ウマゾーです。
いつも、読んでいただいてありがとうございます。
牝馬3冠といえば、桜花賞とオークス、そして秋華賞ですよね。
でも、桜花賞とオークスは定量戦なのに、秋華賞だけは馬齢戦で行われます。
秋華賞も2002年までは定量戦で行われていましたが、2003年に馬齢戦に変更され、その2003年に牝馬3冠を達成したのがスティルインラブというわけです。
何かを変更した時に、誕生するのが3冠馬ということでしょうかね。
さて、今回は秋華賞2019について考えてみたいと思います。
秋華賞2019の出走予定
秋華賞2019の出走予定は19頭。
秋華賞2019の出走可能頭数は18頭なので、現時点で、通算収得賞金900万円の馬であるコパカティ、シングフォーユー、トゥーフラッシー、ローズテソーロの4頭の中から1頭が外れることになります。
また、秋華賞2019は、桜花賞馬もいなければ、オークス馬もいない出走構成になります。
馬 名 | 性齢 | 斤量 | 想定騎手 | 調教師 | |
1 | エスポワール | 牝3 | 55.0kg | A.シュタルケ | 角居 勝彦 |
2 | カレンブーケドール | 牝3 | 55.0kg | 津村 明秀 | 国枝 栄 |
3 | クロノジェネシス | 牝3 | 55.0kg | 北村 友一 | 斉藤 崇史 |
4 | コパカティ | 牝3 | 55.0kg | 松若 風馬 | 佐々木 晶三 |
5 | コントラチェック | 牝3 | 55.0kg | C.ルメール | 藤沢 和雄 |
6 | サトノダムゼル | 牝3 | 55.0kg | M.デムーロ | 堀 宣行 |
7 | シェーングランツ | 牝3 | 55.0kg | 武 豊 | 藤沢 和雄 |
8 | シゲルピンクダイヤ | 牝3 | 55.0kg | 和田 竜二 | 渡辺 薫彦 |
9 | シャドウディーヴァ | 牝3 | 55.0kg | 松山 弘平 | 斎藤 誠 |
10 | シングフォーユー | 牝3 | 55.0kg | 牧 光二 | |
11 | ダノンファンタジー | 牝3 | 55.0kg | 川田 将雅 | 中内田 充正 |
12 | トゥーフラッシー | 牝3 | 55.0kg | 高市 圭二 | |
13 | パッシングスルー | 牝3 | 55.0kg | 戸崎 圭太 | 黒岩 陽一 |
14 | ビーチサンバ | 牝3 | 55.0kg | 福永 祐一 | 友道 康夫 |
15 | フェアリーポルカ | 牝3 | 55.0kg | 三浦 皇成 | 西村 真幸 |
16 | ブランノワール | 牝3 | 55.0kg | 浜中 俊 | 須貝 尚介 |
17 | メイショウショウブ | 牝3 | 55.0kg | 池添 謙一 | 池添 兼雄 |
18 | レッドアネモス | 牝3 | 55.0kg | 藤岡 康太 | 友道 康夫 |
19 | ローズテソーロ | 牝3 | 55.0kg | 横山 典弘 | 金成 貴史 |
参考 netkeiba
2002年秋華賞からのサイン
桜花賞馬もいなければ、オークス馬もいない出走構成となった秋華賞を調べたところ、2002年が該当しました。
では、2002年の秋華賞の結果を見てみます。
2002年秋華賞(18頭立て)
1着 ファインモーション マル外 牝3 55kg 6枠12番(逆7番) 武豊騎手 1人気
前走 関西テレビ放送賞ローズステークス(阪神2000m)1人気1着
前々走 1000万下条件戦・阿寒湖特別(札幌2600m)1人気1着
2着 サクラヴィクトリア 牝3 55kg 8枠18番(逆1番)蛯名正義騎手 3人気
前走 関西テレビ放送賞ローズステークス(阪神2000m)3人気2着
前々走 北海道新聞杯クイーンステークス(札幌1800m)9人気3着
3着 シアリアスバイオ 牝3 55kg 2枠4番(逆15番)安藤勝己騎手 7人気
前走 紫苑ステークス(新潟1800m)11人気2着
前々走 スイートピーステークス(東京1800m)7人気5着
2002年秋華賞で1着となったファインモーションは、2000mで3戦3勝の馬。
2歳新馬戦を勝ってから休養し、オークスが終了した8月の500万下条件戦から始動しています。
そして、この馬の素晴らしいところは、秋華賞の前走まで1人気を続け、デビュー以来負けなしだったところです。
2着となったサクラヴィクトリアは、オークスの前哨戦のサンケイスポーツ賞フローラステークスで5着に敗れ、オークスに出走できなかった馬で、川崎の関東オークス1着、古馬戦の北海道新聞杯クイーンステークスで3着を経て、関西テレビ放送賞ローズステークスで2着に入り、秋華賞の優先出走権を取ってきた馬。
また、3着となったシアリアスバイオも、オークスの前哨戦のスイートピーステークスで5着に敗れ、オークスに出走できなかった馬で、紫苑ステークスで2着に入り、秋華賞の優先出走権を取ってきた馬。
この3頭は、いずれも桜花賞も出走していなければ、オークスにも出走していません。
そして、連対した2頭は、古馬戦に出走していた馬ということになります。
秋華賞2019の登録馬で、秋華賞の優先出走権を獲得し、桜花賞もオークスも出走していない馬はパッシングスルーですね。
最後に
秋華賞2019に登録しているクロノジェネシスは、2011年秋華賞で3着になったホエールキャプチャに似ています。
ホエールキャプチャは、阪神ジュベナイルフィリーズで2着になり、デイリー杯クイーンカップで1着、桜花賞で3着同枠の2着、オークスで3着、そして、関西テレビ放送賞ローズステークスで1着となり、秋華賞で1人気3着の馬。
一方、クロノジェネシスは阪神ジュベナイルフィリーズで2着になり、デイリー杯クイーンカップで1着、桜花賞で3着、オークスで3着となり、前哨戦を挟まず、秋華賞に出走予定の馬。
果たして、クロノジェネシスの着順は?