愛知杯2024の出馬表
愛知杯2024の登録馬は15頭。
登録馬15頭のうち、ニューノーマルが回避し、14頭立てとなっている。
トップハンデはコスタボニータ、ウインピクシス、エリカヴィータの55㎏、最軽量ハンデはテリオスマナの49㎏斤量となっている。
枠 | 馬番 | 馬 名 | 性齢 | 斤量 | 騎手 | 調教師 | 馬主 |
1枠 | 1番 | グランスラムアスク | 牝5 | 53.0kg | 丸山 元気 | 矢作 芳人 | 廣崎利洋HD(株) |
2枠 | 2番 | コスタボニータ | 牝5 | 55.0kg | 鮫島 克駿 | 杉山 佳明 | 谷掛 龍夫 |
3枠 | 3番 | タガノパッション | 牝6 | 53.0kg | 菱田 裕二 | 武 幸四郎 | 八木 良司 |
3枠 | 4番 | ウインピクシス | 牝5 | 55.0kg | 松岡 正海 | 上原 博之 | (株)ウイン |
4枠 | 5番 | アレグロモデラート | 牝5 | 51.0kg | 富田 暁 | 武井 亮 | (株)グリーンファーム |
4枠 | 6番 | ミスフィガロ | 牝6 | 52.0kg | 藤岡 康太 | 友道 康夫 | 金子真人ホールディングス(株) |
5枠 | 7番 | ルージュスティリア | 牝5 | 54.0kg | L.モリス | 藤原 英昭 | (株)東京ホースレーシング |
5枠 | 8番 | ローゼライト | 牝6 | 53.0kg | 幸 英明 | 清水 久詞 | 中村 忠彦 |
6枠 | 9番 | エニシノウタ | 牝6 | 51.0kg | 永島 まなみ | 笹田 和秀 | 岡 浩二 |
6枠 | 10番 | エリカヴィータ | 牝5 | 55.0kg | 佐々木 大輔 | 国枝 栄 | 三木 正浩 |
7枠 | 11番 | セントカメリア | 牝5 | 54.0kg | 西村 淳也 | 高野 友和 | (有)シルクレーシング |
7枠 | 12番 | ミッキーゴージャス | 牝4 | 54.0kg | 川田 将雅 | 安田 隆行 | 野田 みづき |
8枠 | 13番 | フラーズダルム | 牝6 | 54.0kg | 斎藤 新 | 松永 昌博 | 吉田 勝己 |
8枠 | 14番 | テリオスマナ | 牝6 | 49.0kg | 藤懸 貴志 | 松下 武士 | 鈴木 美江子 |
回避したニューノーマルは51㎏斤量が課せられる予定だった5歳馬で、ノーザンファーム生産の条件戦連勝馬だった。
2017年愛知杯からの考察
今年の愛知杯は、中京から小倉に開催変更されている。
小倉開催の愛知杯と考えれば、2020年が該当するのだが、2020年の愛知杯は56㎏斤量のデンコウアンジュがトップハンデで、エリザベス女王杯4着馬のセンテリュオが1人気になっていた。
今年の愛知杯は、55㎏斤量のエリカヴィータなどがトップハンデ、1人気が予想されるミッキーゴージャスが3勝クラスを勝ちあがった馬なので、2020年愛知杯とはイメージが重ならない。
12月に開催時期が変更された2006年以降で、トップハンデが55㎏斤量だったのは2017年しかない。
2017年愛知杯の1人気が、1600万下条件戦のカウントダウンステークス2着馬のマキシマムドパリだったのも、今年の愛知杯と似ている。
では、2017年愛知杯の結果を見てみる。
2017年愛知杯(15頭立て)
1着 マキシマムドパリ 牝5 53㎏ 6枠11番(逆5番)岩田康誠騎手 1人気
前走 1600万下条件戦・カウントダウンステークス(阪神2000m)3人気2着 55㎏
前々走 エリザベス女王杯(京都2200m)7人気9着
1着同枠 シャルール 牝5 55㎏ フォーリー騎手 4人気
前走 エリザベス女王杯(京都2200m)11人気最下位
前々走 府中牝馬ステークス(東京1800m・指定・別定)4人気10着(1着同枠)
2着 サンソヴール マル地 牝6 52㎏ 3枠4番(逆12番)津村明秀騎手 10人気
前走 ターコイズステークス(中山1600m・特指・ハンデ)13人気10着(2着対角)52㎏
前々走 レディスプレリュード(大井ダート1800m)2人気11着
2着同枠 リーサルウェポン 牝6 50㎏ 川島信二騎手 9人気
前走 府中牝馬ステークス(東京1800m・指定・別定)12人気8着
前々走 ポートアイランドステークス(阪神1600m・特指・別定)5人気11着
3着 クインズミラーグロ 牝5 53㎏ 1枠1番(逆15番)藤岡康太騎手 9人気
前走 1600万下条件戦・カウントダウンステークス(阪神2000m)10人気1着
前々走 1600万下条件戦・ウェルカムステークス(東京1800m)6人気7着(1着対角)
2017年愛知杯で勝利したマキシマムドパリは、前年の愛知杯で4着だった1人気の5歳馬。
マキシマムドパリは、1600万下条件戦のジェンティルドンナメモリアルで3着、エリザベス女王杯で9着、1600万下条件戦のカウントダウンステークスで2着だった社台ファーム生産馬。(条件馬)
マキシマムドパリの同枠のシャルールは、前年の福島牝馬ステークス2着、北海道新聞杯クイーンステークス2着、エリザベス女王杯最下位の成績を残していたトップハンデの馬。
2着に入ったサンソヴールは、1600万条件戦のTVh賞(札幌1800m)を勝った後、地方競馬のレディスプレリュード11着、ハンデ戦のターコイズステークスで10着に敗れていた馬。
サンソヴールの同枠のリーサルウェポンは、前年の愛知杯で2着になっていた50㎏斤量の馬。
3着になったクインズミラーグロは、マキシマムドパリが2着に敗れたカウントダウンステークスを勝っていた5歳馬。
2017年愛知杯の結果から考えると、1人気の馬、エリザベス女王杯に出走していた馬、トップハンデの馬あたりが気になる。
結論
中京から京都に開催場所が戻ったハンデ重賞のスポーツニッポン賞京都金杯は、4歳馬のコレペティトールが1着、2着は4歳馬のセッションが入っている。
コレペティトールは、3勝クラスの元町ステークス(阪神1800m)を55㎏斤量で勝利したが、スポーツニッポン賞京都金杯では1㎏減の54㎏斤量で出走していた。
一方、2着に入ったセッションは、3勝クラスの仲秋ステークス(阪神1600m)を勝利した後、東京1600mのリステッド競走のキャピタルステークスに出走し、4着に敗れていた。
また、3着になったトゥードジボンは、京都1600mの2勝クラスの宝ケ池特別と京都1600mの3勝クラスの清水ステークスを連勝していた1人気の馬だった。
今年のスポーツニッポン賞京都金杯は、最終賞金加算が阪神競馬場の条件戦だった馬が連対馬として選ばれ、最終賞金加算が京都競馬場の条件戦だった馬が3着になっている。
ココから考えると、最終賞金加算が阪神競馬場の条件戦だったセントカメリアとアレグロモデラートが気になる。
今回は、セントカメリアを軸にしてみる。
相手はアレグロモデラート、ミッキーゴージャス、フラーズダルム、ルージュスティリア、コスタボニータあたり。