ウマゾーです。
いつも、読んでいただいてありがとうございます。
2020年競馬番組によると、富士ステークスの格付けをG3からG2に変更する予定(申請中)のようですね。
その富士ステークスの格付けの変更のせいでしょうか?
今年のマイルチャンピオンシップには、富士ステークス1着馬が不在です。
今回は、富士ステークス1着馬が不在のマイルチャンピオンシップ2019について考えてみたいと思います。
マイルチャンピオンシップ2019の出走予定
マイルチャンピオンシップ2019の出走予定は17頭。
2017年朝日杯フューチュリティステークス優勝馬で、今年の天皇賞(秋)の2着馬のダノンプレミアム、今年の日本ダービー2着馬で、毎日王冠を3歳で制したダノンキングリーあたりが人気を集めそうです。
馬 名 | 性齢 | 斤量 | 想定騎手 | 調教師 | |
1 | アルアイン | 牡5 | 57.0kg | R.ムーア | 池江 泰寿 |
2 | インディチャンプ | 牡4 | 57.0kg | 音無 秀孝 | |
3 | エメラルファイト | 牡3 | 56.0kg | 石川 裕紀人 | 相沢 郁 |
4 | カテドラル | 牡3 | 56.0kg | 武 豊 | 池添 学 |
5 | グァンチャーレ | 牡7 | 57.0kg | 松岡 正海 | 北出 成人 |
6 | クリノガウディー | 牡3 | 56.0kg | 藤岡 佑介 | 藤沢 則雄 |
7 | ダイアトニック | 牡4 | 57.0kg | C.スミヨン | 安田 隆行 |
8 | タイムトリップ | 牡5 | 57.0kg | 菊川 正達 | |
9 | ダノンキングリー | 牡3 | 56.0kg | 横山 典弘 | 萩原 清 |
10 | ダノンプレミアム | 牡4 | 57.0kg | 川田 将雅 | 中内田 充正 |
11 | フィアーノロマーノ | 牡5 | 57.0kg | 高野 友和 | |
12 | プリモシーン | 牝4 | 55.0kg | W.ビュイック | 木村 哲也 |
13 | ペルシアンナイト | 牡5 | 57.0kg | O.マーフィー | 池江 泰寿 |
14 | マイスタイル | 牡5 | 57.0kg | 田中 勝春 | 昆 貢 |
15 | モズアスコット | 牡5 | 57.0kg | 和田 竜二 | 矢作 芳人 |
16 | レイエンダ | 牡4 | 57.0kg | C.ルメール | 藤沢 和雄 |
17 | レッドオルガ | 牝5 | 55.0kg | 藤原 英昭 |
参考 netkeiba
富士ステークス1着馬不在年からのサイン
富士ステークスと毎日放送賞スワンステークスは1着馬に、マイルチャンピオンシップの優先出走権をあたえるレースですが、マイルチャンピオンシップ2019には、富士ステークス1着馬のノームコアが登録すらしていません。
富士ステークスが1600mになってから、富士ステークス1着馬が不在だったマイルチャンピオンシップは2012年、2014年、2015年。
ただし、2014年と2015年のマイルチャンピオンシップは2場開催のため、マイルチャンピオンシップ2019と同じ3場開催だったマイルチャンピオンシップは2012年のみ。
では、2012年のマイルチャンピオンシップの結果を見てみます。
2012年マイルチャンピオンシップ(18頭立て)
1着 サダムパテック 牡4 57㎏ 1枠1番(逆18番)武豊騎手 4人気
前走 天皇賞(秋)(東京2000m)10人気8着(3着同枠)
前々走 安田記念(東京1600m)1人気9着(ゾロ目決着・3着同枠)
3走前 京王杯スプリングカップ(東京1400m・指定・別定)4人気1着
2010年朝日杯フューチュリティステークス(中山1600m)1人気4着
2着 グランプリボス 牡4 57㎏ 4枠7番(逆12番)内田博幸騎手 1人気
前走 毎日放送賞スワンステークス(京都1400m・指定・別定)3人気1着
前々走 毎日王冠(東京1800m)14人気6着
3走前 安田記念(東京1600m)13人気2着
2010年朝日杯フューチュリティステークス(中山1600m)5人気1着
2011年NHKマイルカップ(東京1600m)1人気1着
3着 ドナウブルー 牝4 55㎏ 8枠17番(逆2番)スミヨン騎手 5人気
前走 府中牝馬ステークス(東京1800m)1人気3着
前々走 関屋記念(新潟1600m・特指・別定)1人気1着
2012年マイルチャンピオンシップは、2011年皐月賞2着馬で、天皇賞秋8着からの出走となったサダムパテックが1着。
サダムパテックは、前哨戦は出走していませんが、東京1400mの京王杯スプリングカップを勝っている馬です。
また、2着となったグランプリボスは、前走で京都1400mの毎日放送賞スワンステークスを勝利していますが、朝日杯フューチュリティステークスとNHKマイルカップを制覇しているG1馬です。
2012年のマイルチャンピオンシップは、G1連対馬とG1馬の決着ということになりますね。
マイルチャンピオンシップ2019の出走予定馬で考えると、G1連対馬はクリノガウディー、ダノンキングリー、プリモシーンの3頭になりますね。
最後に
秋の古馬G1の結果を振り返ると、スプリンターズステークスが産経賞セントウルステークス(阪神1200m)1着馬のタワーオブロンドンが1着、 天皇賞(秋)が 金鯱賞(中京2000m)を勝ったダノンプレミアムが2着、エリザベス女王杯が中山記念(中山1800m)2着のラッキーライラックが優勝しています。
タワーオブロンドン、ダノンプレミアム、ラッキーライラックの3頭には、1年以内のG2連対歴という共通項がありますね。
また、出馬表が出たら、再検討してみたいと思います。