ウマゾーです。
いつも、読んでいただいてありがとうございます。
今回は、ローレル競馬場賞中山牝馬ステークス2023について考えてみたいと思います。
ローレル競馬場賞中山牝馬ステークス2023の出走予定
ローレル競馬場賞中山牝馬ステークス2023の登録馬は15頭。
トップハンデはアートハウス、最軽量の馬はイリマとリノキアナになっています。
| 馬 名 | 性齢 | 斤量 | 想定騎手 | 調教師 | |
| 1 | アートハウス | 牝4 | 57.0kg | 川田 将雅 | 中内田 充正 |
| 2 | イリマ | 牝5 | 50.0kg | 木幡 巧也 | 高橋 亮 |
| 3 | ウインピクシス | 牝4 | 53.0kg | 松岡 正海 | 上原 博之 |
| 4 | エイシンチラー | 牝5 | 53.0kg | 三浦 皇成 | 田中 剛 |
| 5 | クリノプレミアム | 牝6 | 55.5kg | Ｍ．デムーロ | 伊藤 伸一 |
| 6 | クロスマジェスティ | 牝4 | 51.0kg | 柴田 善臣 | 水野 貴広 |
| 7 | コトブキテティス | 牝6 | 52.0kg | 武藤 雅 | 田島 俊明 |
| 8 |  サトノセシル |
牝7 | 55.0kg | 田辺 裕信 | 堀 宣行 |
| 9 | シャーレイポピー | 牝5 | 53.0kg | 戸崎 圭太 | 石坂 公一 |
| 10 | ストーリア | 牝4 | 52.0kg | 杉山 晴紀 | |
| 11 | スライリー | 牝5 | 53.0kg | 津村 明秀 | 相沢 郁 |
| 12 | スルーセブンシーズ | 牝5 | 54.0kg | Ｃ．ルメール | 尾関 知人 |
| 13 | ラルナブリラーレ | 牝6 | 54.0kg | 石坂 公一 | |
| 14 | リノキアナ | 牝6 | 50.0kg | 原田 和真 | 谷 潔 |
| 15 | ルビーカサブランカ | 牝6 | 55.0kg | 須貝 尚介 |
参考 netkeiba
出走構成からのサイン
今年のローレル競馬場賞中山牝馬ステークスには、同年の愛知杯を勝ったアートハウス、前年のローレル競馬場賞中山牝馬ステークス1着馬のクリノプレミアムが登録しています。
愛知杯は、2006年に6月から12月に日程が変更され、2016年に12月から1月に日程移動されたレースですが、2006年以降に、その年の愛知杯1着馬と前年のローレル競馬場賞中山牝馬ステークス1着馬が揃って出走してきたのは、2018年と2019年しかありません。
では、2018年と2019年のローレル競馬場賞中山牝馬ステークスの結果を見てみます。
2018年ローレル競馬場賞中山牝馬ステークス（14頭立て）
1着 カワキタエンカ 牝4 53㎏ 8枠14番（逆1番）池添謙一騎手 6人気
前走 洛陽ステークス（京都1600ｍ・カク指定・別定）2人気10着
前々走 秋華賞（京都2000ｍ）8人気5着（2着同枠）
1着同枠 オートクレール 牝7 53㎏ 黛弘人騎手 最下位人気
前走 洛陽ステークス（京都1600ｍ・カク指定・別定）9人気7着
前々走 ニューイヤーステークス（中山1600ｍ・カク指定・別定）7人気6着
2着 フロンテアクイーン 牝5 54㎏ 8枠14番（逆1番）北村宏司騎手 2人気
前走 ターコイズステークス（中山1600ｍ・特指・ハンデ）3人気2着（ゾロ目決着）
前々走 1600万下条件戦・ユートピアステークス（東京1600ｍ）1人気2着
2着同枠 キンショーユキヒメ 牝5 53㎏ 蛯名正義騎手 8人気
前走 愛知杯（中京2000ｍ・ハンデ）4人気10着（1着同枠）
前々走 JBCレディスクラシック（大井ダート1800ｍ）6人気12着（2着対角）
3着 レイホーロマンス マル地 牝5 52㎏ 6枠10番（逆5番）岩崎翼騎手 9人気
前走 愛知杯（中京2000ｍ・ハンデ）11人気2着
前々走 1000万下条件戦・尾張特別（中京2200ｍ）1人気1着
2018年ローレル競馬場賞中山牝馬ステークスを制したカワキタエンカは、阪神1800ｍの指定交流競走の関西テレビ放送賞ローズステークスで2着、G1の秋華賞で2着馬の同枠に配置されていた4歳馬。
カワキタエンカの同枠のオートクレールは、前走の洛陽ステークスでも、カワキタエンカと同枠だった最下位人気の7歳馬。
2着になったフロンテアクイーンは、1600万下条件戦のユートピアステークスで2着に敗れた後、ハンデ重賞のターコイズステークスで2着になっていた5歳馬。
フロンテアクイーンの同枠のキンショーユキヒメは、同年の愛知杯で1着馬の同枠に配置されていた馬。
3着になったレイホーロマンスは、中京2200ｍの1000万下条件戦を勝った後、ハンデ重賞の愛知杯に出走して2着になっていた最軽量の斤量の馬。
前年のローレル競馬場賞中山牝馬ステークス1着馬のトーセンビクトリー（トップハンデ）は、56㎏の斤量負担が厳しかったのかは不明ですが、4着に敗退し、連対馬の筋にもなっていません。
2018年の愛知杯1着馬のエテルナミノル（トップハンデ）は、10着に敗退しましたが、優勝したカワキタエンカの対角配置になっています。
2019年ローレル競馬場賞中山牝馬ステークス（16頭立て）
1着 フロンテアクイーン 牝6 54㎏ 5枠7番（逆8番）三浦皇成騎手 5人気
前走 ターコイズステークス（中山1600ｍ・特指・ハンデ）4人気4着
前々走 エリザベス女王杯（京都2200ｍ）7人気7着
1着同枠 レイホーロマンス マル地 牝6 51㎏ 内田博幸騎手 13人気
前走 愛知杯（中京2000ｍ・カク指定・ハンデ）7人気7着
前々走 中日新聞杯（中京2000ｍ・特指・ハンデ）8人気4着（2着同枠）
2着 ウラヌスチャーム 牝4 53㎏ 6枠9番（逆6番）ミナリク騎手 3人気
前走 愛知杯（中京2000ｍ・カク指定・ハンデ）3人気4着
前々走 1600万下条件戦・迎春ステークス（中山2200ｍ）1人気1着
2着同枠 デンコウアンジュ 牝6 54㎏ 蛯名正義騎手 12人気
前走 ターコイズステークス（中山1600ｍ・特指・ハンデ）13人気3着
前々走 キャピタルステークス（東京1600ｍ・特指・別定）9人気6着
3着 アッフィラート 牝6 51㎏ 3枠4番（逆11番）武藤雅騎手 11人気
前走 1600万下条件戦・初富士ステークス（中山1800ｍ）5人気2着
前々走 1600万下条件戦・常総ステークス（中山1800ｍ）3人気3着（2着対角）
2019年ローレル競馬場賞中山牝馬ステークスを勝ったフロンテアクイーンは、前年のローレル競馬場賞中山牝馬ステークス2着馬で、北海道新聞杯クイーンステークス（札幌1800ｍ）でも2着になっていた馬。
フロンテアクイーンの同枠のレイホーロマンスは、前年のローレル競馬場賞中山牝馬ステークスの3着馬で、前々走の中日新聞杯では、2着馬の同枠配置にいた馬。
2着になったウラヌスチャームは、中山2200ｍの1600万下条件戦の迎春ステークスを勝った後、ハンデ重賞の愛知杯に出走して4着だった馬。
ウラヌスチャームの同枠のデンコウアンジュは、2017年のヴィクトリアマイル2着馬。
3着になったアッフィラートは、中山1800ｍの1600万下条件戦で2着になっていた最軽量の斤量の馬。
前年のローレル競馬場賞中山牝馬ステークス1着馬のカワキタエンカは、12着に敗退し、連対馬の筋にもなっていません。
2019年の愛知杯1着馬のワンブレスアウェイは11着に敗退していますが、1着になったフロンテアクイーンの平行配置になっています。
2018年と2019年のローレル競馬場賞中山牝馬ステークスの結果から考えると、愛知杯を勝っているアートハウス、前年のエリザベス女王杯で1着馬の対角配置だったクリノプレミアムは気になります。
最後に
昨年のローレル競馬場賞中山牝馬ステークスは、15人気のクリノプレミアムが1着、12人気のアブレイズが2着となり、3連単が1,737,720円と大荒れになりました。
今年は、おそらく、昨年のローレル競馬場賞中山牝馬ステークスほど荒れないと思います。
また、出馬表が出たら、再検討したいと思います。
