ウマゾーです。
いつも、読んでいただいてありがとうございます。
今回は、ジャパンカップ2022について考えてみたいと思います。
ジャパンカップ2022の出馬表
ジャパンカップ2022には21頭の登録馬と招待馬がいましたが、ウインマイティー、ウインマリリン、ゴールドスミスが回避し、18頭立てとなっています。
現在のところ、1人気はヴェラアズール、2人気はシャフリヤールとダノンベルーガとなっています。
| 枠 | 馬番 | 馬 名 | 性齢 | 斤量 | 騎手 | 調教師 | 馬主 |
| 1枠 | 1番 |  シムカミル |
牡3 | 55.0kg | G.ブノワ | S.ワッテル | ペレル牧場 |
| 1枠 | 2番 | オネスト |
牡3 | 55.0kg | C.ルメール | F.シャペ | G.オーギュスタン・ノルマン |
| 2枠 | 3番 | ヴェルトライゼンデ | 牡5 | 57.0kg | D.レーン | 池江 泰寿 | (有)サンデーレーシング |
| 2枠 | 4番 | トラストケンシン | 牡7 | 57.0kg | 丸田 恭介 | 高橋 文雅 | 菅波 立知子 |
| 3枠 | 5番 | グランドグローリー |
牝6 | 55.0kg | M.ギュイヨン | G.ビエトリーニ | ウス牧場 |
| 3枠 | 6番 | ヴェラアズール | 牡5 | 57.0kg | R.ムーア | 渡辺 薫彦 | (有)キャロットファーム |
| 4枠 | 7番 | テュネス |
牡3 | 55.0kg | B.ムルザバエフ | P.シールゲン | H.レンツ |
| 4枠 | 8番 | デアリングタクト | 牝5 | 55.0kg | T.マーカンド | 杉山 晴紀 | (株)ノルマンディーサラブレッドレーシング |
| 5枠 | 9番 |  ユニコーンライオン |
牡6 | 57.0kg | 国分 優作 | 矢作 芳人 | ライオンレースホース(株) |
| 5枠 | 10番 | ハーツイストワール | 牡6 | 57.0kg | 武 豊 | 国枝 栄 | 嶋田 賢 |
| 6枠 | 11番 | カラテ | 牡6 | 57.0kg | 菅原 明良 | 辻野 泰之 | 小田切 光 |
| 6枠 | 12番 | シャドウディーヴァ | 牝6 | 55.0kg | 松山 弘平 | 斎藤 誠 | (株)スリーエイチレーシング |
| 7枠 | 13番 | テーオーロイヤル | 牡4 | 57.0kg | 菱田 裕二 | 岡田 稲男 | 小笹 公也 |
| 7枠 | 14番 | ダノンベルーガ | 牡3 | 55.0kg | 川田 将雅 | 堀 宣行 | (株)ダノックス |
| 7枠 | 15番 | シャフリヤール | 牡4 | 57.0kg | C.デムーロ | 藤原 英昭 | (有)サンデーレーシング |
| 8枠 | 16番 |  リッジマン |
牡9 | 57.0kg | 石川 裕紀人 | 千葉 幸喜 | (有)辻牧場 |
| 8枠 | 17番 | ユーバーレーベン | 牝4 | 55.0kg | M.デムーロ | 手塚 貴久 | (株)サラブレッドクラブ・ラフィアン |
| 8枠 | 18番 | ボッケリーニ | 牡6 | 57.0kg | 浜中 俊 | 池江 泰寿 | 金子真人ホールディングス(株) |
1枠は外国馬同士の枠ですね。
また、ルメール騎手とM.デムーロ騎手の騎乗馬が対角配置となっています。
共同通信杯1着馬出走からのサイン
ジャパンカップ2022に登録している3歳牡馬のダノンベルーガは、共同通信杯を勝っている馬ですが、Ｇ1連対歴がない馬です。
共同通信杯を勝った3歳馬（馬齢表記前は4歳馬）が、ジャパンカップに出走してきたケースは、1998年のエルコンドルパサー、2000年のイーグルカフェ、2001年のジャングルポケット、2005年のストーミーカフェ、2014年のイスラボニータ、2016年のディーマジェスティの6頭。
この6頭のうち、ダノンベルーガと同じように、天皇賞（秋）に出走していたのは、イーグルカフェ、ストーミーカフェ、イスラボニータの3頭。
ただし、イーグルカフェは天皇賞（秋）の前に、安田記念や毎日王冠に出走していた馬なので、ダノンベルーガとは異なります。
残ったのは、ストーミーカフェとイスラボニータの2頭。
では、ストーミーカフェが出走した2005年ジャパンカップとイスラボニータが出走した2014年ジャパンカップの結果を見てみます。
2005年ジャパンカップ（18頭立て）
1着 アルカセット 外国馬 牡5 57kg 7枠14番（逆5番）デットーリ騎手 3人気
前走 英チャンピオンステークス（G1・ニューマーケット2000ｍ）5着
前々走 フォワ賞（G2・ロンシャン2400ｍ）2着
1着同枠 サンライズペガサス 牡7 57kg 蛯名正義騎手 15人気
前走 天皇賞(秋)（東京2000ｍ）5人気12着
前々走 毎日王冠（東京1800ｍ・指定・別定）9人気1着
1着同枠 キングスドラマ 外国馬 せん5 57kg プラード騎手 13人気
前走 レッドスミスステークス（G2・アケダクト2200ｍ）1着
前々走 カナディアンインターナショナルステークス（G1・ウッドバイン2000ｍ）8着
2着 ハーツクライ 牡4 57㎏ 8枠16番（逆3番）ルメール騎手 2人気
前走 天皇賞(秋)（東京2000ｍ）2人気6着
前々走 宝塚記念（阪神2200ｍ）3人気2着
2着同枠 スズカマンボ 牡4 57㎏ 安藤勝己騎手 10人気
前走 天皇賞(秋)（東京2000ｍ）8人気13着（1着同枠）
前々走 天皇賞(春)（京都3200ｍ）13人気1着
2着同枠 ビッグゴールド 牡7 57㎏ 和田竜二騎手 17人気
前走 アルゼンチン共和国杯（東京2500ｍ・特指・ハンデ）8人気5着
前々走 京都大賞典（京都2400ｍ・指定・別定）3人気6着
3着 ゼンノロブロイ 牡5 57kg 4枠8番（逆11番）デザーモ騎手 1人気
前走 天皇賞(秋)（東京2000ｍ）1人気2着
前々走 インターナショナルステークス（G1・ヨーク2080ｍ）2着
2005年ジャパンカップを勝ったアルカセットは、3人気の外国馬。
アルカセットは、フランスのG1重賞のサンクルー大賞典を勝っている馬。
アルカセットの同枠のサンライズペガサスは、同年の産経大阪杯と毎日王冠を勝っていた馬。
アルカセットの同枠のキングスドラマは、アメリカG1のソードダンサー招待ステークスを勝っていた外国馬。
2着になったハーツクライは、2004年日本ダービー2着馬で、2005年宝塚記念でも2着になっていた馬。
ハーツクライの同枠のスズカマンボは、同年の天皇賞(春)1着馬で、同年の天皇賞(秋)でも1着馬の同枠に配置されていた馬。
ハーツクライの同枠のビッグゴールドは、同年の天皇賞(春)の2着馬。
3着になったゼンノロブロイは、前年のジャパンカップ優勝馬で、2003年日本ダービーで2着になっている馬。
共同通信杯を勝った3歳馬のストーミーカフェは、最下位に沈み、連対馬の筋配置にもなっていません。
2014年ジャパンカップ（18頭立て）
1着 エピファネイア 牡4 57kg 2枠4番（逆15番）スミヨン騎手 4人気
前走 天皇賞(秋)（東京2000ｍ）4人気6着
前々走 クイーンエリザベス２世カップ（沙田2000ｍ）4着
1着同枠 ジェンティルドンナ 牝5 55kg ムーア騎手 1人気
前走 天皇賞(秋)（東京2000ｍ）2人気2着
前々走 宝塚記念（阪神2200ｍ）3人気9着
2着 ジャスタウェイ 牡5 57kg 1枠1番（逆18番）福永祐一騎手 3人気
前走 凱旋門賞（G1・ロンシャン2400ｍ）8着
前々走 安田記念（東京1600ｍ）1人気1着
2着同枠 アイヴァンホウ 外国馬 牡4 57kg ミナリク騎手 12人気
前走 バイエルン大賞（G1・バーデンバーデン2400ｍ）1着
前々走 凱旋門賞（G1・ロンシャン2400ｍ）18着
3着 スピルバーグ 牡5 57kg 7枠15番（逆4番）北村宏司騎手 6人気
前走 天皇賞(秋)（東京2000ｍ）5人気1着
前々走 毎日王冠（東京1800ｍ・指定・別定）5人気3着
2014年ジャパンカップを勝ったエピファネイアは、2013年菊花賞1着、2013年日本ダービー2着の実績を持つ4歳馬。
エピファネイアの同枠のジェンティルドンナは、2012年と2013年のジャパンカップを制していた馬で、2014年はドバイシーマクラシックを勝っていました。
2着に入ったジャスタウェイは、前年の天皇賞（秋）と同年のドバイデューティフリー、安田記念を勝っていた馬。
ジャスタウェイの同枠のアイヴァンホウは、ドイツG1のバイエルン大賞などを勝っていた外国馬。
3着になったスピルバーグは、同年の天皇賞(秋)の1着馬。
共同通信杯を勝った3歳馬のイスラボニータは9着に終わり、連対馬の筋配置にもなっていません。
ストーミーカフェが出走した2005年ジャパンカップとイスラボニータが出走した2014年ジャパンカップの結果を見ると、外国人の騎乗馬が1着になっています。
最後に
ヴェラアズールを軸にしてみます。
相手はダノンベルーガ、シャフリヤール、ヴェルトライゼンデ、ユニコーンライオン、デアリングタクト、ボッケリーニあたりにしてみます。
