ウマゾーです。
いつも、読んでいただいてありがとうございます。
3歳G1のNHKマイルカップは、4人気のダノンスコーピオンが勝ちましたね。
そして、1人気のセリフォスは4着、2人気のインダストリアは5着に沈んでいます。
まあ、ウマゾーが軸にしたタイセイディバインは10着、アルーリングウェイは9着に惨敗しているので、全然ダメなんですが…
今回は、NHKマイルカップ2022、京都新聞杯2022、新潟大賞典2022の回顧を行いたいと思います。
NHKマイルカップ2022の回顧
阪神ジュベナイルフィリーズ3着馬のウォーターナビレラが桜花賞で2着になり、ホープフルステークス3着馬のラーグルフが、皐月賞で1着同枠になっていたので、朝日杯フューチュリティステークスで3着だったダノンスコーピオンも、NHKマイルカップ2022で何らかの役割を与えられると思っていましたが、NHKマイルカップ2022で1着となりましたね。
考えてみれば、ダノンスコーピオンは賞金増額戦の共同通信杯で1着同枠、同じく賞金増額戦のアーリントンカップで1着だった馬なので、賞金増額戦の中日スポーツ賞ファルコンステークスとアーリントンカップで連続2着だったタイセイディバインより、NHKマイルカップ2022の番組基準的には強力だったということでしょう。
2着になったマテンロウオリオンは、新馬戦で2着になった後、1勝クラスの万両賞を勝っていた飛び級馬。
さらに、マテンロウオリオンは賞金増額戦の日刊スポーツ賞シンザン記念を勝利し、ニュージーランドトロフィーで2着に入っているので、優先出走権を持っていた馬でもありました。
3着に入った最下位人気のカワキタレブリーは、明らかに同枠のダンテスヴューのサポートが効いています。
ダンテスヴューが2着に入った「きさらぎ賞」は「NHK賞」であることから、NHKマイルカップに「きさらぎ賞」に出走してきた馬がいれば、要注意の馬となります。
京都新聞杯2022の回顧
京都競馬場の改修工事により、中京での2年目開催となった京都新聞杯2022は、アスクワイルドモアが1着。
アスクワイルドモアは、ウマゾーが軸としたブラックブロッサムの対角馬なんですが、ウマゾーがブラックブロッサムを軸とした理由は、1人気だからではなく、中京コース連続1着馬だからです。
結果的には、ブラックブロッサムではなく、対角のアスクワイルドモアに1着を取られてしまいましたが、考えは悪くなかったと思います。
アスクワイルドモアが、きさらぎ賞で4着に入った時に獲得したレーティングは107ポンド。
これは、京都新聞杯2022で2着に入ったヴェローナシチーが、若葉ステークスで獲得したレーティングの103ポンドを凌ぐ数字です。
おそらく、今後もレーティングは大きな要素となってくるでしょう。
京都新聞杯2022で2着に入ったヴェローナシチーは、若駒ステークスの2着馬と3着馬が揃って出走してきた2009年の京都新聞杯からも導き出せる馬です。
2009年京都新聞杯では、若葉ステークス1着馬のベストメンバーが勝っていますが、若葉ステークス2着馬のヴェローナシチーが、京都新聞杯2022で2着になることは想定できます。
本当は、ヴェローナシチーを軸にすべきでしたが、中京コース連続1着馬のブラックブロッサムを上位と判断したのが、失敗でした。
3着に入ったボルドグフーシュは、ブラックブロッサムの同枠馬。
まあ、ブラックブロッサムを中心に考えるのが正解なんでしょうが、捻りが必要だったということでしょう。
新潟大賞典2022の回顧
土曜日に行われた京都新聞杯2022で、岩田望来騎手騎乗のアスクワイルドモアが勝ちました。
岩田望来騎手は、今年、京都牝馬ステークスで初重賞を勝利していた騎手です。
ということは、土曜日開催の京都牝馬ステークスの翌日のフェブラリーステークスと小倉大賞典で、どんな結果になっていたかを考えるべきだと思います。
小倉大賞典は、横山和生騎手騎乗の1人気のアリーヴォが1着、藤岡康太騎手騎乗の3人気のランブリングアレーが2着となっていました。
一方、フェブラリーステークスは、福永祐一騎手騎乗の2人気のカフェファラオが1着、岩田康誠騎手騎乗の5人気のテイエムサウスダンが2着となっていました。
岩田康誠騎手と岩田望来騎手は親子です。
ココが、妙に引っ掛かりました。
しかも、新潟大賞典2022に出走するレッドガランに、岩田康誠騎手が騎乗します。
レッドガランは、賞金増額戦である日刊スポーツ賞中山金杯の1着馬でしたが、トップハンデが嫌われ、7人気となっていました。
2着になったカイザーバローズは、エリザベス女王杯2着馬のステラリアの同枠馬。
エリザベス女王杯2着馬のステラリアが、G3のハンデ戦である新潟大賞典2022で連対する必要はないので、同枠のカイザーバローズが連対するということなんですね。
いやー深いわ!
賞金増額戦の2016年新潟大賞典でも、前走がG1のフェブラリーステークスで最下位になっていたパッションダンスが1着になっていたことから、前走で大阪杯8着敗退馬のステラリアを気にしなければいけなかったということなんでしょう。
3着に入ったヤシャマルは、回避馬がいなければ除外されていた馬でしたが、日経新春杯と同様に3着で留まっています。
2着と3着の差はハナ差でしたが、自分の勉強不足を痛感させられるハナ差でした。
最後に
次の日曜日には、古馬の牝馬G1であるヴィクトリアマイルがあります。
今年のヴィクトリアマイルのポイントの1つが、ステップレースの福島牝馬ステークス1着馬のアナザーリリックが登録すらしていないことでしょう。
ヴィクトリアマイルの主要ステップレースであり、賞金増額戦の福島牝馬ステークス1着馬が不在という出走構成は、意味があるのでしょうね。
ではまた。