サウジアラビアロイヤルカップ2025(第11回)の考察

今年のサウジアラビアロイヤルカップは、「日本・サウジアラビア外交関係樹立70周年記念」のサブタイトルが付くらしい。

 

元々、このレースは、2014年に新設された「いちょうステークス」という重賞があったのを、2015年に、日本とサウジアラビアの外交関係樹立60周年を機に、レース名をサウジアラビアロイヤルカップに変更した重賞である。

 

そして、今年のサウジアラビアロイヤルカップのポイントは、WIN5の対象レースになっていること。

 

今回は、サブタイトルが付き、WIN5の対象レースとなったサウジアラビアロイヤルカップに注目してみたい。

サウジアラビアロイヤルカップ2025の出馬表

サウジアラビアロイヤルカップ2025の登録馬は9頭。

 

9頭の登録馬のうち、リネンタイリンが回避し、8頭立てとなっている。

馬番 馬 名 性齢 斤量 騎手 調教師 馬主
1枠 1番 ガリレア 牡2 56.0kg 杉原 誠人 清水 英克 井高 義光
2枠 2番 マーゴットブロー 牡2 56.0kg 荻野 極 伊坂 重信 前田 良平
3枠 3番 アスクエジンバラ 牡2 56.0kg 岩田 康誠 福永 祐一 廣崎 利洋
4枠 4番 ユウファラオ 牡2 56.0kg 丸山 元気 森 秀行 (株)アイテツ
5枠 5番 ゾロアストロ 牡2 56.0kg C.ルメール 宮田 敬介 (有)サンデーレーシング
6枠 6番 エコロアルバ 牡2 56.0kg 坂井 瑠星 田村 康仁 原村 正紀
7枠 7番 ニシノエースサマ 牡2 56.0kg 三浦 皇成 鹿戸 雄一 西山 茂行
8枠 8番 チュウワカーネギー 牡2 56.0kg 北村 友一 大久保 龍志 中西 忍

 

回避したリネンタイリンは、福島1200mの新馬戦を勝った後、新潟1400mのOPのダリア賞で6着、新潟1600mの新潟2歳ステークスで9着だったキズナ産駒の非社台系の馬である。

コスモス賞1着馬出走からの考察

今年のサウジアラビアロイヤルカップに出走するアスクエジンバラは、札幌1800mのOPのコスモス賞を勝ってきた馬。

 

コスモス賞1着馬が出走してきたサウジアラビアロイヤルカップは、2017年。

 

まずは、2017年サウジアラビアロイヤルカップから考えてみる。

 

2017年サウジアラビアロイヤルカップ(4回東京1日・18頭立て・2場開催)

1着 ダノンプレミアム 牡2 55㎏ 1枠2番(逆17番)川田将雅騎手 2人気

2着 ステルヴィオ 牡2 55㎏ 8枠16番(逆3番)ルメール騎手 1人気

3着 カーボナード 牡2 55㎏ 7枠13番(逆6番)岩田康誠騎手 6人気

 

コスモス賞1着馬が出走した2017年サウジアラビアロイヤルカップは、阪神1800mの新馬戦を1人気で勝ってきたダノンプレミアムが1着。

 

2着になったステルヴィオは、東京1600mの新馬戦と札幌1800mのコスモス賞を連勝していた馬。(新馬戦は2人気、コスモス賞は1人気)

 

3着に入ったカーボナードは、2戦目の新潟1600mの未勝利戦を1人気で勝ってきた馬。

 

2017年サウジアラビアロイヤルカップは、ローカルではなく、阪神や東京でデビューし、勝利していた馬が勝っている。(連対した2頭は1800m戦での勝利歴あり)

 

また、連対した2頭は1・2人気の馬で、前走や前々走でも連対人気を確保していた。

結論

チュウワカーネギーを軸にしてみる。

 

相手は、ゾロアストロ、マーゴットブロー、エコロアルバ、アスクエジンバラあたり。