マーメイドステークス2024の出馬表
マーメイドステークス2024の登録馬は24頭。
24頭の登録馬のうち、タケトンボが回避、エリオトローピオ、ジュリアバローズ、ヒヅルジョウの3頭が除外、アグラシアド、アレグロモデラート、キミノナハマリア、ピピオラの4頭が抽選で外れ、16頭立てのフルゲートで行われることになった。
枠 | 馬番 | 馬 名 | 性齢 | 斤量 | 騎手 | 調教師 | 馬主 |
1枠 | 1番 | ベリーヴィーナス | 牝5 | 53.0kg | 藤懸 貴志 | 鈴木 孝志 | ライオンレースホース(株) |
1枠 | 2番 | ジューンオレンジ | 牝4 | 54.0kg | 富田 暁 | 長谷川 浩大 | 吉川 潤 |
2枠 | 3番 | ピンハイ | 牝5 | 54.0kg | 北村 友一 | 田中 克典 | 北畑 忍 |
2枠 | 4番 | ミッキーゴージャス | 牝4 | 56.5kg | 浜中 俊 | 安田 翔伍 | 野田 みづき |
3枠 | 5番 | ラヴェル | 牝4 | 54.0kg | 坂井 瑠星 | 矢作 芳人 | (有)キャロットファーム |
3枠 | 6番 | ホールネス | 牝4 | 52.0kg | 西塚 洸二 | 藤原 英昭 | ゴドルフィン |
4枠 | 7番 | マリネロ | 牝5 | 50.0kg | 松若 風馬 | 嘉藤 貴行 | (有)ビッグレッドファーム |
4枠 | 8番 | セントカメリア | 牝5 | 53.0kg | 西村 淳也 | 高野 友和 | (有)シルクレーシング |
5枠 | 9番 | コスタボニータ | 牝5 | 56.0kg | 岩田 望来 | 杉山 佳明 | 谷掛 龍夫 |
5枠 | 10番 | ゴールドエクリプス | 牝5 | 53.0kg | 幸 英明 | 大久保 龍志 | 居城 寿与 |
6枠 | 11番 | インザオベーション | 牝5 | 51.0kg | 荻野 極 | 武 幸四郎 | フィールドレーシング |
6枠 | 12番 | タガノパッション | 牝6 | 53.0kg | M.デムーロ | 武 幸四郎 | 八木 良司 |
7枠 | 13番 | アリスヴェリテ | 牝4 | 50.0kg | 永島 まなみ | 中竹 和也 | 加藤 誠 |
7枠 | 14番 | エリカヴィータ | 牝5 | 54.0kg | 小沢 大仁 | 国枝 栄 | 三木 正浩 |
8枠 | 15番 | エーデルブルーメ | 牝5 | 54.0kg | 川田 将雅 | 福永 祐一 | (有)シルクレーシング |
8枠 | 16番 | ファユエン | 牝6 | 53.0kg | 菊沢 一樹 | 勢司 和浩 | 谷岡 毅 |
武幸四郎厩舎のインザオベーションとタガノパッションが同枠配置になっている。
トップハンデからの考察
今年のマーメイドステークスのトップハンデは、ミッキーゴージャスの56.5㎏。
ハンデ戦となった2006年以降で、トップハンデが56.5㎏だったのは、2009年しかない。
まずは、トップハンデが56.5㎏だった2009年マーメイドステークスから考察してみる。
2009年マーメイドステークス(阪神2000m・16頭立て)
1着 コスモプラチナ 牝6 53㎏ 1枠1番(逆16番)和田竜二騎手 9人気
前走 愛知杯(中京2000m・特指・ハンデ)8人気16着 53㎏
前々走 エリザベス女王杯(京都2200m)15人気17着(2着同枠)
2着 ニシノブルームーン 牝5 52㎏ 5枠10番(逆7番)北村宏司騎手 4人気
前走 1600万下条件戦・府中ステークス(東京2000m)6人気1着 52㎏
前々走 1000万下条件戦・鎌ケ谷特別(中山1800m)1人気1着
3着 リトルアマポーラ 牝4 56.5㎏ 8枠16番(逆1番)福永祐一騎手 2人気
前走 ヴィクトリアマイル(東京1600m)3人気6着(1着対角)
前々走 読売マイラーズカップ(阪神1600m・指定・別定)4人気7着
2009年マーメイドステークスを制したのは、53㎏斤量の6歳馬のコスモプラチナ。
コスモプラチナは、前々走のエリザベス女王杯で2着馬の同枠に配置されていた馬で、2009年マーメイドステークスでは逃げ馬だった。
2着になったニシノブルームーンは、500万下条件戦、1000万下条件戦、1600万下条件戦を3連勝していた4人気の5歳馬。
3着に入ったリトルアマポーラは、前年のエリザベス女王杯優勝馬で、ヴィクトリアマイル1着馬の対角に配置されていた馬。(2009年マーメイドステークス1着馬の対角馬)
トップハンデが56.5㎏だった2009年マーメイドステークスの結果から考えると、秋華賞で1着の対角に配置されていたラヴェル、トップハンデを課され、大阪杯で2着馬の同枠に配置されていたミッキーゴージャス、条件戦を勝ってきた馬は気になる。
結論
土曜日に行われた京都メインの米子ステークスは、イスラボニータ産駒の5歳牡馬のトゥードジボンが1着、2着はリオンディーズ産駒のディオが入っている。
米子ステークスは、マーメイドステークスと同様に、例年、阪神競馬場で行われているレースで、今年限りの京都開催となっていた。
トゥードジボンは、京都競馬場の条件戦である宝ケ池特別と清水ステークスを連勝し、1月6日開催のスポーツニッポン賞京都金杯で3着になっていた京都巧者の馬。
そして、トゥードジボンのポイントとして挙げたいのが、2013メモリアル ロードカナロアカップで2着に入っているところ。
1回限りのレースである京都開催の米子ステークスを制する戦歴として、ふさわしいと感じられた。
2着に入ったディオは、京都開催の3勝クラスの斑鳩ステークスを勝ってオープン入りした馬で、前走のダービー卿チャレンジトロフィーで57.5㎏を背負い11着に敗れていた馬。
ディオは、マル外のモズゴールドバレルの同枠馬で、58㎏斤量を課せられていた馬だった。
土曜日に行われた米子ステークスの結果から考えると、JRAウルトラプレミアム ダイワスカーレットカップという1回限りのレースを勝っているエーデルブルーメは気になる。
そこで、エーデルブルーメを軸に!
相手は、京都開催の3勝クラスの大原ステークス1着が最終賞金加算のゴールドエクリプス、福島牝馬ステークスを勝ちながら、ヴィクトリアマイルに出走しなかったコスタボニータ、エーデルブルーメと同じシルクレーシングが馬主のセントカメリア、マル外のホールネス、ホールネスと同枠のラヴェルあたりで遊んでみたい。