ウマゾーです。
いつも、読んでいただいてありがとうございます。
先日、コロナワクチンの1回目の接種に行ってきました。
注射を打つ前は、熱が出たらどうしよう、頭痛や吐き気があったら嫌だなと思っていましたが、ちょっと腕が重くなった程度なんですよね。
まあ、1回目だからかも知れませんが、ちょっと複雑…
さて、今回は、関西テレビ放送賞ローズステークス2021について考えてみたいと思います。
関西テレビ放送賞ローズステークス2021の出馬表
22頭の登録があった関西テレビ放送賞ローズステークス2021ですが、マリアエレーナとミヤビハイディが回避し、ディヴィーナ、ハッピーオーサムが除外され、18頭立てとなっています。
現在のところ、1人気はアールドヴィーヴル、2人気はクールキャット、3人気はアンドヴァラナウト、そして、4人気はタガノパッションとなっていますが、人気は、この4頭に集中しています。
枠 | 馬番 | 馬 名 | 性齢 | 斤量 | 騎手 | 調教師 | 馬主 |
1枠 | 1番 | イリマ | 牝3 | 54.0kg | 幸 英明 | 高橋 亮 | 前田 幸治 |
1枠 | 2番 | エンスージアズム | 牝3 | 54.0kg | 岩田 望来 | 安田 翔伍 | 吉田 照哉 |
2枠 | 3番 | アイコンテーラー | 牝3 | 54.0kg | 亀田 温心 | 亀田 温心 | 中西 浩一 |
2枠 | 4番 | スパークル | 牝3 | 54.0kg | 藤岡 佑介 | 中内田 充正 | R.アンダーソン |
3枠 | 5番 | クールキャット | 牝3 | 54.0kg | C.ルメール | 奥村 武 | (有)シルクレーシング |
3枠 | 6番 | メイショウオニユリ | 牝3 | 54.0kg | 池添 謙一 | 池添 兼雄 | 松本 好雄 |
4枠 | 7番 | ストゥーティ | 牝3 | 54.0kg | 吉田 隼人 | 奥村 豊 | (有)キャロットファーム |
4枠 | 8番 | オータムヒロイン | 牝3 | 54.0kg | 古川 吉洋 | 鮫島 一歩 | ゴドルフィン |
5枠 | 9番 | タガノパッション | 牝3 | 54.0kg | 岩田 康誠 | 鮫島 一歩 | 八木 良司 |
5枠 | 10番 | エイシンヒテン | 牝3 | 54.0kg | 松若 風馬 | 渡辺 薫彦 | (株)栄進堂 |
6枠 | 11番 | プリュムドール | 牝3 | 54.0kg | 武 豊 | 奥村 豊 | (株)ノルマンディーサラブレッドレーシング |
6枠 | 12番 | アンドヴァラナウト | 牝3 | 54.0kg | 福永 祐一 | 池添 学 | (有)サンデーレーシング |
7枠 | 13番 | コーディアル | 牝3 | 54.0kg | 鮫島 克駿 | 高野 友和 | (有)キャロットファーム |
7枠 | 14番 | アールドヴィーヴル | 牝3 | 54.0kg | 松山 弘平 | 今野 貞一 | 近藤 英子 |
7枠 | 15番 | オパールムーン | 牝3 | 54.0kg | 横山 典弘 | 昆 貢 | (株)NICKS |
8枠 | 16番 | タガノディアーナ | 牝3 | 54.0kg | 和田 竜二 | 長谷川 浩大 | 八木 良司 |
8枠 | 17番 | オヌール | 牝3 | 54.0kg | 川田 将雅 | 友道 康夫 | (有)社台レースホース |
8枠 | 18番 | レアシャンパーニュ | 牝3 | 54.0kg | 浜中 俊 | 音無 秀孝 | 大塚 亮一 |
1勝馬のアールドヴィーヴルとオパールムーンが同枠配置、ディープインパクト産駒のエンスージアズムとオヌールが対角配置となっていますね。
2018年関西テレビ放送賞ローズステークスからのサイン
関西テレビ放送賞ローズステークス2021の出走馬を見ると、桜花賞の1~3着馬もいなければ、オークスの1~3着馬も不在です。
そして、2歳G1である阪神ジュベナイルフィリーズの1~3着馬もいない出走構成となっています。
2歳G1及び3歳G1の馬券圏内の馬が出走しなかった年を探してみたところ、2018年の関西テレビ放送賞ローズステークスも、今年と同じ出走構成になっていました。
では、2018年関西テレビ放送賞ローズステークスの結果を見てみます。
2018年関西テレビ放送賞ローズステークス(15頭立て)
1着 カンタービレ 牝3 54㎏ 7枠13番(逆3番)ルメール騎手 5人気
前走 オークス(東京2400m・出走取消戦)7人気13着
前々走 フラワーカップ(中山1800m・特指・別定)2人気1着
1着同枠兼4着 ゴージャスランチ 牝3 54㎏ 横山典弘騎手 8人気
前走 3歳500万下条件戦・カーネーションカップ(東京1800m)1人気1着
前々走 スイートピーステークス(東京1800m・指定・馬齢)2人気3着
2着 サラキア 牝3 54㎏ 3枠5番(逆11番)池添謙一騎手 2人気
前走 3歳以上500万下条件戦・青島特別(小倉1700m)1人気1着(レコード)
前々走 白百合ステークス(京都1800m・特指・別定)1人気2着
2着同枠兼3着 ラテュロス 牝3 54㎏ 秋山真一郎騎手 13人気
前走 3歳以上1000万下条件戦・HTB賞(札幌2000m)3人気4着
前々走 3歳以上500万下条件戦・平場(函館2000m)3人気1着
阪神1800mで行われた2018年関西テレビ放送賞ローズステークスは、京都1800mの3歳未勝利戦を勝ち、中山1800mの特別指定交流競走別定戦のフラワーカップで連勝したものの、オークスでは13着に惨敗していたルメール騎手騎乗のカンタービレが1着。
カンタービレは、1800mという距離は2戦2勝で、夏競馬に参加していなかった馬。
カンタービレの同枠だったゴージャスランチは、オークストライアルのスイートピーステークスで3着に敗退し、オークスの優先出走権を獲得できず、次戦で500万下条件戦を勝ち、賞金を上乗せしてきた馬。
2着になったサラキアは、桜花賞の前哨戦のチューリップ賞で4着、オークストライアルのサンケイスポーツ賞フローラステークスで4着に敗れ、牝馬クラシックの優先出走権を獲得できず、京都1800mの特別指定交流競走別定戦の白百合ステークスで2着に連対した後、古馬500万下条件戦でレコード勝ちしてきた馬。
2着同枠で3着馬のラテュロスは、アルテミスステークス3着、阪神ジュベナイルフィリーズ6着の実績がある馬ですが、夏の函館競馬で2勝目を挙げ、札幌の古馬1000万下条件戦で4着に敗れていた馬。
2018年関西テレビ放送賞ローズステークスの結果から考えると、重賞を勝っている馬、桜花賞やオークスの前哨戦で優先出走権を取れなかった馬、古馬1000万下条件戦で負けてきた馬あたりが気になります。
ケフェウスステークスからのサイン
土曜日に中京メインで行われたケフェウスステークスは、2020年に中京2000mの特別指定交流競走ハンデ戦として始まったレースです。
2020年のケフェウスステークスは、友道康夫厩舎で、武豊騎手騎乗のトリコロールブルーが勝っていますが、2021年の2着馬は、友道康夫厩舎で、武豊騎手騎乗のアドマイヤビルゴとなっています。
昨年のケフェウスステークス1着馬と今年のケフェウスステークス2着馬が、調教師と騎手が同じという偶然が起きているということですね。
これを関西テレビ放送賞ローズステークスで考えると、昨年の関西テレビ放送賞ローズステークスの1着馬は中内田充正厩舎の川田将雅騎手騎乗のリアアメリアなので、今年の関西テレビ放送賞ローズステークスで、川田将雅騎手が騎乗するオヌール、中内田充正厩舎のスパークルが浮上しますね。
最後に
今年の紫苑ステークスで優勝したファインルージュは、中山1600mの特別指定交流競走別定戦のフェアリーステークスを勝ち、桜花賞で3着に入り、オークスの優先出走権を得て、オークスで11着(5着同枠・4着対角)に惨敗し、夏季番組に参加していなかった馬。
2着に入ったスルーセブンシーズは、紫苑ステークスと同じ中山2000mの1勝クラスのミモザ賞を勝ち、オークスで9着に終わった後は、夏に休養していた馬でした。
ただし、紫苑ステークスは中山2000mで、ずっと行われているレースで、阪神から2年連続中京開催となった関西テレビ放送賞ローズステークスとは異なります。
そこで、京都から阪神に変更された指定交流競走馬齢戦のKBS京都賞ファンタジーステークス2着馬のオパールムーンの同枠馬であるアールドヴィーヴルを軸に!
アールドヴィーヴルからオヌール、スパークル、クールキャット、タガノパッション、オータムヒロインあたりに軽く流してみます。