関屋記念2025(第60回)の考察

サマーマイルシリーズに組み込まれている関屋記念が、今年からハンデ戦に変更された。

 

サマーマイルシリーズは、オープンの米子ステークスがしらさぎステークスに重賞化され、中京記念がハンデ戦から別定戦に移行、京成杯オータムハンデキャップも日曜開催から土曜開催に変わっている。

 

変更だらけのサマーマイルシリーズの中で、シリーズ第2弾となる関屋記念では、どんな馬が優勝するのだろうか?

関屋記念2025の出馬表

関屋記念2025には19頭が登録。

 

19頭の登録馬のうち、アームテイルが回避し、18頭立て(フルゲート)となっている。

馬番 馬 名 性齢 斤量 騎手 調教師 馬主
1枠 1番 オフトレイル 牡4 57.5kg 菅原 明良 吉村 圭司 ゴドルフィン
1枠 2番 シンフォーエバー 牡3 53.0kg 江田 照男 森 秀行 藤田 晋
2枠 3番 ジョウショーホープ 牡5 56.0kg 西塚 洸二 新谷 功一 熊田 義孝
2枠 4番 レガーロデルシエロ 牡4 56.0kg 戸崎 圭太 栗田 徹 (有)サンデーレーシング
3枠 5番 ゴールデンシロップ 牡7 54.0kg 原 優介 鈴木 慎太郎 ゴドルフィン
3枠 6番 ニシノスーベニア 牡6 56.0kg 大野 拓弥 上原 博之 西山 茂行
4枠 7番 ハクサンバード 牡5 54.0kg 小崎 綾也 高橋 一哉 河﨑 五市
4枠 8番 シヴァース 牡4 56.0kg 内田 博幸 友道 康夫 佐々木 主浩
5枠 9番 キョウエイブリッサ 牡5 55.0kg 丸田 恭介 武市 康男 田中 晴夫
5枠 10番 トランキリテ 牡6 56.0kg 荻野 極 松永 幹夫 (有)キャロットファーム
6枠 11番 ボンドガール 牝4 56.0kg C.ルメール 手塚 貴久 藤田 晋
6枠 12番 メイショウシンタケ 牡7 55.0kg 菊沢 一樹 菊沢 一樹 松本 好雄
7枠 13番 リフレーミング 牡7 58.0kg 石橋 脩 藤野 健太 栗山 学
7枠 14番 カナテープ 牝6 54.0kg R.キング 堀 宣行 C.フィプケ
7枠 15番 イミグラントソング 牡3 55.0kg 石川 裕紀人 辻 哲英 吉田 勝己
8枠 16番 フォーチュンタイム 牡4 56.5kg 三浦 皇成 吉岡 辰弥 伊藤 功一
8枠 17番 アルセナール 牝4 53.0kg 杉原 誠人 木村 哲也 (有)キャロットファーム
8枠 18番 ダイシンヤマト 牡5 56.0kg 吉田 豊 戸田 博文 大八木 信行

トップハンデはリフレーミングの58㎏、最軽量ハンデはシンフォーエバーとアルセナールの53㎏。

 

ということは、最軽量ハンデになった2頭が対角配置になっているということである。

新潟日報賞からの考察

暑熱対策として、7月26日から8月17日の期間、新潟と中京の競走時間帯の拡大が実施される。

 

メインレースが、この期間は、新潟と中京に関しては、第11レースから第7レースになるのだ。

 

まずは、7月26日に行われた新潟第7レースの新潟日報賞の結果を見てみる。

 

2025年新潟日報賞(2回新潟1日・第7レース・3勝クラス ・新潟1400m・10頭立て)

1着 ワールズエンド 牡4 58㎏ 6枠6番(逆5番) 戸崎圭太騎手 1人気

2着 ペリファーニア 牝5 56㎏ 4枠4番(逆7番)ルメール騎手 2人気

3着 アクートゥス 牡5 58㎏ 8枠10番(逆1番) 内田博幸騎手 9人気

 

競走時間帯の拡大が図られた新潟初日のメインレースの新潟日報賞は、1人気と2人気という堅い決着だった。

 

次に、1回1日新潟の第7レースの結果を見てみる。

 

1勝クラス(1回新潟1日・第7レース・新潟ダート1800m・11頭立て)

1着 アルゴナヴィス 牡4 58㎏ 7枠8番(逆4番) 荻野極騎手 1人気

2着 メイショウクーガー 牡5 58㎏ 8枠11番(逆1番)中井裕二騎手 2人気

3着 ベルイストワール 牝4 56㎏ 6枠6番(逆6番) 杉原誠人騎手 3人気

 

1回1日新潟の第7レースは、1~3着が1人気~3人気という堅い決着だった。

 

では、1回2日新潟の第7レースは、どんな結果だったのだろう?

 

1勝クラス(1回新潟2日・第7レース・新潟ダート1200m・14頭立て)

1着 スピードパンサー 牡4 54㎏ 5枠7番(逆8番)小林美駒騎手 6人気

2着 ヨドノゴールド 牡7 58㎏ 1枠1番(逆14番)丸山元気騎手 2人気

3着 ゲキザル 牡6 58㎏ 6枠9番(逆6番)小林脩斗騎手 4人気

 

1回2日新潟の第7レースは、6人気と2人気の決着だった。

結論

7月26日に行われた新潟第7レースの新潟日報賞は、1人気と2人気の決着だったが、キャロットファームの馬が1着と2着になっていた。

 

また、新潟日報賞で1着になったワールズエンドはロードカナロア産駒の馬であった。

 

ココから、ロードカナロア産駒の、現在6人気になっているレガーロデルシエロを軸にしてみる。

 

相手は、ダイシンヤマト、フォーチュンタイム、イミグラントソング、ボンドガール、オフトレイルあたり。