金鯱賞2021にデアリングタクトが登録!これってサイン?

ウマゾーです。

 

いつも、読んでいただいてありがとうございます。

 

今回は、金鯱賞2021について考えてみたいと思います。

 

金鯱賞は、2017年に大阪杯がG1に昇格した際に、大阪杯のステップレースになったレースなんですが、その昔は、東海テレビ杯金鯱賞というレース名でハンデ戦として行われているようですよ。

金鯱賞2021の出走予定

金鯱賞2021の出走予定は10頭。

 

2020年の3冠牝馬のデアリングタクトは、ここから始動するんですね。

 馬 名 性齢 斤量 想定騎手 調教師
1 キセキ 牡7 57.0kg M.デムーロ 辻野 泰之
2 ギベオン 牡6 56.0kg 西村 淳也 藤原 英昭
3 グローリーヴェイズ 牡6 57.0kg 川田 将雅 尾関 知人
4 サトノフラッグ 牡4 56.0kg C.ルメール 国枝 栄
5 サンレイポケット 牡6 56.0kg 秋山 真一郎 高橋 義忠
6 ジナンボー 牡6 56.0kg 堀 宣行
7 デアリングタクト 牝4 55.0kg 松山 弘平 杉山 晴紀
8 ブラヴァス 牡5 56.0kg 福永 祐一 友道 康夫
9 ペルシアンナイト 牡7 57.0kg 大野 拓弥 池江 泰寿
10 ポタジェ 牡4 56.0kg 北村 友一 友道 康夫

参考 netkeiba

3冠牝馬出走からのサイン

金鯱賞2021には、3冠牝馬のデアリングタクトが登録しています。

 

3冠牝馬は、メジロラモーヌ、スティルインラブ、アパパネ、ジェンティルドンナ、アーモンドアイ、デアリングタクトの6頭しかいないので、当然、ここに注目すべきでしょう。

 

ただ、メジロラモーヌは、3冠目のエリザベス女王杯で勝利してから、その年の有馬記念で9着で現役を終えている馬ですし、ジェンティルドンナとアーモンドアイは4歳時にG2に出走していません。

 

残ったのは、スティルインラブとアパパネの2頭になりますが、スティルインラブは4歳の時にカク指定別定戦の金鯱賞に出走しており、アパパネは4歳の時に指定交流競走別定戦の読売マイラーズカップに出走しています。

 

では、スティルインラブが出走した金鯱賞とアパパネが出走した読売マイラーズカップの結果を見てみます。

 

2004年金鯱賞(5月開催・中京2000m・12頭立て)

1着 タップダンスシチー マル外 牡7 59㎏ 8枠11番(逆2番)佐藤哲三騎手 1人気

前走 有馬記念(中山2500m)2人気8着(1着平行)

前々走 ジャパンカップ(東京2400m)4人気1着

3走前 京都大賞典(京都2400m・指定・別定)1人気1着

2003年金鯱賞1着馬

2着 ブルーイレヴン 牡4 57㎏ 5枠5番(逆8番)吉田稔騎手 6人気

前走 新潟大賞典(新潟2000m・カク指定・ハンデ)4人気7着

前々走 オーストラリアトロフィー(京都1800m・カク指定・ハンデ)3人気4着

3着 ザッツザプレンティ 牡4 59㎏ 6枠8番(逆5番)安藤勝己騎手 2人気

前走  天皇賞(春)(京都3200m)3人気16着

前々走 阪神大賞典(阪神3000m・指定・別定)2人気2着

8着 スティルインラブ 牝4 57㎏ 7枠10番(逆3番)幸英明騎手 5人気

前走 エリザベス女王杯(京都2200m)1人気2着

前々走 秋華賞(京都2000m)2人気1着

 

スティルインラブが出走した2004年のカク指定別定戦の金鯱賞は、前年の金鯱賞1着馬で、指定交流競走別定戦の京都大賞典を勝っているタップダンスシチーが1着。

 

2着は、指定交流競走別定戦の阪神大賞典を勝っている2003年菊花賞馬のザッツザプレンティと対角配置にいたブルーイレヴン。

 

また、スティルインラブは8着に惨敗し、連対馬の筋配置にもなっていません。

 

2011年読売マイラーズカップ(4月開催・阪神1600m・18頭立て)

1着 シルポート 牡6 57㎏ 8枠17番(逆2番) 小牧太騎手 7人気

前走 中山記念(中山1800m・カク指定・別定)7人気2着

前々走 スポーツニッポン賞京都金杯(京都1600m・ハンデ)5人気最下位(2着平行)

同枠 アパパネ 牝4 56㎏ 蛯名正義騎手 4人気

前走 エリザベス女王杯(京都2200m)1人気3着(1着同枠)

前々走 秋華賞(京都2000m)1人気1着

2着 クレバートウショウ 牡5 57㎏ 4枠7番(逆12番)岩田康誠騎手 14人気

前走 六甲ステークス(阪神1600m・カク指定・別定)1人気2着

前々走 小倉大賞典(小倉1800m・ハンデ)4人気10着

同枠 ガルボ 牡4 57㎏ 吉田豊騎手 10人気

前走 阪急杯(阪神1400m・指定・別定)1人気2着

前々走 スポーツニッポン賞京都金杯(京都1600m・ハンデ)3人気2着

3着 ダノンヨーヨー 牡5 57㎏ 6枠11番(逆8番)内田博幸騎手 1人気

前走 東京新聞杯(東京1600m・カク指定・別定)1人気7着(2着同枠)

前々走 マイルチャンピオンシップ(京都1600m)1人気2着

 

2011年読売マイラーズカップは、3冠牝馬のアパパネの同枠馬で、カク指定別定戦の中山記念で2着だったシルポートが1着。

 

2着は、指定交流競走別定戦の阪急杯2着馬のガルボと同枠だったクレバートウショウ。

 

2004年金鯱賞と2011年読売マイラーズカップの結果から金鯱賞2021を考えると、1年以内のG2別定戦で直接連対しているキセキとグローリーヴェイズは気になります。

最後に

金鯱賞2021は、2回中京2日に行われます。

 

過去に、金鯱賞が2回中京2日に開催されたのは、2018年と2019年のみ。

 

2018年は、日本ダービー2着馬で、G2のアルゼンチン共和国杯を制していた4歳牡馬のスワーヴリチャードが1着で、2着は、2013年菊花賞2着馬で、2014年金鯱賞2着、2015年産経賞オールカマー2着歴のあるサトノノブレスが入っています。

 

2019年は、2017年朝日杯フューチュリティステークス1着馬で、2018年報知杯弥生賞1着馬のダノンプレミアムが1着で、2018年エリザベス女王杯1着馬のリスグラシューが2着になっています。

 

つまり、G1連対以上の実績を残している馬が、連対していることになりますね。