ウマゾーです。
いつも、読んでいただいてありがとうございます。
今回は、ラジオNIKKEI賞2022について考えてみたいと思います。
2006年にハンデ戦に変更され、ラジオたんぱ賞からレース名が変わったラジオNIKKEI賞ですが、今年は2016年以来の賞金増額となりますね。
ラジオNIKKEI賞2022の出走予定
ラジオNIKKEI賞2022の登録馬は13頭。
登録段階で、トップハンデはベジャールの56㎏、最軽量ハンデはタガノフィナーレの51㎏となっています。
馬 名 | 性齢 | 斤量 | 想定騎手 | 調教師 | |
1 | オウケンボルト | 牡3 | 52.0kg | 土田 稔 | |
2 | グランディア | 牡3 | 54.0kg | 坂井 瑠星 | 中内田 充正 |
3 | クロスマジェスティ | 牝3 | 53.0kg | 三浦 皇成 | 水野 貴広 |
4 | ゴーゴーユタカ | 牡3 | 54.0kg | 田辺 裕信 | 武井 亮 |
5 | サトノヘリオス | 牡3 | 55.0kg | 岩田 望来 | 友道 康夫 |
6 | ショウナンマグマ | 牡3 | 53.0kg | 菅原 明良 | 尾関 知人 |
7 | ソネットフレーズ | 牝3 | 54.0kg | 津村 明秀 | 手塚 貴久 |
8 | タガノフィナーレ | 牝3 | 51.0kg | 吉田 豊 | 中村 直也 |
9 | フェーングロッテン | 牡3 | 55.0kg | 松若 風馬 | 宮本 博 |
10 | ベジャール | 牡3 | 56.0kg | 戸崎 圭太 | 田中 博康 |
11 | ホウオウノーサイド | 牡3 | 53.0kg | 永野 猛蔵 | 斎藤 誠 |
12 | ボーンディスウェイ | 牡3 | 55.0kg | 石橋 脩 | 牧 光二 |
13 | ミッキーブンブン | 牡3 | 52.0kg | 菊沢 一樹 | 菊沢 隆徳 |
参考 netkeiba
毎日杯2着馬出走からのサイン
ラジオNIKKEI賞2022に登録しているベジャールは、毎日杯の2着馬。
毎日杯は、阪神1800mを舞台とする特別指定交流競走別定戦なので、福島1800mで行われるラジオNIKKEI賞と相性が良さそうに感じられますが…
毎日杯2着馬が、ラジオNIKKEI賞に出走してきたケースは、2013年、2016年の2回。
では、毎日杯2着馬が、2013年と2016年のラジオNIKKEI賞の結果を見てみます。
2013年ラジオNIKKEI賞(6月30日開催・16頭立て)
1着 ケイアイチョウサン 牡3 54㎏ 6枠11番(逆6番)横山典弘騎手 8人気
前走 3歳以上1000万下条件戦・稲村ヶ崎特別(6月1日開催・東京2000m)2人気7着(1着同枠)
前々走 3歳500万下条件戦・平場(5月4日開催・東京1600m)3人気1着
1着同枠 ミエノワンダー 牡3 55㎏ 田中勝春騎手 4人気
前走 プリンシパルステークス(東京2000m・指定・馬齢)1人気2着
前々走 3歳500万下条件戦・山桜賞(中山2000m)1人気1着
2着 カシノピカチュウ 牡3 55㎏ 2枠4番(逆13番)西田雄一郎騎手 14人気
前走 NHKマイルカップ(5月5日開催・東京1600m)12人気9着(1着対角)
前々走 ニュージーランドトロフィー(中山1600m・指定・馬齢)10人気5着
2着同枠兼3着 アドマイヤドバイ 牡3 54㎏ 池添謙一騎手 5人気
前走 3歳以上500万下条件戦・平場(6月9日開催・阪神1800m)1人気1着
前々走 若葉ステークス(阪神2000m・指定・馬齢)3人気10着(1着同枠)
2013年ラジオNIKKEI賞は、日本ダービーのステップレースのプリンシパルステークスで2着だったミエノワンダーと同枠になったケイアイチョウサンが1着。
ケイアイチョウサンは、皐月賞が終わった後の3歳500万下条件戦で2勝目を挙げ、日本ダービー終了後の3歳以上1000万下条件戦で1着同枠の7着に敗れていた54㎏斤量の馬。
ケイアイチョウサンの同枠のミエノワンダーは、中山2000mの3歳500万下条件戦で2勝目を飾った後、日本ダービーのステップレースのプリンシパルステークスに出走したものの、2着どまりで、日本ダービーに出走できなかった55㎏斤量の馬。
2着となったカシノピカチュウは、阪神ダート1200mの2歳新馬戦で初勝利を挙げた後、10戦目の中日スポーツ賞ファルコンステークスで2着、ニュージーランドトロフィーで5着、NHKマイルカップで9着(1着対角)の成績を残していた55㎏斤量の馬。
カシノピカチュウの同枠馬で3着になったアドマイヤドバイは、皐月賞のステップレースである若葉ステークスで10着に大敗した後、日本ダービー終了後の3歳以上500万下条件戦で勝ってきた54㎏斤量の馬。
毎日杯2着馬のガイヤースヴェルトは、毎日杯の後にNHKマイルカップに出走して5着に入りましたが、ラジオNIKKEI賞では15着に惨敗しています。
ただし、ラジオNIKKEI賞では2着馬の対角に配置されていました。
2016年ラジオNIKKEI賞(7月3日開催・16頭立て・賞金増額戦)
1着 ゼーヴィント 牡3 54㎏ 1枠1番(逆16番)戸崎圭太騎手 1人気
前走 プリンシパルステークス(東京2000m・指定・馬齢)1人気2着
前々走 3歳500万下条件戦・山藤賞(中山2000m)1人気1着
1着同枠 キングハート 牡3 52㎏ 嘉藤貴行騎手 最下位人気
前走 中日スポーツ賞ファルコンステークス(中京1400m・指定・別定)14人気14着(1着同枠)
前々走 3歳500万下条件戦・かささぎ賞(小倉1200m)2人気1着
2着 ダイワドレッサー 牝3 53㎏ 3枠6番(逆11番)石川裕紀人騎手 9人気
前走 オークス(東京2400m)17人気8着
前々走 デイリー杯クイーンカップ(東京1600m・特指・別定)9人気4着(4着同着)
2着同枠 ストーミーシー 牡3 56㎏ 江田照男騎手 7人気
前走 NHKマイルカップ(東京1600m)12人気9着(1着対角)
前々走 ニュージーランドトロフィー(中山1600m・指定・馬齢)14人気2着
3着 アーバンキッド 牡3 56㎏ 8枠15番(逆2番)福永祐一騎手 5人気
前走 NHKマイルカップ(東京1600m)6人気16着(1着同枠)
前々走 毎日杯(阪神1800m・特指・別定)4人気2着
賞金増額戦となった2016年ラジオNIKKEI賞で優勝したのは、1人気のゼーヴィント。
ゼーヴィントは、皐月賞の前日に行われた3歳500万下条件戦で1着になった後、日本ダービーのステップレースのプリンシパルステークスで3着に敗れていた54㎏斤量の馬。
ゼーヴィントの同枠のキングハートは、指定交流競走別定戦の中日スポーツ賞ファルコンステークスで1着同枠に配置されていた52㎏斤量の馬。
2着になったダイワドレッサーは、2戦目の東京1800mの2歳未勝利を勝った後、2歳500万下条件戦の葉牡丹賞で9着(1着平行)、フェアリーステークスで2着、デイリー杯クイーンカップで4着同着、オークスで8着だった53㎏斤量の牝馬。
2着同枠のストーミーシーは、福島1200mの2歳新馬戦と福島1200mの2歳未勝利戦で連続2着歴があり、ニュージーランドトロフィーでも2着になっていた56㎏斤量の馬で、NHKマイルカップでも1着対角に配置されていました。
3着のアーバンキッドは毎日杯2着歴があり、NHKマイルカップでも1着同枠に配置されていた56㎏斤量の馬。
毎日杯2着馬が出走した2013年と2016年のラジオNIKKEI賞の結果から考えると、プリンシパルステークスで敗れていた馬(掲示板内ならグランディア)、NHKマイルカップで連対馬の筋配置にいた馬(ソネットフレーズ)、牝馬G1に出走していた馬(クロスマジェスティ)あたりが気になります。
最後に
ラジオNIKKEI賞と同じ回数のレースに、フジテレビ賞スプリングステークスがあります。
フジテレビ賞スプリングステークスとラジオNIKKEI賞は開催場所は異なりますが、1800mを舞台にするレースという共通性がありますね。
もしかしたら、フジテレビ賞スプリングステークスからラジオNIKKEI賞へのサインというものがあるかも知れませんね。