気
前走 3歳500万下条件戦・平場（京都ダート1400ｍ）1人気1着
前々走 新馬戦（中山ダート1200ｍ）2人気1着
2着同枠 バージンサファイヤ 地方馬 牝3 54㎏ 木村健騎手 10人気
前走 園田ユースカップ（園田ダート1400ｍ）3人気4着
前々走 園田クイーンセレクション（園田ダート1400ｍ）3人気1着
3着 ルージュバンブー 牝3 54㎏ 1枠1番（逆13番）小牧太騎手 8人気
前走 3歳未勝利戦（京都1600ｍ）2人気1着
前々走 3歳新馬戦（京都2000ｍ）7人気3着
2009年チューリップ賞を勝ったブエナビスタは、阪神ジュベナイルフィリーズで勝利したノーザンファーム生産（馬主はサンデーレーシング）の1人気の馬で、新馬戦からチューリップ賞まで1人気を維持していました。
ブエナビスタの同枠のジェルミナルは、同年のフェアリーステークス1着馬。
ジェルミナルは、京都1800ｍの未勝利戦と2歳500万下条件戦の黄菊賞を連勝した後、阪神ジュベナイルフィリーズ6着、フェアリーステークス1着になっていた3勝馬。
2着になったサクラミモザは、ダート戦で連勝していた馬。
サクラミモザの同枠のバージンサファイヤは、10人気の地方馬。
3着になったルージュバンブーは、年明けデビューの1勝馬。
2009年チューリップ賞の結果から考えると、1人気の馬、フェアリーステークス1着馬、ダート戦で勝っている馬あたりが気になります。
17頭立てのチューリップ賞からのサイン
17頭立てとなったチューリップ賞2023ですが、過去に17頭立てで行われたチューリップ賞は2015年だけ。
2015年のチューリップ賞は、阪神ジュベナイルフィリーズ3着馬のココロノアイが勝ちましたが、ココロノアイは18頭立ての未勝利戦（新潟1600ｍ）と17頭立てのアルテミスステークスを勝っていた馬でした。
また、2015年チューリップ賞2着馬のアンドリエッテも、18頭立ての未勝利戦（阪神1600ｍ）を勝っていた馬で、多数頭のレースでの実績がありました。
チューリップ賞2023の出走馬で、17頭以上の馬が出走したレースで勝っている馬は、エクローサ、カフジキアッキエレ、バースクライの3頭。
16頭以上に広げても、エクローサ、カフジキアッキエレ、バースクライの他、キタウイング、サーマルソアリング、ペリファーニア、レミージュといったところ。
最後に
ペリファーニアを軸にしてみます。
相手はバースクライ、レミージュ、コナコースト、モズメイメイ、カフジキアッキエレ、ドゥーラあたり。
