ウマゾーです。
いつも、読んでいただいてありがとうございます。
今回は、エリザベス女王杯2022について考えてみたいと思います。
エリザベス女王杯2022の出走予定
エリザベス女王杯2022の登録馬は23頭。
2011年のスノーフェアリー以来の外国馬が参戦してきました!
現在のところ、サンテローズ、シャムロックヒル、フィオリキアリ、コトブキテティス、ソフトフルートの5頭が除外対象となっています。
馬 名 | 性齢 | 斤量 | 想定騎手 | 調教師 | |
1 | アカイイト | 牝5 | 56.0kg | 幸英明 | 中竹 和也 |
2 | アンドヴァラナウト | 牝4 | 56.0kg | R.ムーア | 池添 学 |
3 | イズジョーノキセキ | 牝5 | 56.0kg | C.ルメール | 石坂 公一 |
4 | ウインキートス | 牝5 | 56.0kg | 松岡 正海 | 宗像 義忠 |
5 | ウインマイティー | 牝5 | 56.0kg | 和田 竜二 | 五十嵐 忠男 |
6 | ウインマリリン | 牝5 | 56.0kg | D.レーン | 手塚 貴久 |
7 | クリノプレミアム | 牝5 | 56.0kg | 武 豊 | 伊藤 伸一 |
8 | コトブキテティス | 牝5 | 56.0kg | 田島 俊明 | |
9 | サンテローズ | 牝5 | 56.0kg | 福永 祐一 | 西村 真幸 |
10 | ジェラルディーナ | 牝4 | 56.0kg | C.デムーロ | 斉藤 崇史 |
11 | シャムロックヒル | 牝5 | 56.0kg | 佐々木 晶三 | |
12 | スタニングローズ | 牝3 | 54.0kg | 坂井 瑠星 | 高野 友和 |
13 | ソフトフルート | 牝5 | 56.0kg | 斉藤 崇史 | |
14 | デアリングタクト | 牝5 | 56.0kg | 松山 弘平 | 杉山 晴紀 |
15 | テルツェット | 牝5 | 56.0kg | 池添 謙一 | 和田 正一郎 |
16 | ナミュール | 牝3 | 54.0kg | 横山 武史 | 高野 友和 |
17 | ピンハイ | 牝3 | 54.0kg | 川田 将雅 | 田中 克典 |
18 | フィオリキアリ | 牝5 | 56.0kg | 清水 久詞 | |
19 | ホウオウエミーズ | 牝5 | 56.0kg | 丸田 恭介 | 池上 昌和 |
20 | ライラック | 牝3 | 54.0kg | M.デムーロ | 芹澤 精一 |
21 | ルビーカサブランカ | 牝5 | 56.0kg | 横山 和生 | 須貝 尚介 |
22 | ローザノワール | 牝6 | 56.0kg | 田中 勝春 | 西園 正都 |
23 | マジカルラグーン | 牝3 | 54.0kg | S.フォーリー | ジョン・ハリントン夫⼈ |
参考 netkeiba
外国馬出走からのサイン
エリザベス女王杯2022に、外国馬のマジカルラグーンが登録してきました。
マジカルラグーンは、アイリッシュオークスを勝っている3歳馬ですね。
エリザベス女王杯が国際競走に変更された1999年以降で、エリザベス女王杯に外国馬が出走してきたケースは2003年、2004年、2005年、2008年、2009年、2010年、2011年の7回。
このうち、3歳馬の外国馬が出走したのは2008年、2009年、2010年の3回となっています。
2008年エリザベス女王杯に出走した外国馬のトレラピッドは、条件戦しか勝っていない馬。
2009年エリザベス女王杯に出走した外国馬のシャラナヤは、フランスG1のオペラ賞を勝っていた馬。
2010年エリザベス女王杯に出走した外国馬のスノーフェアリーは、英オークスとアイリッシュオークスを勝っていた馬。
マジカルラグーンがアイリッシュオークスを勝っている馬なので、トレラピッドよりシャラナヤとスノーフェアリーの方が近い感じがします。
では、シャラナヤが出走した2009年エリザベス女王杯と2010年エリザベス女王杯の結果を見てみます。
2009年エリザベス女王杯(18頭立て)
1着 クィーンスプマンテ 牝5 56kg 4枠7番(逆12番) 田中博康騎手 11人気
前走 京都大賞典(京都2400m・指定・別定)11人気9着
前々走 みなみ北海道ステークス(札幌2600m・特指・ハンデ)6人気1着
1着同枠 カワカミプリンセス 牝6 56kg 横山典弘騎手 5人気
前走 府中牝馬ステークス(東京1800m・指定・別定)1人気6着
前々走 ヴィクトリアマイル(東京1600m)2人気8着
2着 テイエムプリキュア 牝6 56kg 6枠11番(逆8番)熊沢重文騎手 12人気
前走 京都大賞典(京都2400m・指定・別定)9人気最下位
前々走 天皇賞(春)(京都3200m)14人気最下位
2着同枠 ブロードストリート 牝3 54kg 藤田伸二騎手 2人気
前走 秋華賞(京都2000m)3人気2着
前々走 関西テレビ放送賞ローズステークス(阪神1800m・指定・馬齢)5人気1着
3着 ブエナビスタ 牝3 54kg 8枠16番(逆3番)安藤勝己騎手 1人気
前走 秋華賞(京都2000m)1人気3着
前々走 札幌記念(札幌2000m・特指・定量)1人気2着
2009年エリザベス女王杯を勝ったクィーンスプマンテは、11人気の伏兵馬。
クィーンスプマンテは、2009年3月に行われた1000万下条件戦を勝った後、2戦を挟んで、オープンのみなみ北海道ステークスを勝っていた飛び級馬。
クィーンスプマンテの同枠のカワカミプリンセスは、2006年のオークスと秋華賞を勝っているG1馬で、2008年エリザベス女王杯で2着になっていた馬。
2着になったテイエムプリキュアは、2005年阪神ジュベナイルフィリーズ優勝馬で、2009年日経新春杯の勝ち馬。
テイエムプリキュアの同枠のブロードストリートは、同年の秋華賞2着馬。
3着になったブエナビスタは、同年の桜花賞とオークスを勝ち、秋華賞で3着になっていた馬。
2009年エリザベス女王杯は、いわゆる”行った行った”で決まったレースでしたが、秋華賞1着馬が入った枠の馬が1着、秋華賞2着馬が入った枠の馬が2着、秋華賞3着馬が3着という結果でした。
2010年エリザベス女王杯(18頭立て・出走取消戦)
1着 スノーフェアリー 外国馬 牝3 54kg 3枠6番(逆13番)ムーア騎手 4人気
前走 英セントレジャー(イギリス2920m)4人気4着
前々走 ヨークシャーオークス(イギリス2400m)2人気2着
1着同枠兼3着 アパパネ 牝3 54kg 蛯名正義騎手 1人気
前走 秋華賞(京都2000m)1人気1着
前々走 関西テレビ放送賞ローズステークス(阪神1800m・指定・馬齢)1人気4着(1着同枠)
2着 メイショウベルーガ 牝5 56kg 5枠9番(逆10番)池添謙一騎手 2人気
前走 京都大賞典(京都2400m・指定・別定)2人気1着
前々走 新潟記念(新潟2000m・特指・ハンデ)2人気4着
2着同枠 ヒカルアマランサス 牝4 56kg ルメール騎手 6人気
前走 北海道新聞杯クイーンステークス(札幌1800m・特指・別定)1人気8着
前々走 マーメイドステークス(阪神2000m・特指・ハンデ)2人気5着
2010年エリザベス女王杯を制したスノーフェアリーは、同年の英オークスとアイリッシュオークスを勝っていた3歳馬。
スノーフェアリーの同枠馬で3着になったアパパネは、同年の牝馬3冠を達成していた3歳馬。
2着になったメイショウベルーガは、同年のハンデ重賞である日経新春杯と別定戦の京都大賞典を勝っていた馬。
メイショウベルーガの同枠のヒカルアマランサスは、同年のヴィクトリアマイル2着馬。
2010年エリザベス女王杯は、外国招待馬のスノーフェアリーが制しましたが、同枠には牝馬3冠を達成していたアパパネがいました。
2009年と2010年エリザベス女王杯の結果から考えると、秋華賞1着馬のいる馬の枠(今年の秋華賞はゾロ目決着なので注意が必要)、外国馬のマジカルラグーンは気になります。
最後に
エリザベス女王杯は、来年、京都開催に戻ります。
ということは、阪神で開催されるのは、今年で最後となります。
京都から阪神に変わった2020年エリザベス女王杯はラッキーライラックの連覇、17頭立てで行われた2021年のエリザベス女王杯は10人気のアカイイトが勝っています。
そして、この2年の1着馬は8枠の馬で統一されています。
また、出馬表が出たら、再考してみます。