ウマゾーです。
いつも、読んでいただいてありがとうございます。
今回は、宝塚記念2021について考えてみたいと思います。
宝塚記念2021の出馬表
宝塚記念2021には15頭が登録しましたが、キングニミッツとヨシオが回避し、13頭立てとなっています。
現在のところ、1人気はクロノジェネシス、2人気はレイパパレ、3人気はカレンブーケドールと上位は牝馬が独占しています。
やはり、夏は牝馬という格言通りの結果となるんでしょうかね。
枠 | 馬番 | 馬 名 | 性齢 | 斤量 | 騎手 | 調教師 | 馬主 |
1枠 | 1番 | ユニコーンライオン | 牡5 | 58.0kg | 坂井 瑠星 | 矢作 芳人 | ライオンレースホース(株) |
1枠 | 2番 | レイパパレ | 牝4 | 56.0kg | 川田 将雅 | 高野 友和 | (有)キャロットファーム |
3枠 | 3番 | メロディーレーン | 牝5 | 56.0kg | 幸 英明 | 森田 直行 | 岡田 牧雄 |
2枠 | 4番 | ワイプティアーズ | 牡6 | 58.0kg | 和田 竜二 | 加用 正 | 吉田 照哉 |
4枠 | 5番 | アドマイヤアルバ | せん6 | 58.0kg | 酒井 学 | 柄崎 孝 | 近藤 旬子 |
5枠 | 6番 | シロニイ | 牡7 | 58.0kg | 松若 風馬 | 池江 泰寿 | 金子真人ホールディングス(株) |
5枠 | 7番 | クロノジェネシス | 牝5 | 56.0kg | C.ルメール | 斉藤 崇史 | (有)サンデーレーシング |
6枠 | 8番 | カデナ | 牡7 | 58.0kg | 松山 弘平 | 中竹 和也 | 前田 幸治 |
6枠 | 9番 | アリストテレス | 牡4 | 58.0kg | 武 豊 | 音無 秀孝 | 近藤 英子 |
7枠 | 10番 | カレンブーケドール | 牝5 | 56.0kg | 戸崎 圭太 | 国枝 栄 | 鈴木 隆司 |
6枠 | 11番 | モズベッロ | 牡5 | 58.0kg | 池添 謙一 | 森田 直行 | (株)キャピタル・システム |
6枠 | 12番 | ミスマンマミーア | 牝6 | 58.0kg | 岩田 望来 | 寺島 良 | 吉田 勝利 |
8枠 | 13番 | キセキ | 牡7 | 58.0kg | 福永 祐一 | 辻野 泰之 | 石川 達絵 |
13頭立てといえば、大阪杯も13頭立てでしたね。
天皇賞春と安田記念からのサイン
宝塚記念は、4歳以上の牡馬と騙馬は58㎏の斤量、4歳以上の牝馬は56㎏の斤量を背負わなければいけないレース!
このような斤量を背負うG1レースは、天皇賞春、安田記念、天皇賞秋、そして、宝塚記念の4レースしかありません。
では、既に終了した今年の天皇賞春と安田記念の結果を見てみます。
2021年天皇賞春(京都→阪神・2回阪神12日・17頭立て)
1着 ワールドプレミア 牡5 58㎏ 1枠1番(逆17番)福永祐一騎手 3人気
前走 日経賞(中山2500m・指定・別定)2人気3着 57㎏斤量
前々走 有馬記念(中山2500m)5人気5着(同着)
2019年菊花賞馬
1着同枠 アリストテレス 牡4 58㎏ ルメール騎手 2人気
前走 阪神大賞典(1回阪神12日・阪神3000m・指定・別定)1人気7着 56㎏斤量
前々走 アメリカジョッキークラブカップ(中山2200m・特指・別定)1人気1着
2020年菊花賞2着馬
2着 ディープボンド 牡4 58㎏ 6枠12番(逆6番)和田竜二騎手 1人気
前走 阪神大賞典(1回阪神12日・阪神3000m・指定・別定)3人気1着 56㎏斤量
前々走 日刊スポーツ賞中山金杯(中山2000m・特指・ハンデ)2人気14着
2着同枠 メイショウテンゲン 牡5 58㎏ 酒井学騎手 13人気
前走 阪神大賞典(1回阪神12日・阪神3000m・指定・別定)7人気6着(2着対角)
前々走 ダイヤモンドステークス(東京3400m・特指・ハンデ)10人気最下位(1着同枠)
3着 カレンブーケドール 牝5 56㎏ 2枠3番(逆15番)戸崎圭太騎手 4人気
前走 日経賞(中山2500m・指定・別定)1人気2着
前々走 有馬記念(中山2500m)3人気5着(同着)
2021年天皇賞春は、2019年菊花賞馬のワールドプレミアが1着。
ワールドプレミアは、2019年菊花賞を勝ってから、1年以上も連対すらなかった馬で、近1年はG1とG2のみに出走していました。
ワールドプレミアの同枠のアリストテレスは、2020年菊花賞2着馬で、別定戦のアメリカジョッキークラブカップで1着になったものの、阪神大賞典では1人気に支持されたものの、7着に敗退していました。
2着になったディープボンドは、1回阪神9日から1回阪神12日に変更された阪神大賞典の覇者。
ディープボンドの同枠のメイショウテンゲンは、ダイヤモンドステークスで1着同枠、阪神大賞典で2着対角と近2走で連対馬の筋配置にいた馬。
3着となったカレンブーケドールは、有馬記念でワールドプレミアとともに、5着同着になっていた馬で、日経賞では2着になっていました。
2021年安田記念(3回東京2日・14頭立て)
1着 ダノンキングリー 牡5 58㎏ 7枠11番(逆4番)川田将雅騎手 8人気
前走 天皇賞秋(東京2000m)3人気最下位(1着対角)58㎏斤量
前々走 安田記念(東京1600m)5人気7着
2019年日本ダービー2着馬
1着同枠 ケイデンスコール 牡5 58㎏ 岩田康誠騎手 5人気
前走 読売マイラーズカップ(2回阪神10日・阪神1600m・指定・別定)2人気1着(ゾロ目)
前々走 中山記念(中山1800m・指定・別定)5人気2着
2着 グランアレグリア 牝5 56㎏ 4枠5番(逆10番)ルメール騎手 1人気
前走 ヴィクトリアマイル(東京1600m)1人気1着
前々走 大阪杯(阪神2000m)2人気4着
2着同枠 ダノンプレミアム 牡6 58㎏ 池添謙一騎手 6人気
前走 香港カップ(香港1600m)4着
前々走 天皇賞秋(東京2000m)6人気4着
3着 シュネルマイスター マル外 牡3 54㎏ 8枠13番(逆2番)横山武史騎手 4人気
前走 NHKマイルカップ(東京1600m)2人気1着
前々走 報知杯弥生賞ディープインパクト記念(中山2000m・指定・馬齢)2人気2着
2021年安田記念で優勝したのは、2019年日本ダービー2着馬のダノンキングリー。
ダノンキングリーは、2020年中山記念以来の勝利となりました。
ダノンキングリーは、前年の安田記念で7着に敗れた後、天皇賞秋でも最下位に負けていた馬。
ダノンキングリーの同枠のケイデンスコールは、京都から中京替わりとなったスポーツニッポン賞京都金杯で1着になった後、中山記念で2着、京都から阪神替わりとなった読売マイラーズカップで優勝していた馬。
2着となったグランアレグリアは、前年の安田記念の覇者。
前年の安田記念を勝った後は、G1のレースのみ出走していた馬。
2着になったダノンプレミアムは、前年の安田記念で13着に敗れた後、天皇賞秋と香港カップで連続4着だった馬。
3着となったシュネルマイスターは、NHKマイルカップを制していた3歳馬。
今年の天皇賞春と安田記念の結果から考えると、1年以上勝っていないG1馬あるいは連対馬で1年以内はG2以上に出走していた馬、1人気の馬、日程あるいは開催場所が変更されたレース(指定交流競走別定戦?)で1着になっている馬あたりが気になります。
名馬の肖像からのサイン
名馬の肖像はメジロパーマー!
メジロパーマーは1992年の宝塚記念優勝馬ですが、宝塚記念で初G1を達成した馬です。
1992年の宝塚記念は、宝塚記念2021と同じ13頭立てで行われ、8枠12番に配置されたメジロパーマーは9人気で勝っています。
メジロパーマーは、前年は障害レースを走っていた馬で、前々走の天皇賞春で7着に敗れた後、13頭立てで行われた新潟2200mのハンデ重賞である新潟大賞典で1着となり、宝塚記念に出走しています。
メジロパーマーから考えると、8枠の馬、2200mのレースで勝っている馬、G1未連対の馬あたりが気になります。
ファン投票1位からのサイン
宝塚記念で、牝馬がファン投票1位となり、宝塚記念に出走してきたのは、1998年のエアグルーヴ、2010年と2011年のブエナビスタの3回。
この3年は、G1未勝利馬が勝っており、1人気が連対しています。
また、1998年のエアグルーヴ以外はファン投票1位の馬が連対しており、エアグルーヴ自身も3着に入っています。
ちなみに、この3年は、3着馬は3人気で統一されています。
最後に
おそらく、2着ではないかと思いますが、クロノジェネシスを軸にします。
相手は、ミスマンマミーア、キセキ、ユニコーンライオン、カデナ、カレンブーケドールあたりに。