朝日杯フューチュリティステークス2024（第76回）の考察

朝日杯フューチュリティステークス2024の出馬表

朝日杯フューチュリティステークス2024の登録馬は19頭。

19頭の登録馬のうち、ショウナンザナドゥ、ソードマスター、ヒラボクカレラが回避し、16頭立てとなっている。

外国人騎手のルメール騎手とムーア騎手の騎乗馬が、対角配置となっている。

2歳G1は、阪神ジュベナイルフィリーズ、朝日杯フューチュリティステークス、ホープフルステークスの3レース。

既に終了した今年の阪神ジュベナイルフィリーズの結果を見てみる。

2024年阪神ジュベナイルフィリーズ（18頭立て・外国馬出走）

1着　アルマヴェローチェ　牝2　55㎏　6枠12番（逆7番）岩田望来騎手　5人気

前走　札幌2歳ステークス（札幌1800ｍ・特指・馬齢）6人気2着

前々走　新馬戦（札幌1800ｍ）2人気1着

2着　ビップデイジー　牝2　55㎏　1枠1番（逆18番）幸英明騎手　8人気

前走　1勝クラス・紫菊賞（京都1800ｍ）3人気1着

前々走　新馬戦（中京1600ｍ）5人気1着

3着　テリオスララ　牝2　55㎏　1枠2番（逆17番）M.デムーロ騎手　7人気

前走　萩ステークス（リステッド・京都1800ｍ・特指・別定）2人気1着

前々走　未勝利戦（札幌1800ｍ）1人気1着

外国馬が出走した2024年阪神ジュベナイルフィリーズを制したのは、5人気の1勝馬のアルマヴェローチェ。

アルマヴェローチェは、8頭立ての新馬戦（札幌1800ｍ）を2人気で勝った後、札幌2歳ステークスに出走し2着に敗れていたセレクトセール取引のノーザンファーム生産馬。

アルマヴェローチェの同枠のクリノメイは、札幌1500ｍの新馬戦と中山1600ｍの1勝クラスのサフラン賞を連勝していた非社台系の馬。

2着に入ったビップデイジーは、中京1600ｍの新馬戦を勝利した後、京都1800ｍの1勝クラスの紫菊賞に3人気で出走し、1着になっていたセレクトセール取引のノーザンファーム生産馬。

ビップデイジーの同枠馬で3着になったテリオスララは、札幌1800ｍの未勝利戦で初勝利を挙げた後、リステッド競走の萩ステークスに出走し勝っていたセレクトセール取引のノーザンファーム生産馬。

今年の阪神ジュベナイルフィリーズは、1800ｍを経験していた馬が上位を独占していた。

また、1勝クラスを勝っている馬のいる枠の馬が馬券圏内を独占しており、馬券圏内に入った3頭は、いずれもセレクトセール出身のノーザンファーム生産馬だった。

ミュージアムマイルを軸にしてみる。

相手は、アルレッキーノ、タイセイカレント、トータルクラリティ、ランスオブカオス、アルテヴェローチェあたり。