ウマゾーです。
いつも、読んでいただいてありがとうございます。
いよいよ、秋競馬が始まりますよね。
秋競馬初日に行われるのは、秋華賞のトライアルレースの紫苑ステークスです。
ところで、紫苑って何か知っていました?
紫苑はキク科の多年草で、花言葉は「思い出」「追憶」なんですって。
何か意味ありげですよね。
今回は、秋華賞のトライアルレースの紫苑ステークス2019について考えたいと思います。
紫苑ステークス2019の出走予定
紫苑ステークス2019の登録馬は15頭。
オークス2着馬のカレンブーケドールは、こちらに登録してきましたね。
紫苑ステークスは2016年にG3に昇格され、秋華賞への優先出走権が2頭から3頭に増えています。
ある意味、関西テレビ放送賞ローズステークスよりも、秋華賞へのハードルは低いため、こちらを選択する馬もいそうです。
馬 名 | 性齢 | 斤量 | 想定騎手 | 調教師 | |
1 | アップライトスピン | 牝3 | 54.0kg | 田辺裕信 | 池上 昌和 |
2 | ウエスタンランポ | 牝3 | 54.0kg | 菊沢一樹 | 深山 雅史 |
3 | エアジーン | 牝3 | 54.0kg | 石橋脩 | 堀 宣行 |
4 | カレンブーケドール | 牝3 | 54.0kg | 津村明秀 | 国枝 栄 |
5 | グラディーヴァ | 牝3 | 54.0kg | M.デムーロ | 角居 勝彦 |
6 | クールウォーター | 牝3 | 54.0kg | 野中悠太郎 | 堀 宣行 |
7 | スパークオブライフ | 牝3 | 54.0kg | 小島 茂之 | |
8 | トーセンガーネット | 牝3 | 54.0kg | 武藤雅 | 小笠 倫弘 |
9 | パッシングスルー | 牝3 | 54.0kg | 戸崎圭太 | 黒岩 陽一 |
10 | フィリアプーラ | 牝3 | 54.0kg | 丸山元気 | 菊沢 隆徳 |
11 | フェアリーポルカ | 牝3 | 54.0kg | 三浦皇成 | 西村 真幸 |
12 | メイクハッピー | 牝3 | 54.0kg | 大野拓弥 | 新開 幸一 |
13 | レオンドーロ | 牝3 | 54.0kg | 柴田大知 | 伊藤 大士 |
14 | レッドベルディエス | 牝3 | 54.0kg | C.ルメール | 鹿戸 雄一 |
15 | ローズテソーロ | 牝3 | 54.0kg | 金成 貴史 |
参考 netkeiba
ミモザ賞からのサイン
500万下条件戦のミモザ賞は、中山2000mで行われる牝馬限定の特別指定交流競走の馬齢戦です。
中山2000mで行われる3歳牝馬の馬齢戦といえば、紫苑ステークスも同じですよね。
ということは、ミモザ賞と紫苑ステークスって何か関係あるんじゃない?と思うわけですよ!
では、紫苑ステークスが重賞化された2016年から2つのレースを比べてみます。
2016年ミモザ賞(10頭立て・除外戦)
1着 パールコード 牝3 54㎏ 7枠7番(逆4番)内田博幸騎手 1人気
前走 3歳500万下条件戦・つばき賞(京都1800m)3人気3着
前々走 3歳新馬戦(京都1800m)5人気1着
2着 ジェラシー 牝3 54㎏ 3枠3番(逆8番)田辺裕信騎手 3人気
2016年紫苑ステークス(18頭立て)
1着 ビッシュ 牝3 54㎏ 8枠18番(逆1番) 戸崎圭太騎手 1人気
前走 オークス(東京2400m)5人気3着
前々走 サンケイスポーツ賞フローラステークス(東京2000m)1人気5着
3走前 3歳500万下条件戦・平場(中山1800m)2人気1着
2着 ヴィブロス 牝3 54㎏ 5枠9番(逆10番)3人気
前走 3歳以上500万下条件戦・平場(中京2000m・夏季開催)3人気1着
前々走 フラワーカップ(中山1800m)10人気12着
同枠 パールコード 牝3 54㎏ 川田将雅騎手 2人気
前走 サンケイスポーツ賞フローラステークス(東京2000m)2人気2着
前々走 3歳500万下条件戦・ミモザ賞(中山2000m)1人気1着
2017年ミモザ賞(7頭立て)
1着 ルヴォワール 牝3 54㎏ 2枠2番(逆6番)石川裕紀人騎手 1人気
前走 3歳新馬戦(中山2000m)1人気1着
2着 ウォーブル 牝3 54㎏ 5枠5番(逆3番)柴田大知騎手 3人気
2017年紫苑ステークス(18頭立て)
1着 ディアドラ 牝3 54㎏ 8枠16番(逆3番)岩田康誠騎手 1人気
前走 3歳以上1000万下条件戦・HTB賞(札幌2000m)2人気1着
前々走 オークス(東京2400m)9人気4着
3走前 3歳500万下条件戦・矢車賞(京都1800m)1人気1着
2着 カリビアンゴールド 牝3 54㎏ 6枠11番(逆8番) 田中勝春騎手 6人気
前走 3歳以上1000万下条件戦・かもめ島特別(函館1800m)3人気2着
前々走 オークス(東京2400m)14人気11着
6着 ルヴォワール 牝3 54㎏ 7枠15番(逆4番)戸崎圭太騎手 2人気
前走 3歳500万下条件戦・ミモザ賞(中山2000m)1人気1着
前々走 3歳新馬戦(中山2000m)1人気1着
2018年ミモザ賞(11頭立て)
1着 レッドベルローズ 牝3 54㎏ 8枠11番(逆1番)ルメール騎手 1人気
前走 デイリー杯クイーンカップ(東京1600m)4人気10着
前々走 フェアリーステークス(中山1600m)7人気3着
2着 ウラヌスチャーム 牝3 54㎏ 6枠6番(逆6番)大野拓弥騎手 3人気
2018年紫苑ステークス(16頭立て)
1着 ノームコア 牝3 54㎏ 7枠14番(逆3番)ルメール騎手 2人気
前走 サンケイスポーツ賞フローラステークス(東京2000m)5人気3着(2着同枠)
前々走 フラワーカップ(中山1800m)4人気3着
3走前 2歳500万下条件戦・アスター賞(中山1600m)1人気1着
同枠 ホクセンジョウオー 牝3 54㎏ 菊沢一樹騎手 15人気
2走前 3歳未勝利戦(新潟2000m)15人気1着
2着 マウレア 牝3 54㎏ 1枠1番(逆16番)武豊騎手 1人気
前走 オークス(東京2400m)6人気5着
前々走 桜花賞(阪神1600m)4人気5着
14着 レッドベルローズ 牝3 54㎏ 8枠15番(逆2番)三浦皇成 5人気
前走 サンケイスポーツ賞フローラステークス(東京2000m)4人気7着
前々走 3歳500万下条件戦・ミモザ賞(中山2000m)1人気1着
2016年ミモザ賞1着馬のパールコードは、2016年紫苑ステークスで2着同枠配置となっていました。
これは、パールコードがサンケイスポーツ賞フローラステークスで2着に入り、優先出走権を獲得したにもかかわらず、優先出走権を行使せず、オークスに出走しなかったため、同じトライアルレースで2着馬の同枠配置になったと考えられます。
以後のミモザ賞1着馬は、自身の連対もなければ、筋の馬も連対していないことから、ミモザ賞1着馬に連対の許可の形はないことが分かります。
ただし、2017年と2018年は紫苑ステークスの連動サインとして、ミモザ賞が機能していました。
そして、紫苑ステークスが重賞化されてから、2000mの距離で1着になった経験のある馬が直接・間接で連対しています。
2016年紫苑ステークス2着馬のヴィブロス、2017年紫苑ステークス1着馬のディアドラは古馬との条件戦で直接1着を取り、2018年紫苑ステークス1着同枠のホクセンジョウオーは3歳未勝利戦で1着を取っています。
紫苑ステークス2019の登録馬で2000mを勝っている馬の中で、気になる馬は、3歳以上の1勝クラスを勝っているパッシングスルーですね。
最後に
昨年の紫苑ステークスは、中山競馬場開設90周年記念の副題が付いて行われました。
今年は、今のところ、記念競走化されていないので、通常開催に戻る形となります。
ただし、令和になってから行われる紫苑ステークスなので、春の実績馬は狙いづらいですね。
また、出馬表が出たら、再検討したいと思います。