ウマゾーです。
いつも、読んでいただいてありがとうございます。
今回は、スポーツニッポン賞ステイヤーズステークス2020について考えてみたいと思います。
スポーツニッポン賞ステイヤーズステークスは、1997年にG2に昇格されるとともに、ハンデ戦から別定戦に変更されたレースです。
そして、1997年から頑固なまでに、ずっと最終中山の1日メインを維持し続けています。
ある意味、スゴイことですよね。
スポーツニッポン賞ステイヤーズステークス2020の出走予定
スポーツニッポン賞ステイヤーズステークス2020の出走予定は18頭。
あれれ、いつもより登録馬が多いですね。
どうしちゃったんだろう♪
馬 名 | 性齢 | 斤量 | 想定騎手 | 調教師 | |
1 | アドマイヤアルバ | せん5 | 56.0kg | 大野拓弥 | 宮田 敬介 |
2 | アルバート | 牡9 | 56.0kg | 岩田康誠 | 橋口 慎介 |
3 | オセアグレイト | 牡4 | 56.0kg | 横山典弘 | 菊川 正達 |
4 | オーシャンビュー | 牡7 | 56.0kg | 伊藤 伸一 | |
5 | ゴールドギア | 牡5 | 56.0kg | 田辺裕信 | 伊藤 圭三 |
6 | サンデームーティエ | せん6 | 56.0kg | 稲垣 幸雄 | |
7 | シルヴァンシャー | 牡5 | 56.0kg | 戸崎圭太 | 池江 泰寿 |
8 | ステイブラビッシモ | せん7 | 56.0kg | 久保田 貴士 | |
9 | タイセイトレイル | 牡5 | 56.0kg | 坂井瑠星 | 矢作 芳人 |
10 | タガノディアマンテ | 牡4 | 56.0kg | 津村明秀 | 鮫島 一歩 |
11 | ダンビュライト | せん6 | 56.0kg | 松若風馬 | 音無 秀孝 |
12 | ヒュミドール | せん4 | 56.0kg | 吉田豊 | 小手川 準 |
13 | ヘリファルテ | 牡6 | 56.0kg | 石橋脩 | 堀 宣行 |
14 | ボスジラ | 牡4 | 56.0kg | 横山武史 | 国枝 栄 |
15 | ポンデザール | 牝5 | 54.0kg | C.ルメール | 堀 宣行 |
16 | メイショウテンゲン | 牡4 | 56.0kg | 池添謙一 | 池添 兼雄 |
17 | リッジマン | 牡7 | 56.0kg | 古川吉洋 | 庄野 靖志 |
18 | ルミナスウォリアー | 牡9 | 56.0kg | 萱野 浩二 |
参考 netkeiba
増量馬なしのスポーツニッポン賞ステイヤーズステークスからのサイン
スポーツニッポン賞ステイヤーズステークス2020の負担重量は、3歳が54㎏、4歳以上が56㎏(牝馬は2㎏減)で、G1で1着になっている馬には2㎏増、牝馬限定G1あるいはG2で1着になっている馬は1㎏増、1年以前のG1で1着になっている馬は1㎏増(2歳の成績は除く)となっています。
今年は、登録段階で3歳馬が不在で、牝馬はポンデザールだけ。
また、増量馬もいない出走構成となっています。
2012年にグレード別定が見直されてから、増量馬が出走しなかった年は2015年と2018年。
2018年は増量馬のアルバートが出走取消をしているので、出馬表にはアルバートの名前がありますが…
では、2015年と2018年のスポーツニッポン賞ステイヤーズステークスの結果を見てみます。
2015年スポーツニッポン賞ステイヤーズステークス(16頭立て)
1着 アルバート 牡4 56kg 1枠2番(逆15番)ムーア騎手 1人気
前走 1600万下条件戦・比叡ステークス(京都2400m)3人気1着
前々走 1000万下条件戦・本栖湖特別(東京2400m)2人気1着
同枠 トゥインクル 牡4 56kg 三浦皇成騎手 4人気
前走 1600万下条件戦・比叡ステークス(京都2400m)1人気2着
前々走 1600万下条件戦・オクトーバーステークス(東京2400m)2人気3着
2着 カムフィー 牡6 56kg 4枠7番(逆10番)横山典弘騎手 7人気
前走 1600万下条件戦・ノベンバーステークス(東京2000m)3人気3着(1着同枠)
前々走 1600万下条件戦・オルフェーヴルメモリアル(京都2000m)8人気3着
同枠 メイショウカドマツ 牡6 56kg 蛯名正義騎手 2人気
前走 アルゼンチン共和国杯(東京2500m・特指・ハンデ)4人気2着(1着同枠)
前々走 産経賞オールカマー(中山2200m・指定・別定)10人気7着
2015年スポーツニッポン賞ステイヤーズステークスは、条件戦を連勝していたアルバートが1着。
アルバートの同枠には、条件馬のトゥインクルがいました。
また、2着馬も条件戦のノベンバーステークスで1着同枠のカムフィーが入っていますが、カムフィーの同枠には、アルゼンチン共和国杯2着馬のメイショウカドマツが入っていました。
2018年スポーツニッポン賞ステイヤーズステークス(14頭立て・出走取消戦)
1着 リッジマン マル地 牡5 56kg 7枠11番(逆4番) 蛯名正義騎手 1人気
前走 丹頂ステークス(札幌2600m・特指・ハンデ)5人気1着
前々走 目黒記念(東京2500m・カク指定・ハンデ)12人気14着
2着 アドマイヤエイカン 牡5 56kg 7枠12番(逆3番)田辺裕信騎手 2人気
前走 1600万下条件戦・古都ステークス(京都2400m)1人気1着
前々走 1600万下条件戦・大原ステークス(京都2000m)2人気5着
2018年スポーツニッポン賞ステイヤーズステークスは、丹頂ステークスを勝ったリッジマンがゾロ目で勝利。
2着は、1600万下条件戦の古都ステークスを勝ったアドマイヤエイカンが入っています。
2015年と2018年のスポーツニッポン賞ステイヤーズステークスの結果を見ると、1人気の馬が勝っていますが、2015年は条件戦上がりの馬が勝利し、2018年は条件戦上がりの馬がゾロ目で2着に入っています。
スポーツニッポン賞ステイヤーズステークス2020の登録馬で、前走で3勝クラスを勝ち上がった馬はヒュミドールですね。
最後に
スポーツニッポン賞ステイヤーズステークスは、ほとんどフルゲートで行われないレースなんですが、今年は18頭が登録しているので、フルゲートで行われるかも知れません。
G2になってから、スポーツニッポン賞ステイヤーズステークスがフルゲートで行われたのは、2008年、2009年、2011年、2015年の4回。
2008年はせん馬のエアジパング、2009年は3歳馬のフォゲッタブル、2011年はG1馬のマイネルキッツ、2015年はムーア騎手騎乗のアルバートが勝っています。
G1馬も、3歳馬もいないスポーツニッポン賞ステイヤーズステークス2020ですが、フルゲートで行われるのでしょうか?