菊花賞2020と富士ステークス2020の回顧

ウマゾーです。

 

いつも、読んでいただいてありがとうございます。

 

デアリングタクトに続き、 コントレイルも3冠を達成しましたね。

 

コロナの影響で途中まで無観客競馬を行っていたこと、京都競馬場が整備工事を行うため、2020年11月から2023年3月まで京都競馬場が開催休止になることが大きかったのでしょうね。

 

さて、今回は菊花賞2020と富士ステークス2020の回顧を行ってみたいと思います。

菊花賞2020の回顧

菊花賞2020は、コントレイルがクラシック3冠を達成!

 

関係者は大喜びでしょうね。

 

何しろ、3冠を達成した時点で、コントレイルの種牡馬としての価値は上がっているはず…

 

10月19日に発表された2021年度開催日割および重賞競走で、東京スポーツ杯2歳ステークスがG3からG2に昇格申請がされていたので、東京スポーツ杯2歳ステークスを制していたコントレイルは気になる馬でした。

 

というのも、今年の東京スポーツ杯2歳ステークスは祝日開催となるから。

 

つまり、最後の通常開催となるG3の東京スポーツ杯2歳ステークスを勝ったコントレイルが、最後の(?)京都開催の菊花賞を勝ったということ!

 

菊花賞2020で2着になったアリストテレスは、中京2200mの2勝クラスの小牧特別の勝ち馬。

 

中京2200mのG2である神戸新聞杯を制したコントレイルが、格下の中京2200mの2勝クラスの小牧特別の勝ち馬であるアリストテレスより下の着順となることはあり得ません。

 

また、コントレイルが勝った日本ダービーは第11レースでしたが、第11レースで行われた日本ダービーの年の菊花賞は、2011年が1着と2着のゾロ目、2019年が2着と3着のゾロ目となっていました。

 

この結果から考えても、菊花賞2020が2着と3着のワイドゾロ目になっていたのも頷けます。

 

牝馬3冠を獲得したデアリングタクトにしても、クラシック3冠を達成したコントレイルにしても、次戦にどのレースを選択するかが大事になるでしょうね。

富士ステークス2020の回顧

富士ステークス2020は、福永祐一騎手騎乗のヴァンドギャルドが1着。

 

ヴァンドギャルドは、福永祐一騎手騎乗だけでなく、5枠に配置されていたことからも、菊花賞2020の伏線だったことは間違いありません。

 

また、富士ステークスは今年からG2に昇格したレースでしたが、12頭立てで地方馬が出走したレースとして、読売マイラーズカップを意識していたのでしょう。

 

読売マイラーズカップは、福永祐一騎手が騎乗したインディチャンプが勝っていますが、インディチャンプは増量馬でもありました。

 

福永祐一騎手が騎乗したヴァンドギャルドに勝たせ、2着には増量馬のラウダシオンを起用したということですね。

 

ラウダシオンの騎乗騎手のデムーロ騎手は、菊花賞2020では、コントレイルの同枠のマンオブスピリットに騎乗するという仕掛けも見事でした。

 

3着には、2018年NHKマイルカップ覇者のケイアイノーテックが入りましたが、2着のラウダシオンもNHKマイルカップ優勝馬です。

 

過去のNHKマイルカップ馬が、新しいNHKマイルカップ馬に打倒されるということですね。

最後に

来週の日曜日は、天皇賞秋がメインレースとなります。

 

でも、ステップレースの毎日王冠優勝馬のサリオスもいなければ、京都大賞典1着馬のグローリーヴェイズも登録していません。

 

さらに、産経賞オールカマー組は、1着馬のセンテリュオだけでなく、出走馬が1頭も登録なしという不思議なことになっています。

 

ちょっと異常です。

 

まあ、秋華賞と菊花賞の流れからは、1人気の馬が勝ってしまうんでしょうね。

 

では、また。