アルテミスステークス2025(第14回)の考察

アルテミスステークス2025の出馬表

アルテミスステークスの登録馬は11頭。

 

登録馬11頭のうち、モンローウォークが回避し、10頭立てとなっている。

馬番 馬 名 性齢 斤量 騎手 調教師 馬主
1枠 1番 タイセイボーグ 牝2 55.0kg 佐々木 大輔 松下 武士 田中 成奉
2枠 2番 ドナルンバ 牝2 55.0kg 石橋 脩 上原 佑紀 小川 眞査雄
3枠 3番 ルーチェフィオーレ 牝2 55.0kg 横山 和生 嘉藤 貴行 (株)ロードホースクラブ
4枠 4番 レディーゴール 牝2 55.0kg 菅原 明良 池添 学 (株)スリーエイチレーシング
5枠 5番 フィロステファニ 牝2 55.0kg 川田 将雅 中内田 充正 (有)社台レースホース
6枠 6番 ヒルデグリム 牝2 55.0kg 横山 武史 小野 次郎 (有)ビッグレッドファーム
7枠 7番 マルガ 牝2 55.0kg 武 豊 須貝 尚介 金子真人ホールディングス(株)
7枠 8番 ハッピーエンジェル 牝2 55.0kg 三浦 皇成 武市 康男 矢野 まり子
8枠 9番 バースデイフライト 牝2 55.0kg 和田 竜二 新谷 功一 新谷 功一
8枠 10番 ミツカネベネラ 牝2 55.0kg 津村 明秀 鈴木 伸尋 小山田 満

回避したモンローウォークは、ノーザンファーム生産のキズナ産駒の馬で、前走は新潟1600mの新馬戦を1人気で勝っていた。

新潟2歳ステークス2着馬出走からの考察

新潟2歳ステークスで、2着になったタイセイボーグが出走してきた。

 

アルテミスステークスが新設された2012年以降で、新潟2歳ステークスの2着馬が出走してきたケースは、2015年のウインファビラスと2023年のショウナンマヌエラの2頭。

 

まずは、2015年と2023年のアルテミスステークスから考えてみる。

 

2015年アルテミスステークス(4回東京8日・15頭立て)

1着 デンコウアンジュ 牝2 54㎏ 8枠14番(逆2番)田辺裕信騎手 12人気

2着 メジャーエンブレム 牝2 54㎏ 8枠15番(逆1番)ルメール騎手 1人気

3着  クロコスミア 牝2 54㎏ 6枠10番(逆6番)勝浦正樹騎手 6人気

 

2015年アルテミスステークスを制したデンコウアンジュは、10月に行われた阪神1800mの新馬戦で5着になった後、京都1800mの未勝利戦を勝ってきた非社台系の馬。

 

デンコウアンジュの同枠馬で2着になったメジャーエンブレムは、6月に行われた東京1800mの新馬戦で1着、9月に行われた500万下条件戦のアスター賞(中山1600m)で1着になっていたサンデーレーシングが馬主の馬。

 

3着になったクロコスミアは、3戦目の函館1800mの未勝利戦で初勝利を飾った後、札幌1800mのオープンのコスモス賞で4着、札幌1800mの札幌2歳ステークスで3着だった非社台系の馬。

 

新潟2歳ステークス2着馬のウインファビラスは、5人気5着に敗退し、連対馬の筋にもなっていない。

 

2023年アルテミスステークス(4回東京8日・10頭立て)

1着 チェルヴィニア 牝2 55㎏ 4枠4番(逆7番)ルメール騎手 1人気

2着 サフィラ 牝2 55㎏ 7枠8番(逆3番)松山弘平騎手 2人気

3着 スティールブルー 牝2 55㎏ 8枠9番(逆2番)荻野極騎手 4人気

 

2023年アルテミスステークスを勝利したチェルヴィニアは、東京1600mの新馬戦を2着に敗れた後、8月に行われた新潟1800mの未勝利戦で初勝利を飾っていたサンデーレーシングが馬主の馬。

 

2着になったサフィラは、新潟1600mの未勝利戦で3着に敗れた後、9月30日に行われた阪神1800mの未勝利戦で初勝利を飾っていたノーザンファーム生産、シルクレーシングが馬主の馬。

 

3着になったスティールブルーは、8月に行われた新潟1600mの新馬戦で1着になっていた馬。

 

新潟2歳ステークス2着馬のショウナンマヌエラは5着に敗退し、連対馬の筋にもなっていない。

 

新潟2歳ステークスの2着馬が出走した2015年と2023年のアルテミスステークスは、連対馬が1800m戦で勝利している馬で一致している。

結論

マルガを軸にする。

 

相手は、ハッピーエンジェル、フィロステファニ、ルーチェフィオーレ、ミツカネベネラあたり。