ウマゾーです。
いつも、読んでいただいてありがとうございます。
今回は、出馬表が出たので、アルゼンチン共和国杯2019について考えてみたいと思います。
アルゼンチン共和国杯は、東京2500mで行われるG2のハンデ重賞なんですが、似たレースに目黒記念がありますよね。
アルゼンチン共和国杯が特別指定交流競走のハンデ戦に対し、目黒記念はカク指定のハンデ戦で行われます。
ウーン微妙ですよね。
アルゼンチン共和国杯2019の出馬表
アルゼンチン共和国杯2019には16頭が登録し、アドマイヤジャスタ、サンシロウ、バリングラの3頭が回避し、13頭立てとなっています。
アドマイヤジャスタは3歳馬でしたので、3歳馬のいない出走構成となりますね。
枠 | 馬番 | 馬 名 | 性齢 | 斤量 | 騎手 | 調教師 | 馬主 |
1枠 | 1番 | アフリカンゴールド | せん4 | 55.0kg | C.ルメール | 西園 正都 | ゴドルフィン |
2枠 | 2番 | タイセイトレイル | 牡4 | 55.0kg | 戸崎 圭太 | 矢作 芳人 | 田中 成奉 |
3枠 | 3番 | ハッピーグリン | 牡4 | 55.0kg | 池添 謙一 | 長谷川 浩大 | 会田 裕一 |
4枠 | 4番 | アイスバブル | 牡4 | 55.0kg | 浜中 俊 | 池江 泰寿 | 金子真人ホールディングス(株) |
4枠 | 5番 | ルックトゥワイス | 牡6 | 57.0kg | 福永 祐一 | 藤原 英昭 | 飯塚 知一 |
5枠 | 6番 | ポポカテペトル | 牡5 | 55.0kg | 北村 宏司 | 友道 康夫 | 金子真人ホールディングス(株) |
5枠 | 7番 | ムイトオブリガード | 牡5 | 56.0kg | 横山 典弘 | 角田 晃一 | 市川義美ホールディングス(株) |
6枠 | 8番 | マコトガラハッド | せん6 | 51.0kg | 武藤 雅 | 鮫島 一歩 | (株)ディアマント |
6枠 | 9番 | ノーブルマーズ | 牡6 | 56.0kg | 高倉 稜 | 宮本 博 | 吉木 伸彦 |
7枠 | 10番 | トラストケンシン | 牡4 | 53.0kg | 三浦 皇成 | 高橋 文雅 | 菅波 立知子 |
7枠 | 11番 | パリンジェネシス | 牡5 | 54.0kg | 石橋 脩 | 清水 久詞 | (有)キャロットファーム |
8枠 | 12番 | オジュウチョウサン | 牡8 | 53.0kg | 松岡 正海 | 和田 正一郎 | (株)チョウサン |
8枠 | 13番 | ウインテンダネス | 牡6 | 56.0kg | 内田 博幸 | 杉山 晴紀 | (株)ウイン |
日経新春杯からのサイン
アルゼンチン共和国杯は1着賞金5,700万円のレースです。
1着賞金5,700万円のレースは、アルゼンチン共和国杯以外に、カク指定ハンデ戦の目黒記念とハンデ戦の日経新春杯があります。
このうち、日経新春杯はアルゼンチン共和国杯と同じ”杯レース”として、関連がありそうです。
2017年日経新春杯(14頭立て)
1着 ミッキーロケット 牡4 55㎏ 4枠5番(逆10番)和田竜二騎手 1人気
2着 シャケトラ 牡4 53㎏ 3枠3番(逆12番)浜中俊騎手 2人気
2017年アルゼンチン共和国杯(16頭立て)
1着 スワーヴリチャード 牡3 55㎏ 2枠4番(逆13番)M.デムーロ騎手 1人気
2着 ソールインパクト 牡5 53㎏ 4枠7番(逆10番)福永祐一騎手 7人気
2018年日経新春杯(12頭立て)
1着 パフォーマプロミス 牡6 54㎏ 6枠7番(逆6番)M.デムーロ騎手 1人気
2着 ロードヴァンドール 牡5 56㎏ 2枠2番(逆11番)横山典弘騎手 4人気
2018年アルゼンチン共和国杯(12頭立て)
1着 パフォーマプロミス 牡6 56㎏ 5枠6番(逆7番)オドノヒュー騎手 3人気
2着 ムイトオブリガード 牡4 55㎏ 6枠7番(逆6番)四位洋文騎手 1人気
近2年は人気歴と馬番で連動していますね。
2019年日経新春杯(16頭立て)
1着 グローリーヴェイズ 牡4 55㎏ 1枠2番(逆15番)M.デムーロ騎手 1人気
2着 ルックトゥワイス 牡6 55㎏ 5枠10番(逆7番)岩田康誠騎手 5人気
最後に
文化の日に行われた2013年のアルゼンチン共和国杯は、目黒記念1着馬のムスカテール、2着のルルーシュが共に出走していました。
ムスカテールは57.5㎏の斤量を背負い、2人気の支持を集めましたが、8着に終わり、連対馬の筋配置にもなっていません。
一方、ルルーシュは、前年のアルゼンチン共和国杯覇者という戦歴もあったため、2着対角の3着になっています。
そして、ルルーシュの戦歴の中で大事だと思われるのが、前年の有馬記念の敗退歴です。
アルゼンチン共和国杯は、有馬記念と同じ2500mで行われるハンデ戦であることから、有馬記念敗退馬及び筋の馬の救済があるのではないでしょうか?
アルゼンチン共和国杯2019の出走馬で、前年の有馬記念に出走していたのはオジュウチョウサンだけです。
ということは、オジュウチョウサン及びオジュウチョウサンの筋の馬が気になります。
オジュウチョウサンの対角はタイセイトレイル、平行はルックトゥワイス、同枠はウインテンダネスですね。
そこで、ルックトゥワイス、オジュウチョウサン、ウインテンダネスからアイスバブルとムイトオブリガードに軽く流してみます。