ウマゾーです。
いつも、読んでいただいてありがとうございます。
今度の日曜日は、G1はお休みですね。
まあ、G1があろうとなかろうと、競馬は毎週続くんですよね。
楽しんでやりましょう。
さて、今回は、ハンデ戦のG2のアルゼンチン共和国杯2020について考えてみたいと思います。
アルゼンチン共和国杯2020の出走予定
アルゼンチン共和国杯2020の出走予定は22頭。
昨年のアルゼンチン共和国杯は13頭立てだったので、フルゲートで行われそうですね。
馬 名 | 性齢 | 斤量 | 想定騎手 | 調教師 | |
1 | アイスバブル | 牡5 | 55.0kg | 横山 武史 | 池江 泰寿 |
2 | アドマイヤジャスタ | 牡4 | 56.0kg | 須貝 尚介 | |
3 | アールスター | 牡5 | 56.0kg | 長岡 禎仁 | 杉山 晴紀 |
4 | エアウィンザー | せん6 | 57.0kg | 横山 典弘 | 角居 勝彦 |
5 | オセアグレイト | 牡4 | 55.0kg | 三浦 皇成 | 菊川 正達 |
6 | オーシャンビュー | 牡7 | 50.0kg | 伊藤 伸一 | |
7 | オーソリティ | 牡3 | 54.0kg | C.ルメール | 木村 哲也 |
8 | ゴールドギア | 牡5 | 53.0kg | 田辺 裕信 | 伊藤 圭三 |
9 | サトノルークス | 牡4 | 56.0kg | 大野 拓弥 | 池江 泰寿 |
10 | サンアップルトン | 牡4 | 55.0kg | 柴田 善臣 | 中野 栄治 |
11 | サンレイポケット | 牡5 | 55.0kg | 荻野 極 | 高橋 義忠 |
12 | タイセイトレイル | 牡5 | 55.0kg | 坂井 瑠星 | 矢作 芳人 |
13 | トーセンカンビーナ | 牡4 | 55.0kg | M.デムーロ | 加藤 征弘 |
14 | ナムラドノヴァン | 牡5 | 51.0kg | 杉山 晴紀 | |
15 | バレリオ | 牡5 | 55.0kg | 津村 明秀 | 相沢 郁 |
16 | ヒュミドール | せん4 | 51.0kg | 吉田 豊 | 小手川 準 |
17 | プリンスオブペスカ | 牡6 | 54.0kg | 丸山 元気 | 松永 昌博 |
18 | ベストアプローチ | せん6 | 56.0kg | 江田 照男 | 小島 茂之 |
19 | ミュゼエイリアン | せん8 | 53.0kg | 横山 和生 | 黒岩 陽一 |
20 | メイショウテンゲン | 牡4 | 56.0kg | 池添 謙一 | 池添 兼雄 |
21 | ユーキャンスマイル | 牡5 | 58.0kg | 岩田 康誠 | 友道 康夫 |
22 | ラストドラフト | 牡4 | 56.0kg | 戸崎 圭太 | 戸田 博文 |
参考 netkeiba
2015年アルゼンチン共和国杯からのサイン
アルゼンチン共和国杯2020の登録馬で気になるのは、3歳馬のオーソリティが登録してきたこと!
オーソリティは、報知杯弥生賞ディープインパクト記念で3着に入り、皐月賞の優先出走権を獲得しながら、皐月賞に出走せず、さらに、テレビ東京杯青葉賞で1着になり、日本ダービーへの優先出走権をゲットしたにもかかわらず、日本ダービーに出走しなかった厄介な馬です。
そんな厄介な馬であるオーソリティが、アルゼンチン共和国杯2020に登録してきちゃったのだから、困ってしまいますよね。
そこで、テレビ東京杯青葉賞1着馬が、3歳でアルゼンチン共和国杯に出走してきた年を探してみたところ、ありましたよ!
それは、2015年のアルゼンチン共和国杯です。
2015年のテレビ東京杯青葉賞1着馬のレーヴミストラルは、日本ダービーに出走して9着だったんですが、その後、休養を挟んで2015年アルゼンチン共和国杯に出走してきました。
オーソリティとレーヴミストラルの違いは、日本ダービーに出走したかどうかなんですが、古馬戦に初出走という観点で考えれば、一緒です。
では、2015年アルゼンチン共和国杯の結果を見てみます。
2015年アルゼンチン共和国杯(18頭立て)
1着 ゴールドアクター 牡4 56㎏ 7枠15番(逆4番)吉田隼人騎手 1人気
前走 1600万下条件戦・オクトーバーステークス(東京2400m)1人気1着
前々走 1000万下条件戦・洞爺湖特別(函館2000m)1人気1着
2着 メイショウカドマツ 牡6 56㎏ 7枠14番(逆5番)蛯名正義騎手 4人気
前走 産経賞オールカマー(中山2200m・指定・別定)10人気7着
前々走 目黒記念(東京2500m・カク指定・ハンデ)6人気4着(2着対角)
3着 レーヴミストラル 牡3 55㎏ 8枠18番(逆1番)川田将雅騎手 3人気
前走 日本ダービー(東京2400m)4人気9着
前々走 テレビ東京杯青葉賞(東京2400m・指定・馬齢)1人気1着
2015年アルゼンチン共和国杯は、菊花賞3着の後、条件戦を連勝してきたゴールドアクターが1着。
ゾロ目の2着は、目黒記念で2着対角の4着だったメイショウカドマツ。
メイショウカドマツは、東京コースで4戦2勝だった馬で、敗れたダイヤモンドステークスでも1着同枠の3着、目黒記念でも2着対角の4着と自身が連対しない場合も筋の馬を連対させていた馬でした。
そして、ゾロ目の3着は、テレビ東京杯青葉賞1着馬のレーヴミストラル。
東京2400mの日本ダービーで、連対馬の筋配置になっていなかったことが、3着にとどまった理由かも知れません。
アルゼンチン共和国杯2020に登録しているオーソリティは、東京コース1戦1勝馬なので、余計なことはやっていません。
最後に
アルゼンチン共和国杯自体は、昨年と変わっていないのですが、目黒記念がアルゼンチン共和国杯と同じ特別指定交流競走のハンデ戦に変更されています。
つまり、春と秋に東京2500mの特別指定交流競走のハンデ戦があるという設計になったということです。
目黒記念2着馬のアイスバブルは気になりますね。