ウマゾーです。
いつも、読んでいただいてありがとうございます。
土曜日に行われた富士ステークス2020は、3人気のヴァンドギャルドが勝ちましたね。
軸にしたワーケアは、2着になったラウダシオンのサポート馬として機能しましたが、想定外の馬が1着になってしまい、残念な結果でした。
さて、今回は菊花賞2020について考えてみたいと思います。
菊花賞2020の出馬表
菊花賞2020には29頭が登録しましたが、アイアンバローズ、イロゴトシ、エンデュミオン、コロンドール、サトノゴールド、タイセイモンストル、トウカイデュエル、ヒートオンビート、ラインハイトの9頭が除外となり、アンティシペイトとココロノトウダイが抽選で外れ、18頭立てとなっています。
現在のところ、1人気はコントレイル、2人気はヴェルトライゼンデ、3人気はバビットとなっていますが、コントレイルの一本かぶりといった表現がピッタリですね。
枠 | 馬番 | 馬 名 | 性齢 | 斤量 | 騎手 | 調教師 | 馬主 |
1枠 | 1番 | ディアマンミノル | 牡3 | 57.0kg | 幸 英明 | 本田 優 | 吉岡實 |
1枠 | 2番 | ガロアクリーク | 牡3 | 57.0kg | 川田 将雅 | 上原 博之 | 水上 行雄 |
2枠 | 3番 | コントレイル | 牡3 | 57.0kg | 福永 祐一 | 矢作 芳人 | 前田 晋二 |
2枠 | 4番 | マンオブスピリット | 牡3 | 57.0kg | M.デムーロ | 斉藤 崇史 | ホシノレーシング |
3枠 | 5番 | サトノインプレッサ | 牡3 | 57.0kg | 坂井 瑠星 | 矢作 芳人 | (株)サトミホースカンパニー |
3枠 | 6番 | ヴェルトライゼンデ | 牡3 | 57.0kg | 池添 謙一 | 池江 泰寿 | (有)サンデーレーシング |
4枠 | 7番 | ダノングロワール | 牡3 | 57.0kg | 北村 友一 | 国枝 栄 | (株)ダノックス |
4枠 | 8番 | ディープボンド | 牡3 | 57.0kg | 和田 竜二 | 大久保 龍志 | 前田 晋二 |
5枠 | 9番 | アリストテレス | 牡3 | 57.0kg | C.ルメール | 音無 秀孝 | 近藤 英子 |
5枠 | 10番 | サトノフラッグ | 牡3 | 57.0kg | 戸崎 圭太 | 国枝 栄 | (株)サトミホースカンパニー |
6枠 | 11番 | バビット | 牡3 | 57.0kg | 内田 博幸 | 浜田 多実雄 | 宮田 直也 |
6枠 | 12番 | レクセランス | 牡3 | 57.0kg | 池添 学 | 池添 学 | (有)シルクレーシング |
7枠 | 13番 | ロバートソンキー | 牡3 | 57.0kg | 伊藤 工真 | 林 徹 | 保坂 和孝 |
7枠 | 14番 | ヴァルコス | 牡3 | 57.0kg | 岩田 康誠 | 友道 康夫 | 佐々木 主浩 |
8枠 | 15番 | ブラックホール | 牡3 | 57.0kg | 藤岡 佑介 | 相沢 郁 | 芹澤 精一 |
8枠 | 16番 | ターキッシュパレス | 牡3 | 57.0kg | 富田 暁 | 昆 貢 | ゴドルフィン |
8枠 | 17番 | キメラヴェリテ | 牡3 | 57.0kg | 松若 風馬 | 中竹 和也 | 加藤 誠 |
8枠 | 18番 | ビターエンダー | 牡3 | 57.0kg | 津村 明秀 | 相沢 郁 | (株)ヒダカ・ブリーダーズ・ユニオン |
コントレイルは、京都新聞杯2着馬のマンオブスピリットと同枠になりましたね。
ロックドゥカンブからのサイン
菊花賞2020に出走するバビットは、ラジオNIKKEI賞と朝日杯セントライト記念を連勝している馬です。
2007年菊花賞で1人気となったロックドゥカンブも、バビットと同じラジオNIKKEI賞とラジオ日本賞セントライト記念(2011年まではラジオ日本賞セントライト記念)を連勝している馬ですね。
では、2007年菊花賞を見てみましょう。
2007年菊花賞(18頭立て)
1着 アサクサキングス 牡3 57kg 5枠10番(逆9番)四位洋文騎手 4人気
前走 神戸新聞杯(阪神2400m・指定・馬齢 )5人気2着
前々走 宝塚記念(阪神2200m)11人気15着
3走前 日本ダービー(東京2400m)14人気2着(1着対角)
3勝馬
2着 アルナスライン 牡3 57kg 6枠12番(逆7番)和田竜二騎手 6人気
前走 京都大賞典(京都2400m・指定・別定)6人気3着(1着対角)
前々走 すみれステークス(京都2200m・特指・別定)6人気1着
3勝馬
3着 ロックドゥカンブ マル外 牡3 57kg 2枠4番(逆15番)柴山雄一騎手 1人気
前走 ラジオ日本賞セントライト記念(中山2200m・指定・別定)1人気1着
前々走 ラジオNIKKEI賞(福島1800m・特指・ハンデ)2人気1着
2007年菊花賞は、きさらぎ賞1着、日本ダービー2着馬で、古馬重賞戦の宝塚記念に出走していたアサクサキングスが1着。
2着は、すみれステークスを勝ち、古馬重賞戦の京都大賞典で3着に敗れていたアルナスライン。
2007年菊花賞の結果を見ると、古馬重賞戦に出走していた馬が連対しています。
土曜メインレースからのサイン
土曜メインレースは、東京が富士ステークス、京都が室町ステークス、新潟が新潟牝馬ステークスとなっていました。
富士ステークスはヴァンドギャルドが勝ちましたが、2着となったラウダシオンは、G1のNHKマイルカップ覇者であるとともに、リステッド競走のクロッカスステークスの勝ち馬でもありました。
一方、室町ステークスはレッドルゼルが勝ちましたが、レッドルゼルにはリステッド競走のコーラルステークスの勝利歴があり、新潟牝馬ステークスの勝ち馬のウラヌスチャームにもリステッド競走のメトロポリタンステークスの勝利歴がありました。
菊花賞2020の出走馬で、リステッド競走を勝っている馬はヴェルトライゼンデ、レクセランス、ビターエンダーの3頭。
最後に
日本ダービー終了時点で、牡馬牝馬共に2冠を達成していた2003年は、スティルインラブが牝馬3冠を達成し、2冠を制していたネオユニヴァースが3着に敗れています。
ネオユニヴァースは日本ダービーを勝った後、古馬重賞の宝塚記念で4着、神戸新聞杯で3着となり、菊花賞で1人気になりながら3着という結果に終わっています。
ネオユニヴァースの傷は、3歳G1馬が古馬重賞の宝塚記念に出走したことだと思います。
ただし、コントレイルは古馬重賞に出走していません。
ここが、大きなポイントでしょう。
じゃあ、菊花賞2020で1着かといわれると、そこも微妙なところですね。
そこで、コントレイルからダノングロワール、レクセランス、サトノインプレッサの3点をまず抑えます。
そして、レクセランス(バビット)からサトノインプレッサ、ダノングロワール、ヴェルトライゼンデに軽く流してみます。