ウマゾーです。
いつも、読んでいただいてありがとうございます。
今回は、新潟記念2020について考えてみたいと思います。
新潟記念はサマー2000シリーズの最終戦なんですが、2018年は毎日杯を勝ったブラストワンピースが勝利し、2019年は菊花賞3着馬のユーキャンスマイルが優勝するなど、サマー2000シリーズに参戦していなかった馬が優勝しています。
今年も、この流れが続くならば、サマー2000シリーズに出走していなかった馬が勝つのでしょうね。
新潟記念2020の出走予定
新潟記念2020の出走予定は21頭。
ホープフルステークス3着、報知杯弥生賞ディープインパクト記念2着馬の3歳馬のワーケアが登録してきました。
馬 名 | 性齢 | 斤量 | 想定騎手 | 調教師 | |
1 | アイスストーム | 牡5 | 56.0kg | 柴田 大知 | 吉村 圭司 |
2 | アイスバブル | 牡5 | 55.0kg | 戸崎 圭太 | 池江 泰寿 |
3 | アクート | 牡7 | 54.0kg | 丸田 恭介 | 宗像 義忠 |
4 | アールスター | 牡5 | 56.0kg | 長岡 禎仁 | 杉山 晴紀 |
5 | インビジブルレイズ | 牡6 | 58.0kg | 北村 宏司 | 吉村 圭司 |
6 | ウインガナドル | 牡6 | 55.0kg | 三浦 皇成 | 上原 博之 |
7 | カデナ | 牡6 | 58.0kg | 鮫島 克駿 | 中竹 和也 |
8 | ゴールドギア | 牡5 | 53.0kg | 田辺 裕信 | 伊藤 圭三 |
9 | サトノガーネット | 牝5 | 55.0kg | 松山 弘平 | 矢作 芳人 |
10 | サトノクロニクル | 牡6 | 56.0kg | 池江 泰寿 | |
11 | サトノダムゼル | 牝4 | 53.0kg | 堀 宣行 | |
12 | サンレイポケット | 牡5 | 54.0kg | 荻野 極 | 高橋 義忠 |
13 | ジナンボー | 牡5 | 56.0kg | M.デムーロ | 堀 宣行 |
14 | ピースワンパラディ | 牡4 | 55.0kg | 池添 謙一 | 大竹 正博 |
15 | ブラヴァス | 牡4 | 56.0kg | 福永 祐一 | 友道 康夫 |
16 | フリーフリッカー | 牡6 | 53.0kg | 安田 隆行 | |
17 | プレシャスブルー | 牡6 | 54.0kg | 石橋 脩 | 相沢 郁 |
18 | ポポカテペトル | 牡6 | 55.0kg | 友道 康夫 | |
19 | メートルダール | 牡7 | 56.0kg | 丸山 元気 | 戸田 博文 |
20 | リープフラウミルヒ | 牝5 | 53.0kg | 津村 明秀 | 相沢 郁 |
21 | ワーケア | 牡3 | 53.0kg | C.ルメール | 手塚 貴久 |
参考 netkeiba
サマー2000シリーズのポイントからのサイン
現在、サマー2000シリーズは、札幌記念を勝ったノームコアが12ポイントを挙げ、トップを走っています。
ただし、サマー2000シリーズは13ポイント以上を稼がなければ、シリーズチャンピオンになれませんし、ノームコアは新潟記念2020に登録すらしていません。
また、七夕賞を勝ったクレッシェンドラヴ、函館記念を勝利したアドマイヤジャスタも登録していないので、新潟記念2020に登録している馬の中で、シリーズチャンピオンになれるのは小倉記念を勝ったアールスター、あるいは、3ポイント以上稼いでいる馬が新潟記念2020で1着になるしかありません。
さて、札幌記念終了時点で12ポイントがトップだった年は2010年、2012年、2018年、2019年の4年。
この4年のうち、3歳馬が出走したのは2012年と2018年。
では、2012年と2018年の新潟記念の結果を見てみます。
2012年新潟記念(18頭立て)
1着 トランスワープ せん7 56kg 1枠1番(逆18番)大野拓弥騎手 7人気
前走 函館記念(函館2000m・特指・ハンデ)4人気1着
前々走 鳴尾記念(阪神2000m・特指・別定)5人気9着
2着 タッチミーノット マル地 牡6 56kg 4枠7番(逆12番)横山典弘騎手 9人気
前走 七夕賞(福島2000m・特指・ハンデ)2人気12着
前々走 目黒記念(東京25000m・カク指定・ハンデ)2人気7着
2011年新潟記念1人気4着
同枠 モンストール 牡3 54㎏ 柴田善臣騎手 12人気
前走 日本ダービー(東京2400m)17人気12着
前々走 NHKマイルカップ(東京1600m)8人気16着
2011年新潟2歳ステークス1着馬
3着 アスカクリチャン 牡5 57kg 5枠9番(逆10番)内田博幸騎手 8人気
前走 小倉記念(小倉2000m・特指・ハンデ)7人気6着(2着同枠)
前々走 七夕賞(福島2000m・特指・ハンデ)14人気1着(ゾロ目)
2012年新潟記念は、函館記念を勝ち、サマー2000シリーズで10ポイント稼いでいたトランスワープ。
2着は、七夕賞12着で、サマー2000シリーズで1ポイントしかなかったタッチミーノット。
タッチミーノットの同枠には、新潟2歳ステークス1着馬の3歳馬・モンストールがいました。
2018年新潟記念(13頭立て)
1着 ブラストワンピース 牡3 54kg 1枠1番(逆13番)池添謙一騎手 1人気
前走 日本ダービー(東京2400m)2人気5着
前々走 毎日杯(阪神1800m・特指・別定)1人気1着
2着 メートルダール 牡5 57kg 4枠5番(逆9番)福永祐一騎手 6人気
前走 大阪杯(阪神2000m)14人気10着(1着同枠)
前々走 金鯱賞(中京2000m・指定・別定)4人気8着
3走前 中日新聞杯(中京2000m・特指・ハンデ)2人気1着
3着 ショウナンバッハ マル地 牡7 53kg 4枠4番(逆10番)三浦皇成騎手 13人気
前走 福島テレビオープン(福島1800m・指定・別定)6人気1着
前々走 福島民報杯(福島2000m・ハンデ)7人気10着
2018年新潟記念は、阪神1800mの特別指定交流競走の別定戦である毎日杯を勝利している3歳馬のブラストワンピースが勝利し、2着には特別指定交流競走のハンデ戦である中日新聞杯を勝っているメートルダールが入っています。
連対した2頭は、サマー2000シリーズに参戦していませんでした。
また、不思議なことに、2012年と2018年の新潟記念は1枠が1着で、4枠が2着となっています。
そして、3歳馬のいた枠が連対しているという共通点があります。
最後に
2018年新潟記念の2着馬のメートルダールは、特別指定交流競走のハンデ戦である中日新聞杯を勝っている馬!
メートルダールと似た戦歴を持つのが、2019年中日新聞杯を勝っているサトノガーネットです。
サトノガーネットは小倉記念2着馬なので、サマー2000シリーズのチャンピオンになるには、新潟記念2020で1着になる必要があります。
ただし、 サトノガーネット以外にサトノクロニクルとサトノダムゼルが登録してきたことは気になります。