阪神ジュベナイルフィリーズ2024の出馬表
阪神ジュベナイルフィリーズ2024の登録馬は26頭。
26頭の登録馬のうち、キョウエイボニータが回避、イリフィ、ウォーターガーベラ、サンナイアガラ、ティラトーレ、テレサ、ベルビースタローン、ラブアイミーが抽選で外れ、18頭立てとなっている。
枠 | 馬番 | 馬 名 | 性齢 | 斤量 | 騎手 | 調教師 | 馬主 |
1枠 | 1番 | ビップデイジー | 牝2 | 55.0kg | 幸 英明 | 松下 武士 | 鈴木 邦英 |
1枠 | 2番 | テリオスララ | 牝2 | 55.0kg | M.デムーロ | 田島 俊明 | 鈴木 美江子 |
2枠 | 3番 | ダンツエラン | 牝2 | 55.0kg | 団野 大成 | 本田 優 | 山元 哲二 |
2枠 | 4番 | ジャルディニエ | 牝2 | 55.0kg | 北村 友一 | 奥村 豊 | NYレーシング |
3枠 | 5番 | ジューンエオス | 牝2 | 55.0kg | 藤岡 佑介 | 武 英智 | 吉川 潤 |
3枠 | 6番 | モズナナスター | 牝2 | 55.0kg | 田口 貫太 | 矢作 芳人 | (株)キャピタル・システム |
4枠 | 7番 | ミストレス | 牝2 | 55.0kg | 坂井 瑠星 | 矢作 芳人 | 前田 晋二 |
4枠 | 8番 | カワキタマナレア | 牝2 | 55.0kg | 鮫島 克駿 | 杉山 佳明 | 川島 徹郎 |
5枠 | 9番 | ショウナンザナドゥ | 牝2 | 55.0kg | 池添 謙一 | 松下 武士 | 国本 哲秀 |
5枠 | 10番 | ブラウンラチェット | 牝2 | 55.0kg | C.ルメール | 手塚 貴久 | (有)サンデーレーシング |
6枠 | 11番 | クリノメイ | 牝2 | 55.0kg | 荻野 琢真 | 須貝 尚介 | 栗本 依利子 |
6枠 | 12番 | アルマヴェローチェ | 牝2 | 55.0kg | 岩田 望来 | 上村 洋行 | 大野 照旺 |
7枠 | 13番 | コートアリシアン | 牝2 | 55.0kg | 戸崎 圭太 | 伊藤 大士 | 吉田 照哉 |
7枠 | 14番 | ランフォーヴァウ | 牝2 | 55.0kg | 松山 弘平 | 松山 弘平 | 窪田 芳郎 |
7枠 | 15番 | リリーフィールド | 牝2 | 55.0kg | 武 豊 | 小崎 憲 | 吉田 晴哉 |
8枠 | 16番 | スリールミニョン | 牝2 | 55.0kg | 永島 まなみ | 高橋 康之 | 福盛 訓之 |
8枠 | 17番 | メイデイレディ | 牝2 | 55.0kg | L.デットーリ | J.リー | (同)ケイティリッチステーブルズ |
8枠 | 18番 | ミーントゥビー | 牝2 | 55.0kg | 古川 吉洋 | 堀内 岳志 | 塚本 幹雄 |
抽選で出走できたのは、マル外のジューンエオスとショウナンザナドゥの2頭。
5枠はキズナ産駒の2頭が同枠となっている。
デイリー杯2歳ステークス1着馬出走からの考察
阪神ジュベナイルフィリーズ2024に、デイリー杯2歳ステークス優勝馬のランフォーヴァウが出走してきた。
デイリー杯2歳ステークス優勝馬が、阪神ジュベナイルフィリーズに出走してきたのは、2010年のレーヴディソール、2013年のホウライアキコ、2016年のジューヌエコール、そして、今年のランフォーヴァウの4頭。
レーヴディソールは、札幌1500mの新馬戦を1人気で勝った後、デイリー杯2歳ステークスに1人気で出走し優勝、そして、1人気になった阪神ジュベナイルフィリーズに福永祐一騎手の継続騎乗で出走してきた2勝馬。
ホウライアキコは、小倉1200mの新馬戦と小倉1200mの小倉2歳ステークスを連勝した後、デイリー杯2歳ステークスに2人気で出走して勝利し、2人気になった阪神ジュベナイルフィリーズに和田竜二騎手の継続騎乗で出走してきた3勝馬。
ジューヌエコールは、中京1400mの新馬戦と阪神1400mのOPのききょうステークスを連勝した後、デイリー杯2歳ステークスに2人気で出走して優勝、4人気になった阪神ジュベナイルフィリーズに福永祐一騎手からバルザローナ騎手に乗り替わりで出走している3勝馬。
ランフォーヴァウは、京都1400mの未勝利戦を3人気で勝った後、7頭立てのデイリー杯2歳ステークスを1人気で勝ってきた馬で、阪神ジュベナイルフィリーズ2024では、坂井瑠星騎手から松山弘平騎手に乗り替わりとなっている。
ランフォーヴァウは、阪神ジュベナイルフィリーズまでオール1人気だったレーヴディソールのタイプとは全く違う馬であり、ホウライアキコとジューヌエコールとの比較では、阪神ジュベナイルフィリーズでの人気や乗り替わりという観点で考えれば、ジューヌエコールが近いと思う。
ジューヌエコールが出走した2016年阪神ジュベナイルフィリーズの結果を見てみる。
2016年阪神ジュベナイルフィリーズ(18頭立て)
1着 ソウルスターリング 牝2 55kg 1枠2番(逆17番)ルメール騎手 1人気
前走 アイビーステークス(東京1800m・特指・別定)2人気1着 ルメール騎手騎乗
前々走 新馬戦(札幌1800m)1人気1着
2着 リスグラシュー 牝2 55kg 8枠18番(逆1番)戸崎圭太騎手 2人気
前走 アルテミスステークス(東京1600m・指定・馬齢)1人気1着 武豊騎手騎乗
前々走 未勝利戦(阪神1800m)2人気1着
3着 レーヌミノル 牝2 55kg 2枠4番(逆15番)蛯名正義騎手 3人気
前走 京王杯2歳ステークス(東京1400m・指定・馬齢)1人気2着 浜中俊騎手騎乗
前々走 小倉2歳ステークス(小倉1200m・特指・馬齢)1人気1着
2016年阪神ジュベナイルフィリーズを勝利したのは、1人気のソウルスターリング。
ソウルスターリングは、札幌1800mの新馬戦と東京1800mのOPのアイビーステークスを連勝していた社台ファーム生産の持ち込み馬。
2着に入ったリスグラシューは、阪神1800mの未勝利戦で初勝利を挙げた後、東京1600mのアルテミスステークスに出走して1着になってきたノーザンファーム生産の馬。
3着になったレーヌミノルは、小倉2歳ステークス1着、京王杯2歳ステークス2着の実績を持つ3人気の馬。
デイリー杯2歳ステークス1着馬のジューヌエコール(サンデーレーシングが馬主の馬)は11着に敗れているが、ソウルスターリングの平行配置になっていた。
2016年阪神ジュベナイルフィリーズで馬券圏内に入った3頭は、3人気以内の馬だった。
また、2016年阪神ジュベナイルフィリーズで上位3頭に入った馬は、オープン以上の賞金加算があった馬で、連対した2頭は1800m戦での連対歴があった。
マイルチャンピオンシップからの考察
外国馬1頭が出走し、京都1600mで行われると考えれば、今年のマイルチャンピオンシップに行き着く。
今年のマイルチャンピオンシップは、1人気のブレイディヴェーグ(ルメール騎手騎乗)が4着に敗れ、2人気のナミュール(C.デムーロ騎手騎乗)は最下位、そして、外国馬の3人気チャリン(ムーア騎手騎乗)は5着に終わっている。
今年のマイルチャンピオンシップの優勝馬は4人気のソウルラッシュで、2着馬は7人気のエルトンバローズで、ソウルラッシュもエルトンバローズも、馬体重が500㎏を超える馬だった。
結論
テリオスララを軸にしてみる。
相手は、ミストレス、ダンツエラン、ランフォーヴァウ、コートアリシアン、ブラウンラチェットあたり。