紫苑ステークス2025(第10回)の考察

秋華賞のステップレースの紫苑ステークスが、土曜開催から日曜開催に変更された。

 

紫苑ステークスは、オープンレース時代から中山1日に行われるレースだったので、中山2日に行われるのは初となる。

 

さてさて、主催者も、色々と手を加えてくるなあ。

紫苑ステークス2025の出馬表

紫苑ステークス2025には15頭が登録。

 

15頭の登録馬のうち、マリアイリダータとラブリージャブリーが回避し、13頭立てとなっている。

馬番 馬 名 性齢 斤量 騎手 調教師 馬主
1枠 1番 リンクスティップ 牝3 55.0kg 北村 友一 西村 真幸 (有)サンデーレーシング
2枠 2番 ドマーネ 牝3 55.0kg 石川 裕紀人 辻野 泰之 (同)小林英一ホールディングス
3枠 3番 セイキュート 牝3 55.0kg 津村 明秀 四位 洋文 藤田 晋
4枠 4番 エストゥペンダ 牝3 55.0kg 菅原 明良 高柳 瑞樹 Viridian Keiba Club
4枠 5番 ジョスラン 牝3 55.0kg C.ルメール 鹿戸 雄一 吉田 和美
5枠 6番 ロートホルン 牝3 55.0kg 横山 典弘 加藤 征弘 (有)キャロットファーム
5枠 7番 ケリフレッドアスク 牝3 55.0kg 西塚 洸二 藤原 英昭 廣崎 利洋
6枠 8番 サタデーサンライズ 牝3 55.0kg 大野 拓弥 石坂 公一 松岡 隆雄
6枠 9番 ダノンフェアレディ 牝3 55.0kg 戸崎 圭太 橋口 慎介 (株)ダノックス
7枠 10番 マイスターヴェルク 牝3 55.0kg 横山 和生 勢司 和浩 (有)キャロットファーム
7枠 11番 サヴォンリンナ 牝3 55.0kg 吉田 隼人 田中 克典 (株)G1レーシング
8枠 12番 キューティリップ 牝3 55.0kg 武藤 雅 戸田 博文 小濱 忠一
8枠 13番 テリオスララ 牝3 55.0kg 鮫島 克駿 田島 俊明 鈴木 美江子

回避したマリアイリダータは、3歳以上1勝クラスの織姫賞で1人気3着だったノーザンファーム生産、サンデーレーシングが馬主のドゥラメンテ産駒の馬、ラブリージャブリーは東京1600mの3歳1勝クラスを勝っていた社台ファーム生産のラブリーデイ産駒の馬。

チューリップ賞からの考察

今年、3歳牝馬限定の重賞で、土曜開催から日曜開催に移行したレースに、チューリップ賞がある。

 

まずは、このレースを参考としたい。

 

2025年チューリップ賞(14頭立て)

1着 クリノメイ 牝3 55㎏ 2枠2番(逆13番)酒井学騎手 9人気

2着 ウォーターガーベラ 牝3 55㎏ 7枠11番(逆4番)武豊騎手 7人気

3着 ビップデイジー 牝3 55㎏ 6枠9番(逆6番)幸英明騎手 1人気

 

土曜開催から日曜開催に変わった2025年チューリップ賞を制したのは、阪神ジュベナイルフィリーズで優勝したアルマヴェローチェの同枠に配置されていた2勝馬のクリノメイ。

 

クリノメイは、WIN5の指定レースとして行われた2歳1勝クラスのサフラン賞を勝っていた馬。

 

2着に入ったウォーターガーベラは、WIN5の指定レースとして行われた日刊スポーツ賞シンザン記念で3着になっていた1勝馬。(日刊スポーツ賞シンザン記念の連対馬は牡馬)

 

ウォーターガーベラの同枠のルージュソリテールは、京都1600mの3歳新馬戦を勝ってきた馬。

 

3着になったビップデイジーは、阪神ジュベナイルフィリーズで2着になっていた1人気の2勝馬。

 

土曜開催から日曜開催に変わった2025年チューリップ賞から考えると、WIN5の指定レースに勝っていた馬、G1で連対馬の筋にいた馬あたりは気になる。

結論

今年の紫苑ステークス出走馬には、WIN5の指定レースで勝ってきた馬はいない。

 

桜花賞で1着になったエンブロイダリーの対角に配置されていたのが、リンクスティップ。

 

優駿牝馬で1着になったカムニャックの同枠になっていたのが、 サヴォンリンナ。

 

阪神ジュベナイルフィリーズで2着になったビップデイジーの同枠になっていたのが、テリオスララ。

 

リンクスティップとテリオスララは、今年の紫苑ステークスで対角配置になっている。

 

土曜日に行われた京成杯オータムハンデキャップは、1枠1番に配置された13人気のホウオウラスカーズが1着、2着は2枠3番に配置された11人気のドロップオブライトが入っていた。

 

一方、京成杯オータムハンデキャップの裏番組のエニフステークスは、逆1番配置の1人気インユアパレスが1着、2着は逆3番配置の3人気ライツフォルが入っている。

 

このレース結果から考えると、リンクスティップあるいはテリオスララは外せないことになる。

 

そこで、テリオスララ(リンクスティップ)を軸にしてみる。

 

相手は、サヴォンリンナ、セイキュート、ロートホルン、ジョスラン、ケリフレッドアスクあたり。