ウマゾーです。
唐突ですが、サイン競馬ってありますよね。
何を持って、サインとするかは人それぞれなんですが、案外、サイン競馬って侮れないんですよね。
当たった時の破壊力はスゴイものがあります。
まあ、当たればの話ですが…
たとえば、宝塚記念2019のような大きなレースの場合、主催者も盛り上げる(売上を伸ばす?)ために、色々な仕掛けをしてきますよね。
でも、全部が全部、そのレースに関連したサインかというと、そうでもないし、関連したレースであっても人によって見方が異なるので、色々な解釈ができちゃいます。
サイン競馬は、こういったところがむずかしいんですよね。
さて、今週のメーンといえば、宝塚記念2019です。
この宝塚記念というレースは、褒賞金交付対象のレースに指定されています。
褒賞金交付対象のレースは、春が大阪杯、天皇賞(春)、宝塚記念の3レース。
秋が天皇賞(秋)、ジャパンカップ、有馬記念の3レースとなっています。
他にも、3歳馬の皐月賞、東京優駿、菊花賞も褒賞金交付対象のレースなんですが、ここでは割愛します。
この春と秋に行われる3レースを比べると、面白いことに気付きます。
褒賞金交付対象のレースからのサイン?
2018年天皇賞(秋)(13頭立て)
1着 レイデオロ 牡4 58㎏ 4枠4番(逆10番)ルメール騎手 2人気
2着 サングレーザー 牡4 58㎏ 6枠9番(逆5番)モレイラ騎手 4人気
2019年大阪杯(14頭立て)
1着 アルアイン 牡5 57㎏ 3枠3番(逆12番)北村友一騎手 9人気
2着 キセキ 牡5 57㎏ 4枠6番(逆9番)川田将雅騎手 2人気
2018年ジャパンカップ(14頭立て)
1着 アーモンドアイ 牝3 53㎏ 1枠1番(逆14番)ルメール騎手 1人気
2着 キセキ 牡4 57㎏ 5枠8番(逆7番)川田将雅騎手 4人気
2019年天皇賞(春)(13頭立て)
1着 フィエールマン 牡4 58㎏ 7枠10番(逆4番)ルメール騎手 1人気
2着 グローリーヴェイズ 牡4 58㎏ 5枠7番(逆7番)戸崎圭太騎手 6人気
褒賞金交付対象のレースでは、2018年天皇賞(秋)と2019年大阪杯が連動、2018年ジャパンカップと2019年天皇賞(春)が連動しています。
最後に残った2018年有馬記念と2019年宝塚記念ですが、果たして連動があるんですかね?
2018年有馬記念(16頭立て)
1着 ブラストワンピース 牡3 55㎏ 4枠8番(逆9番)池添謙一騎手 3人気
2着 レイデオロ 牡4 57㎏ 6枠12番(逆5番)ルメール騎手 1人気
GⅠ競走における特別出走奨励金交付基準からのサイン?
主催者は、気付かないところに仕掛けをしてきます。
競馬番組一覧およびルールを見ると、G1競走における特別出走奨励金交付基準が2019年6月1日に改正されています。
6月1日といえば、安田記念の前日ですね。
G1競走における特別出走奨励金交付基準の目的を見てみます。
本会が指定するGⅠ競走における特別出走奨励金交付基準
(目的)
第1条 この基準は,本会が指定するGⅠ競走における,安定的な出走頭数の確保および競走内容の充実を図るため,同競走に出走した馬の馬主(共有馬にあっては共有代表馬主。以下同じ。)に対して,特別出走奨励金を交付することに関し,必要な事項を定めることを目的とする。
出典 JRA
つまり、G1競走を行うためには、安定した出走頭数が必要であり、出走してくれる馬主には特別出走奨励金を出すよ、ってことです。
このG1競走における特別出走奨励金交付基準が改正された翌日に行われた安田記念は、シルクレーシングが馬主のインディチャンプが勝っていますが、シルクレーシングが馬主の出走馬は、インディチャンプの他にアーモンドアイがいました。
シルクレーシングは、複数頭を安田記念に出走させたことで、主催者から安田記念1着と3着の着順をもらえたと考えられないでしょうか?
これを、宝塚記念2019に当てはめると、レイデオロとリスグラシューを出走させるキャロットファームが浮かびます。
最後に
土曜日に行われた阪神競馬場のメーンレースは、3勝クラス(1600万円以下)の垂水ステークスでしたが、エクレアスパークルという馬が勝っています。
でも、気になるのはマル地のタガノジーニアスの方です。
タガノジーニアスは18頭立ての6枠11番配置で、隣の7枠が1着、隣の5枠が2着になっています。
また、垂水ステークスの裏番組の函館競馬場の大沼ステークスにもマル地が出走していました。
大沼ステークスに出走していたマル地のクロスケは、14頭立ての7枠11番配置でした。
結果は隣の6枠が1着となっていました。
この結果が、宝塚記念2019に反映されるならショウナンバッハの隣の枠は面白いでしょうね。