ウマゾーです。
いつも、読んでいただいてありがとうございます。
今回は、産経賞オールカマー2021について考えてみたいと思います。
産経賞オールカマーは、毎日王冠、京都大賞典とともに、天皇賞(秋)のステップレースになっているレース!
中山2200mという非根幹距離で行われる産経賞オールカマーですが、近年活躍が目立つのがキャロットファームの馬です。
2017年はルージュバックが1着、ステファノスが2着、2018年はレイデオロが1着、2020年はセンテリュオが1着とスゴイ確率で連対入りを果たしていますね。
今年の産経賞オールカマーにも、キャロットファームが馬主のレイパパレが登録していますが、スンナリと連対してしまうのかな?
産経賞オールカマー2021の出走予定
産経賞オールカマー2021の出走予定は16頭。
このレースは毎年、少頭数で行われますが、今年は何頭、出走となるのかな?
馬 名 | 性齢 | 斤量 | 想定騎手 | 調教師 | |
1 | アドマイヤアルバ | せん6 | 56.0kg | 柴田 善臣 | 柄崎 孝 |
2 | アールスター | 牡6 | 56.0kg | 長岡 禎仁 | 杉山 晴紀 |
3 | ウインキートス | 牝4 | 55.0kg | 丹内 祐次 | 宗像 義忠 |
4 | ウインマリリン | 牝4 | 55.0kg | 横山 武史 | 手塚 貴久 |
5 | キングオブコージ | 牡5 | 56.0kg | 横山 典弘 | 安田 翔伍 |
6 | グローリーヴェイズ | 牡6 | 57.0kg | M.デムーロ | 尾関 知人 |
7 | ゴールドギア | 牡6 | 56.0kg | 田辺 裕信 | 伊藤 圭三 |
8 | サトノソルタス | 牡6 | 56.0kg | 大野 拓弥 | 堀 宣行 |
9 | ステイフーリッシュ | 牡6 | 56.0kg | 横山 和生 | 矢作 芳人 |
10 | セダブリランテス | 牡7 | 56.0kg | 石川 裕紀人 | 手塚 貴久 |
11 | ソッサスブレイ | せん7 | 56.0kg | 柴田 大知 | 粕谷 昌央 |
12 | ブレステイキング | 牡6 | 56.0kg | 石橋 脩 | 堀 宣行 |
13 | マウントゴールド | 牡8 | 56.0kg | 岩田 望来 | 池江 泰寿 |
14 | ランブリングアレー | 牝5 | 54.0kg | 戸崎 圭太 | 友道 康夫 |
15 | レイパパレ | 牝4 | 56.0kg | 川田 将雅 | 高野 友和 |
16 | ロザムール | 牝5 | 54.0kg | 三浦 皇成 | 上原 博之 |
参考 netkeiba
宝塚記念3着馬出走からのサイン
産経賞オールカマー2021に登録しているレイパパレは、G1の大阪杯を勝っているG1馬ですが、宝塚記念3着という戦歴も持っています。
当年の宝塚記念3着馬が、次走に産経賞オールカマーに出走してきたケースは、2006年のバランスオブゲーム、2015年のショウナンパンドラの2頭。
では、2006年と2015年の産経賞オールカマーの結果を見てみます。
2006年産経賞オールカマー(4回中山6日・15頭立て)
1着 バランスオブゲーム 牡7 58㎏ 3枠5番(逆11番)田中勝春騎手 4人気
前走 宝塚記念(京都2200m)9人気3着
3走前 中山記念(中山1800m・カク指定・別定)6人気1着
2着 コスモバルク 地方馬 牡5 59㎏ 3枠4番(逆12番)五十嵐冬樹騎手 2人気
前走 札幌日経オープン(札幌2600m・指定・別定)1人気2着
前々走 宝塚記念(京都2200m)3人気8着(2着同枠)
3着 ディアデラノビア 牝4 55㎏ 6枠10番(逆6番)岩田康誠騎手 6人気
前走 ヴィクトリアマイル(東京1600m)4人気3着
前々走 読売マイラーズカップ(阪神1600m・指定・別定)4人気3着
3着同枠 ドリームパートナー せん6 57㎏ 蛯名正義騎手 7人気
前走 1000万下条件戦・弥彦特別(新潟1800m)1人気1着(ゾロ目)
2006年産経賞オールカマーは、宝塚記念3着馬のバランスオブゲームが1着。
バランスオブゲームは、中山1800mの中山記念を連覇するなど、中山を得意にしていた馬。
ゾロ目の2着は、G1のシンガポール航空国際カップを勝利した後、宝塚記念で2着同枠の8着だった地方馬のコスモバルク。
3着馬は、読売マイラーズカップとヴィクトリアマイルで連続3着という着順を刻んでいたディアデラノビア。
ディアデラノビアの同枠のドリームパートナーは、前走で1000万下条件戦を勝ってきた騙馬。
2015年産経賞オールカマー( 4回中山7日・15頭立て)
1着 ショウナンパンドラ 牝4 55㎏ 2枠3番(逆13番)池添謙一騎手 3人気
前走 宝塚記念(阪神2200m)11人気3着(1着対角)
5走前 秋華賞(京都2000m)3人気1着
1着同枠 オーシャンブルー 牡7 56㎏ 三浦皇成騎手 13人気
前々走 宝塚記念(阪神2200m)15人気14着
4走前 アメリカジョッキークラブカップ(中山2200m・別定)13人気16着(2着同枠)
2着 ヌーヴォレコルト 牝4 55㎏ 3枠4番(逆12番)岩田康誠騎手 1人気
前走 宝塚記念(阪神2200m)3人気5着(2着対角)
3走前 中山記念(中山1800m・カク指定・別定)3人気1着
2着同枠 マイネルミラノ 牡5 56㎏ 柴田大知騎手 5人気
前走 新潟記念(新潟2000m・特指・ハンデ)9人気2着
3走前 巴賞(函館1800m・指定・別定)2人気1着
3着 ミトラ せん7 56㎏ 5枠9番(逆7番)柴山雄一騎手 7人気
前々走 アメリカジョッキークラブカップ(中山2200m・別定)7人気2着
2015年産経賞オールカマーを制したのは、2014年秋華賞1着馬で、宝塚記念で1着対角の3着だったショウナンパンドラ。
ショウナンパンドラの同枠のオーシャンブルーは、中山2200mの別定戦であるアメリカジョッキークラブカップで2着同枠だった馬。
2着になったヌーヴォレコルトは、中山1800mのカク指定別定戦である中山記念で勝利している馬で、宝塚記念で2着対角の5着だった馬。
ヌーヴォレコルトの同枠のマイネルミラノは、指定交流競走別定戦の巴賞で勝っていた馬。
2006年と2015年の産経賞オールカマーの結果から考えると、指定交流競走別定戦で連対していた馬、宝塚記念で連対していた馬あるいは連対馬の筋配置だった馬あたりが気になります。
ただ、宝塚記念で連対していた馬あるいは連対馬の筋配置だった馬は、産経賞オールカマー2021にはいません。
ということは、1年以内に指定交流競走別定戦で連対していたウインマリリン、グローリーヴェイズあたりでしょうか。
最後に
産経賞オールカマー2021の登録馬を見ると、2021年目黒記念1着馬のウインキートス、2020年目黒記念1着馬のキングオブコージがいます。
なぜ、同じレースを勝った2頭が、産経賞オールカマー2021に登録してきたのでしょう。
また、出馬表が出たら、再検討してみます。