ウマゾーです。
いつも、読んでいただいてありがとうございます。
今回は、牡馬3冠の最終章となる菊花賞2021について考えてみたいと思います。
今年の菊花賞は、ダービー馬のシャフリヤール、皐月賞馬のエフフォーリアが不在のうえ、2歳G1馬、NHKマイルカップ1着馬もいないG1馬不在の年です。
また、秋華賞と同じく、京都から阪神に開催場所が変更になっています。
変更点が多く、どこから手をつければいいんでしょうね。
菊花賞2021の出走予定
菊花賞2021の出走予定は24頭。
アサマノイタズラ、ディヴァインラヴ、テーオーロイヤル、ハギノピリナの4頭は追加登録ですね。
現在のところ、テーオーロイヤル、ノースザワールド、ハギノピリナ、マカオンドール、ワイドエンペラー、トーホウバロンの6頭が除外対象となっています。
馬 名 | 性齢 | 斤量 | 想定騎手 | 調教師 | |
1 | アサマノイタズラ | 牡3 | 57.0kg | 田辺 裕信 | 手塚 貴久 |
2 | アリーヴォ | 牡3 | 57.0kg | M.デムーロ | 杉山 晴紀 |
3 | ヴァイスメテオール | 牡3 | 57.0kg | 丸山 元気 | 岩戸 孝樹 |
4 | ヴィクティファルス | 牡3 | 57.0kg | 池添 謙一 | 池添 学 |
5 | ヴェローチェオロ | 牡3 | 57.0kg | 幸 英明 | 須貝 尚介 |
6 | エアサージュ | 牡3 | 57.0kg | 藤岡 佑介 | 池添 学 |
7 | オーソクレース | 牡3 | 57.0kg | C.ルメール | 久保田 貴士 |
8 | グラティアス | 牡3 | 57.0kg | 松山 弘平 | 加藤 征弘 |
9 | シュヴァリエローズ | 牡3 | 57.0kg | 清水 久詞 | |
10 | ステラヴェローチェ | 牡3 | 57.0kg | 吉田 隼人 | 須貝 尚介 |
11 | セファーラジエル | 牡3 | 57.0kg | 鮫島 克駿 | 高柳 大輔 |
12 | タイトルホルダー | 牡3 | 57.0kg | 横山 武史 | 栗田 徹 |
13 | ディヴァインラヴ | 牡3 | 57.0kg | 福永 祐一 | 斉藤 崇史 |
14 | ディープモンスター | 牡3 | 57.0kg | 武 豊 | 池江 泰寿 |
15 | テーオーロイヤル | 牡3 | 57.0kg | 菱田 裕二 | 岡田 稲男 |
16 | トーホウバロン | 牡3 | 57.0kg | 石坂 公一 | |
17 | ノースザワールド | 牡3 | 57.0kg | 和田 竜二 | 大久保 龍志 |
18 | ハギノピリナ | 牝3 | 55.0kg | 藤懸 貴志 | 高野 友和 |
19 | マカオンドール | 牡3 | 57.0kg | 浜中 俊 | 今野 貞一 |
20 | モンテディオ | 牡3 | 57.0kg | 横山 和生 | 四位 洋文 |
21 | レッドジェネシス | 牡3 | 57.0kg | 川田 将雅 | 友道 康夫 |
22 | ロードトゥフェイム | 牡3 | 57.0kg | 丹内 祐次 | 尾形 和幸 |
23 | ワイドエンペラー | 牡3 | 57.0kg | 藤岡 康太 | 藤岡 健一 |
24 | ワールドリバイバル | 牡3 | 57.0kg | 津村 明秀 | 牧田 和弥 |
参考 netkeiba
ダービー馬と皐月賞馬のいない菊花賞からのサイン
グレード制になってから、ダービー馬と皐月賞馬のいない菊花賞は、1990年、1991年、1997年、2004年、2008年、2010年、2013年、2015年、2019年。
ただし、1999年までは京都新聞杯が、菊花賞のトライアルレースとして行われていたので、1990年、1991年、1997年は除きます。
残ったのは、2004年、2008年、2010年、2013年、2015年、2019年ですが、もう少し絞ってみます。
今年の菊花賞には、朝日杯セントライト記念2着馬のソーヴァリアントが出走してきません。
2004年、2008年、2010年、2013年、2015年、2019年の朝日杯セントライト記念(2011年まではラジオ日本賞セントライト記念、2012年と2013年はセントライト記念)2着馬で、菊花賞に出走しなかった年は2010年のみ。
では、2010年の菊花賞の結果を見てみます。
2010年菊花賞(18頭立て)
1着 ビッグウィーク 牡3 57㎏ 3枠6番(逆13番)川田将雅騎手 7人気
前走 神戸新聞杯(阪神2400m・指定・馬齢)5人気3着
前々走 3歳以上1000万下条件戦・玄海特別(小倉2000m)1人気1着
1着同枠 シルクアーネスト 牡3 57㎏ 松山弘平騎手 最下位人気
前走 3歳以上1600万下条件戦・マレーシアカップ(札幌2000m)1人気5着(1着同枠)
前々走 3歳以上1000万下条件戦・STV杯(函館1800m)1人気1着
2着 ローズキングダム 牡3 57㎏ 5枠10番(逆9番)武豊騎手 1人気
前走 神戸新聞杯(阪神2400m・指定・馬齢)2人気1着
前々走 日本ダービー(東京2400m)5人気2着(3着同枠)
2着同枠 シルクオールディー 牡3 57㎏ 四位洋文騎手 8人気
前走 神戸新聞杯(阪神2400m・指定・馬齢)4人気10着(2着対角)
前々走 3歳以上1000万下条件戦・阿寒湖特別(札幌2600m)2人気1着
2010年菊花賞を制したビッグウィークは、日本ダービー終了後に未勝利戦で1着になった後、小倉1800mの3歳以上500万下条件戦の都井岬特別と小倉2000mの3歳以上1000万下条件戦の玄海特別を連勝し、神戸新聞杯で3着に入り、優先出走権を獲得していた馬。
ビッグウィークの同枠のシルクアーネストは、夏の函館開催の条件戦で連勝し、1600万下の条件戦のマレーシアカップで5着に敗れていた最下位人気の馬。
2着に入ったローズキングダムは、朝日杯フューチュリティステークスを勝ったG1馬で、フジテレビ賞スプリングステークス3着で、皐月賞の優先出走権を獲得し、皐月賞に出走して4着、その後、日本ダービ―で2着となり、休養を挟んで、神戸新聞杯で1着となっていた馬。
ローズキングダムの同枠のシルクオールディーは、札幌2600mの3歳以上1000万下条件戦である阿寒湖特別で1着となった後、神戸新聞杯に出走し、2着対角の10着に惨敗していた馬で、シルクアーネストと同じシルクレーシングが馬主。
2010年菊花賞の結果から考えると、神戸新聞杯3着馬、最下位人気の同枠馬、1人気の馬、2頭出しの馬主の馬が気になります。
最後に
京都から阪神に変わった秋華賞は、オークス2着から直行したアカイトリノムスメが1着。
同枠のユーバーレーベンも、オークス1着から、秋華賞のステップレースを挟まず、秋華賞に出走してきた馬でした。
ただし、アカイトリノムスメもユーバーレーベンも開催替わりのレースには出走していない馬です。
また、出馬表が出たら、再検討してみます。