ウマゾーです。
いつも、読んでいただいてありがとうございます。
今回は、サウジアラビアロイヤルカップ2021について考えてみたいと思います。
2014年に重賞化され、2015年に現在のレース名となったサウジアラビアロイヤルカップは、グランアレグリアやステルヴィオといったG1馬を輩出している特別指定交流競走馬齢戦です。
昨年は、9人気のセイウンダイモスが3着に入ってきたため、3連単は3万超えの配当となりましたが、比較的、堅い決着となっていることが多いですね。
今年のサウジアラビアロイヤルカップは、8頭しか登録していないので、堅い決着になっちゃうかも知れませんね。
サウジアラビアロイヤルカップ2021の出走予定
サウジアラビアロイヤルカップ2021の出走予定は、たったの8頭。
出走してくれば、コマンドラインやステルナティーアが人気を集めそうです。
馬 名 | 性齢 | 斤量 | 想定騎手 | 調教師 | |
1 | ウナギノボリ | 牡2 | 55.0kg | 菅原 明良 | 音無 秀孝 |
2 | ガトーフレーズ | 牝2 | 54.0kg | M.デムーロ | 清水 英克 |
3 | ケッツァー | 牡2 | 55.0kg | 柴田 大知 | 高橋 祥泰 |
4 | コマンドライン | 牡2 | 55.0kg | C.ルメール | 国枝 栄 |
5 | スタニングローズ | 牝2 | 54.0kg | 戸崎 圭太 | 高野 友和 |
6 | ステルナティーア | 牝2 | 54.0kg | 福永 祐一 | 岩戸 孝樹 |
7 | フェスティヴボス | 牡2 | 55.0kg | 丸山 元気 | 根本 康広 |
8 | ロードリライアブル | 牡2 | 55.0kg | 横山 武史 | 清水 久詞 |
参考 netkeiba
アスター賞3着馬出走からのサイン
サウジアラビアロイヤルカップ2021に登録しているフェスティヴボスは、中山1600mのオープンレースであるアスター賞の3着馬!
まあ、同じ1600mとはいえ、東京と中山という異なる条件なので、関係ないかも知れませんが、ココから考えてみます。
アスター賞3着馬が、過去にサウジアラビアロイヤルカップに出走したのは、2015年と2017年。
では、2015年と2017年のサウジアラビアロイヤルカップの結果を見てみます。
2015年サウジアラビアロイヤルカップ(12頭立て)
1着 ブレイブスマッシュ 牡2 55㎏ 5枠6番(逆7番)横山典弘騎手 4人気
前走 未勝利戦(札幌1500m)1人気1着
前々走 未勝利戦(新潟1600m)2人気2着
1着同枠 ゴッドカリビアン 牝2 54㎏ 秋山真一郎騎手 9人気
前走 未勝利戦(阪神1600m)5人気1着
前々走 未勝利戦(小倉1800m)5人気4着
2着 イモータル 牡2 55㎏ 8枠12番(逆1番)戸崎圭太騎手 1人気
前走 新馬戦(新潟1800m)1人気1着
2着同枠兼3着 アストラエンブレム 牡2 55㎏ 浜中俊騎手 2人気
前走 未勝利戦(新潟1600m)1人気1着
前々走 新馬戦(中京1600m)1人気2着
6着 シトロン 牝2 54㎏ 6枠10番(逆3番)嘉藤貴行騎手 11人気
前走 500万下条件戦・アスター賞(中山1600m)3人気3着
前々走 新潟2歳ステークス(新潟1600m・特指・馬齢)16人気10着
2015年サウジアラビアロイヤルカップを勝ったブレイブスマッシュは、東京1600mの新馬戦で2着、中京1600mの未勝利戦で2着、新潟1600mの未勝利戦で2着と3戦続けて2着を繰り返し、4戦目の札幌1500mの未勝利戦で1人気1着となり、初勝利を飾った馬。
ブレイブスマッシュの同枠のゴッドカリビアンは、小倉1800mの未勝利戦で4着に終わった後、距離を短縮して臨んだ阪神1600mで初勝利を挙げた牝馬。
2着になったイモータルは、新潟1800mの新馬戦で1人気に支持され1着だった馬。
2着同枠馬で3着だったアストラエンブレムは、中京1600mの新馬戦で2着、新潟1600mの未勝利戦で1着になっていた馬。
アスター賞3着馬のシトロンは6着に終わり、連対馬の筋にもなっていません。
2017年サウジアラビアロイヤルカップ(18頭立て・地方馬出走アリ)
1着 ダノンプレミアム 牡2 55㎏ 1枠2番(逆17番)川田将雅騎手 2人気
前走 新馬戦(阪神1800m)1人気1着
1着同枠 エングローサー 牡2 55㎏ 三浦皇成騎手 13人気
前走 新潟2歳ステークス(新潟1600m・特指・馬齢)11人気4着
前々走 未勝利戦(新潟1600m)2人気1着
2着 ステルヴィオ 牡2 55㎏ 8枠16番(逆3番)ルメール騎手 1人気
前走 コスモス賞(札幌1800m・特指・別定)1人気1着
前々走 新馬戦(東京1600m)2人気1着
2着同枠 ルッジェーロ 牡2 55㎏ 戸崎圭太騎手 7人気
前走 500万下条件戦・アスター賞(中山1600m)2人気3着(2着平行)
前々走 新馬戦(新潟1400m)1人気1着
2着同枠 スワーヴエドワード 牡2 55㎏ 四位洋文騎手 8人気
前走 新馬戦(東京1800m)1人気1着
地方馬が出走していた2017年サウジアラビアロイヤルカップは、阪神1800mの新馬戦を1人気で勝ってきたダノンプレミアムが優勝!
ダノンプレミアムの同枠のエングローサーは、新潟1600mの未勝利戦を勝った後、新潟2歳ステークスで4着に敗れていた馬。
2着になったステルヴィオは、東京1600mの新馬戦とコスモス賞を勝っていた2勝馬。
2着同枠のルッジェーロは、新潟1400mの新馬戦を1人気で勝った後、中山1600mのアスター賞で2着平行の3着だった馬。
同じく、2着同枠のスワーヴエドワードは、東京1800mの新馬戦を1人気で優勝した馬。
2015年と2017年のサウジアラビアロイヤルカップの結果から考えると、1着馬は阪神か東京でデビューしている馬が有力。(新潟や中京などローカルデビューではない)
また、1800mで勝っている馬や1人気で勝利している馬が連対しています。
となると、サウジアラビアロイヤルカップ2021の登録馬では、東京1600mのデビュー戦を勝ってきたコマンドラインが気になります。
最後に
サウジアラビアロイヤルカップ2021に登録している8頭がすべて出走してくれば、2018年以来のことになります。
2018年サウジアラビアロイヤルカップは、東京1600mを1人気で勝ったグランアレグリアが1人気で勝った年ですね。
また、出馬表が出たら、再考してみます。