ウマゾーです。
いつも、読んでいただいてありがとうございます。
今年の日本ダービーは、皐月賞2着馬のタスティエーラが、皐月賞馬のソールオリエンスの追撃を振り切って勝利しました。
今年のレーン騎手は、重賞を中々勝つことができませんでしたが、このレースで大きな勲章を手にしましたね。
さて、今回は日本ダービー2023、目黒記念2023、葵ステークス2023の回顧を行いたいと思います。
日本ダービー2023の回顧
日本ダービー2023は、レーン騎手が騎乗したタスティエーラが勝利!
賞金増額戦であり、8頭立ての若葉ステークスの1着馬を日本ダービー2023に起用してきたということは、1995年日本ダービーを意識しろというサインだったのでしょう。
1995年日本ダービー(2場開催・18頭立て)
1着 タヤスツヨシ 牡4 57㎏ 7枠14番(逆5番)小島貞博騎手 1人気
前走 皐月賞(中山2000m)4人気2着
前々走 若葉ステークス(中山2000m・定量・8頭立て)1人気5着
1着同枠兼2着 ジェニュイン 牡4 57㎏ 岡部幸雄騎手 2人気
前走 皐月賞(中山2000m)3人気1着
前々走 若葉ステークス(中山2000m・定量・8頭立て)3人気1着
2023年日本ダービー(2場開催・18頭立て)
1着 タスティエーラ 牡3 57㎏ 6枠12番(逆5番)レーン騎手 4人気
前走 皐月賞(中山2000m)5人気2着
前々走 報知杯弥生賞ディープインパクト記念(中山2000m・指定・馬齢)3人気1着
2着 ソールオリエンス 牡3 57㎏ 3枠5番(逆14番)横山武史騎手 1人気
前走 皐月賞(中山2000m)2人気1着
前々走 京成杯(中山2000m・特指・馬齢)2人気1着
2着同枠 ショウナンバシット 牡3 57㎏ M.デムーロ騎手 11人気
前走 皐月賞(中山2000m)12人気5着
前々走 若葉ステークス(中山2000m・指定・馬齢・8頭立て)2人気1着
1995年日本ダービーも2023年日本ダービーも、皐月賞馬が皐月賞2着馬に打倒されるという流れは一致しています。
3着に入ったハーツコンチェルトは、テレビ東京杯青葉賞の2着馬。
テレビ東京杯青葉賞の2着馬が、日本ダービーの3着に入ったのは、2013年のアポロソニック以来ではないでしょうか。
2013年日本ダービーも、日本ダービー2023と同様に賞金増額戦として行われていますが、ウマゾー的には、ゾロ目決着だった1995年日本ダービーに対し、2023年日本ダービーはワイドゾロ目を使ってきたと考えています。
目黒記念2023の回顧
目黒記念2023は、レーン騎手騎乗のヒートオンビートが1着!
日本ダービー2023で、レーン騎手が騎乗したタスティエーラが勝った時点で、目黒記念2023の優勝馬はヒートオンビートだと思いました。
いわゆる流れというやつですね。
ヒートオンビートは、東京2500mのハンデ重賞のアルゼンチン共和国杯で2着同枠の3着、中山2500mの別定戦である日経賞で2着平行の6着だった馬。
目黒記念が東京2500mで行われるハンデ戦であることからも、2500m戦での戦歴の刻み方は大事なのでしょう。
2着になったディアスティマは、今年の日経賞で2着同枠の3着になっていた馬。
ディアスティマは、今年の天皇賞(春)でも2着馬の平行配置にいたことから、G1敗退馬の救済が行われたことになります。
3着になったサリエラは、1人気に支持されていた4歳牝馬。
この馬の残念だったところは、中京開催の関西テレビ放送賞ローズステークスで2着になってしまったこと。
裏開催が正規の京都開催なのに、代替開催の関西テレビ放送賞ローズステークスで2着になった馬が、正規の目黒記念で連対するのは厳しかったのでしょう。
葵ステークス2023の回顧
葵ステークス2023は、ゲートの出がめちゃくちゃ早かったモズメイメイが、そのまま逃げ粘り1着になっています。
モズメイメイは、G2のチューリップ賞を勝っているので、1㎏斤量を増やされていた馬。
来年、別定戦から馬齢戦に変更される葵ステークスにとって、最後の別定戦になるため、増量馬の出走は最後となります。
ウマゾーは、最後の別定戦となる葵ステークスの覇者は、1人気に支持された増量馬のビッグシーザーが座ると思いましたが、モズメイメイの方でしたね。
2着になったルガルは、1勝クラスを勝たずに、オープンレースの橘ステークスを勝ってきた馬。
橘ステークスは京都競馬場に開催戻りとなったレースなので、1枠のどちらかは連対の可能性が高いと思っていました。
3着には、ウマゾーが軸にしたビッグシーザー。
まあ、順当な結果といえば、そうでしょう。
最後に
中央競馬で一番注目されるレースであろう日本ダービーで残念な出来事が起こりました。
2人気に支持されたスキルヴィングが、急性心不全でゴール後に亡くなったそうです。
競走馬である以上、こうしたケースは起こりうることなんですが、やはり、悲しいことですよね。
色々なことを考えさせられた日本ダービーでした。